相談者名 | ブルー |
初めまして。 他人は、本当に思ったことは言ってくれないですよね? 私のことを心の底から大事だと思ってくれる人はいません。親も小さい時に離婚しましたし、いじめにもあいました。 | |
カウンセラー | 小倉健太郎 |
ブルーさん、はじめまして。 担当をさせて頂きます、小倉健太郎と申します。一般的には、悪口や、批判を恐れる人が多いと思うのですが、ブルーさんは、むしろ、自分の悪いところ、ダメなところを受け入れようとされているようであり、それは、とれも素晴らしい事だと思いました。 そんな風に思えるブルーさんは、とても心が強いし、きっと、「悪いところは何でも改善しよう。」という努力家でもかるかと思うのです。 でも、そんなにもやる気があり、意欲があるブルーさんを、周りの人はまるで信用していないかのように、上っ面のお世辞や、調子のいい事ばかりしか言ってくれないのですね? 両親も、小さい頃に離婚されたと書かれていますし、ブルーさんは、つながりを求めているのかもしれません。 そして、そんな風に思えるようになったのは、どうしてでしょうか? ところで、ブルーさんは、ひとつ気が付いていません。 「は?」 と思うかもしれません。 「素晴らしい事を、素晴らしいと思うのが、何故、素晴らしいのか?」 「私は、そんな関係を持っていないのですよ。だから私は素晴らしくないのです。」 なんて思うかもしれません。 けれども、ちょっと考えて欲しいのですが、何かを素晴らしいと思う為には、反対の欠乏状態を感じないと、それが素晴らしいとすら思えないという事は、わかりますか? 私達は、何故か不思議な事に、どんなに素晴らしいものを持っていても、反対に「それが無くて困った!」という経験をしないと、反対の「それがある事が素晴らしい。」という気持ちは感じられません。 ブルーさんが感じている、「本当の事を言いあえる関係は素晴らしい。」と思っている気持ち。 そして、十分に感じたら、次は、「それを手にしたいと望む事。」が大切です。 ブルーさんは、小さい頃から、孤独を感じてきたんですよね。 それは、いよいよ、ブルーさんが、孤独から抜け出して、本当の繋がりを手に入れる、いいタイミングだからではないでしょうか? どうか、もっとわがままになって下さい。 「自分は、なんでも言いあえる関係が欲しい!」と心から望んで下さい。 そして、それが実際に手に入るまで、あきらめないで下さいね。 「そんな事をして、ウザい面倒な人間だと思う人がいるのでは?」って? そんな事いいじゃないですね。 ブルーさんは、こんな風に背中を押してくれる人を求めていたのではないですか? 今日からは、ブルーさんにとって、本当に欲しいものを手に入れる為に、躊躇せず進んでいく日々になります。 とてもいい相談をありがとうございました。 小倉健太郎 |