元彼が忘れられない

なかなか辛い、そして、後に引きそうな失恋ですよね。
突然、理由も分からず振られてしまうと、「なぜ？なにがいけなかったの？」と疑問ばかりが渦巻くようになっ
て、気持ちに整理がつかなくなるんですよね。

そうすると、好きなのはもちろん、頭の中にいっぱいある「？マーク」のお陰で、余計に彼のことを考えるよう
になってしまって、かえって忘れられなくなってしまうんです。

しかし、それにしても忙しい彼でしたね。付き合っている間にも寂しくなりますよね。
付き合ってるのかどうか自信がなくなったり、彼を待ってることに不安になったりしませんでしたか？
それが「付き合っていけるかどうか自信がない」という言葉になったんだろうと思います。
あんまり自分を責めないでくださいね。
一生懸命、恋をしていれば、そういう気持ちに必ずなるものですからね。

さて、男性心理の面からちょっとフォローをさせていただきましょうか。
彼は部活とバイトの生活が中心で、ゆみさんの方にはあまり気を回せなかったみたいですね。
それを彼は申し訳ないと感じていたのかもしれません。
「ゆみを放っておいて、寂しくさせて申し訳ない」という風に。
そうすると、その罪悪感のような気持ちがだんだん重たくなってきてしまいます。
すると、別れたほうがいいんじゃないか、と思ってしまったりするんです。

でも、その気持ちをきちんと言葉で伝えられる人（男性）って少ないんですよね。
罪悪感も感じたくないですから、「メールを返すの、しんどいなあ、めんどくさいなあ」としか、自覚しなくな
るでしょう。

それが別れを決めさせる要因になったのかもしれません。
辛いことだけど、ゆみさんが何かをしたから、という理由はそんなにないような気がします。

また、別れないで続けていこう、と決めたことですが、彼もそのように思っていたのかは疑問なんですよね。
男性はよく感情を「切る」ということをよくします。
「もう別れる」と決めたときに、たぶん「これでもうしんどい思いをしなくていい」と彼は思ったはずです。
そうすると、ゆみさんに対する愛情も「感じないように」切ってしまうんです。
だから、メールに返事をしなくなるし、興味を持たないようにしたりもします。

そして、男性はふつう感情と向き合うのは苦手です。
だから、ケンカでも別れ話でも、その場を取り繕うとしてしまうことがあるんです。

彼は「別れる」と決めていたのに、その場で辛そうなゆみさんの顔をみたり、一生懸命続けて行きたいと訴える
ゆみさんを見たら、彼は別れを貫けなくなってしまったのかもしれません。それは罪悪感。

で、その場を何とかまとめるために「じゃあ、続けていこう」という風になったかと思うんです。
その時、彼は希望に満ちた顔は決してしてなかったように思うのですが、いかがだったでしょう？

もちろん、全てが正解ではないと思いますが、彼の心理はそんな感じかなあ、と思うのです。

で、前向きに無理やりなるのはしんどいです。
傷を引きずったまま進むのは後々恋に恐怖を覚えるようになってしまいます。

だから、辛いなあ、痛いなあ、と感じていてくださいね。
友だちやカウンセラーに話を聞いてもらった下さい。
たくさん泣きました？まだ心が痛いのならば、まだまだ泣き足りないのかもしれません。

ただ、最後にもう一つ。
恋愛って「パターン化」しやすいんです。（簡単に言えば「癖」ですね）
次にまた「忙しくてあまり会えない人」と付き合ってしまう可能性もあるなあ、と思うんです。
今までの恋、また、お父さんや家族との関係をちょっと見つめなおしてみることも今後に役立ちます。

そして、宿題というか、やってみて欲しいこと。
彼への手紙を書いてくださいね。何度書いてもいいです。
でも、彼に渡すものではありません。
気持ちを整理するために、特に、感謝の手紙を書いてみてください。
感情が解放されていくので、少しずつ、辛い気持ちが和らいでいくと思います。

では参考になりましたら幸いです。
ありがとうございました。