拒絶感

 

相談者名
みねこ
こんにちは☆49才の専業主婦です
夫と二人暮らしです嫌だと思うこと 人 物 色に対して 拒絶感が強すぎて困っています
よいと思って買い物をしても 夫に別のほうがよかったのでは と言われると 『失敗した』という思いがこみ上げてきて
足元から這い上がってくるような 焦燥感を感じ
買ってきたものを受け入れるのに難儀します

気に入って買ったはずの服も ちょっとした色のことで失敗したと思い嫌な気持ちになります

以前夫の友達にすすめられた家の工事の失敗についても その時は承諾していたのに 今になってすごく嫌な思いがしています
そんなことを感じる自分も嫌です

症状がきつくなりはじめたのは 去年の2月くらいからで
その時は 目の不調もあり(病院では問題なしでした)眼鏡を変えたりしましたが気分が悪く パソコンもできませんでした

その前の年の暮れに 夫の両親の引越しがあったのですが
その日の帰りに 私の一言でちょっとした行き違いがあり 結婚して始めて夫が声をあらげ その後の話し合いも拒否されたといういきさつがありました

今思えば そのことがきっかけになったような気がしていますが
『たね』は私の中にあったのだと思います

思いつくのは 亡くなった父のことですが
子供の頃から 進学などの節目節目で ことごとく反対をされて諦めてを繰り返していました

とあるワークショップで私は『ごめんなさい』と言うのがとても苦手だというのに気づきました
反抗的ですね

ところで 義母や実母が嫌いで ぐるぐる考え込んでしまうほどだったのですが
自分が辛くなればなるほど 彼女達のことが薄くなるというか それほど嫌いではなくなってきています
不思議です

以前はこれがメインの問題だったのですが 今の問題は母達問題以上に苦しくなってます

母達と私はたぶん似ていると思い ああなりたくないと思いながらどんどん似てきてしまっています

思いつくままに書きましたが
私は考え方を変えて 楽になりたいと思います
このままでは 夫にも迷惑をかけてしまいます
アドバイスよろしくお願いします

カウンセラー
原裕輝
みねこさんへ

こんにちは、原です。
ご相談ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。

拒絶感や、失敗感を感じることが多いと、心が晴れない時間も多くなりますね。
嫌な気持ちですごすことも多いのかと思います。しんどいですね。

お父様のことを書いていただきましたが、おっしゃるようにお父様とのことが、『たね』
になっていると思います。

反対されることが多かったとのことで、
時には、自分の考え方を否定されている感じを受けたこともあったと思いますし、自分の
考え、行動に対して失敗感を感じたこともあったと思います。

子供の頃は特に親の影響というものは大きいですね。
親が認めてくれず、反対されるということで、否定感、失敗感、拒絶感を感じることがい
っぱいあったんじゃないかと思います。
そのことで、心が傷ついたことが、いっぱいあったんじゃないかと思います。

そういった心の傷が残っていると、
自分の考えや行動に対して自信をもてなくなり人の言葉の影響を受けやすくなるんですね。
すると「私は私の考えで選んだからいいじゃない」と自信を持って思えず、否定感、失敗
感、拒絶感が湧いてくるんですね。

いっぱい傷ついたんじゃないかと思います。
そして、その傷の影響で、今も傷つくことがいっぱいでてるんだと思います。
つらいと思います。

「ごめんなさい」と言うのが苦手なのも、これ以上、自分が間違っているとか、失敗した
とかを感じるのが嫌なのかもしれません。それくらい傷ついたんだと思います。

お父さんの関係で作った痛みを解放してあげることで、否定感、失敗感、拒絶感が湧いて
くることを無くしていけます。

今、この問題が特に強く出てきているというのは、この問題を乗り越える時期に来たから
だと思うんです。
お父様との関係でできた痛みを自分自身で受け止めてあげることや、誰かに受け止めても
らうことを、いっぱいされるといいと思うんです。

そうやって痛みを癒していくことで、変わっていけると思いますし、楽になっていけると
思います。

変わっていかれること、楽になっていかれることを応援しています。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。