彼を失ったこと

でも、気づかないうちに彼の中では私に対する不信感が自分でも抑えきれないほどに膨らんでしまっていたのでしょう。
「もう会いたくない」「もう別れる」と何を言っても変わらない決意をしたようです。
私にはどうにも出来ないので、「わかった」と受け入れました。
私はカウンセリングに近い仕事をしていますが、カウンセラーではないので、わがままも言うし、彼を傷つけてしまった事もたくさんあると思います。
私自身、愛する人には全てを受け入れてほしいし、全てを受け入れたいと思います。
今でも彼を受け入れたいという気持ちは変わりません。
だから「別れる」という言葉も受け入れました。
もし「もう一度」となっても受け入れると思いますが。
今は割り切ったつもりでいます。
次の恋愛も探すつもりでいます。
でも、やっぱり寂しくなります。
寝る前に考えてしまいます。
割り切っているつもりでも、やっぱり彼を好きなんです。
考え方のヒントをください。お願いします。

彼の口から聞かされた「別れよう」の言葉は、ななさんにとって、とても辛い
ものであったと思います。
その辛い思いを持ちながら彼の思いを受け入れるのは大変なことですよね。

”彼の「別れる」という言葉も受け入れた”
”もし「もう一度」となっても受け入れる準備ができている”
”今は割り切ったつもりでいる”
”次の恋愛も探すつもりでいる”

…にもかかわらず、出てくるこの　”寂しさ”　”好きな気持ち”…

今、ななさんが辛いのは、この”感情”を持っていることが辛いんだと思います。

そして、

”彼の言葉を受け入れたんだから、求めちゃいけない”
”割り切ったんだから、気にしちゃいけない”
”次の恋愛を探すんだから、彼を好きでいちゃいけない”
”寂しくなっちゃいけない”

というように、思いや感情を持つ事を禁止しているところがあるのかもしれません。
特にお仕事柄、禁止しているものが多かったり禁止せざるを得ない状況というのが
あるのかもしれません。

このたくさんの「してはいけないこと」と「しなくちゃいけないこと」が
ななさんを縛ってしまっているような感じがします。

ななさんがカウンセラーであってもカウンセラーでなくても、ななさんは、
どんな思いや感情を持ってもいいんですよ(^-^)

”まだ彼の事が好きで彼の言葉を受け入れたくないんだよ～！”
”寂しいよ～！別れたくなかったよ～！”

と、心が感じている事をそのまま認めたり受け入れることができると、
それが自分のものとして感じる事ができます。
そして、感じた分だけ感情は解放されていきます。

ななさんは彼だけのカウンセラーになろうと思って努力してこられましたよね。
その経験と能力を活かして、是非取り組んでみていただきたいと思うのは、
今度は、ななさんがななさん専属のカウンセラーになってみるということです。

ななさんは、ななさんの傷ついた心をどうケアしてサポートしてあげますか？
ななさん専属のカウンセラーとして、ななさんが彼を求める気持ちや好きな気持ち、
寂しさなどを持つ事や感じる事を許可してあげるサポートができそうですか？

もし、自分一人で扱うのが難しければ、私達カウンセラーを使ってください。
ななさんがひとりで頑張らなくてもいいように、私達がいるんですよ(^-^)

ご相談ありがとうございました。