生理的に合わないと言われた

> 私は結婚して4年、29才、子供はいません。主人との体の関係がもう3年ありません。

３年というと長いですね・・・。
その間、ミチコさんやご主人は別々に性欲を処理されてきたのでしょうか？
随分と我慢してこられたなあ、と思います。

> セックスレスとなってからこの３年間、何度か主人になぜしないのか聞くと、「なんかしたい気分になれない」と言われていました。

男性が口にする「なんかしたい気分になれない」は要チェックと思ってみてください。
多くは本音が言いにくいってことを隠すために言葉にすることが多いみたいです。
例えば「性的な魅力をお前に感じない」とか「お前に不満があってもうセックスしたい気持ちにはなれない」とか「普段のお前の態度が気に入らない」とか、そんな怒りや不満を隠している場合が多いようです。

例えば、あるカップルは奥さんの方が常にリードしたり、ご主人を叱責する機会が多くて、精神的にご主人が萎縮してしまっていました。だから、男性性器も萎縮してしまってたんですね。
また、別のカップルはご主人との関係がいつしか母子の関係のようになってしまったことが原因でした。おかあちゃんとセックスしたいって思う息子ってあんまりいませんから、これもセックスレスの原因になります。
それから、結婚当初は自分の方が積極的でなくて、拒絶ばかりしていたところ、だんだんご主人が求めてくれなくなり、やがてセックスレスになったケースもあります。

セックスレスに陥る原因って他にも山ほどあるんですが、ご主人や自分がお互いの心に不満を貯めてしまっていることが多いみたいです。
そんな観点から夫婦関係を見直してみてくださいね。

> 色々話し合ううち、私のことは決して嫌いではないけれど、子供を望んでいる私の希望はかなえてあげられない。自分も性欲はあるし子供は欲しいのだけど、私とは子作り目的だけだとしても、セックスはできないという事でした。

それは何かご主人の間に強い拒絶感があるみたいですよね。
何がそんなになってしまったんでしょうか？
セックスだけでなく、お付き合いしている頃からの二人の関係を見直してみましょう。
きっとそこに自分では当たり前すぎて気付かないけど、彼にとっては傷ついたり、怖くなってしまった原因、みたいなものがあると思います。

そして、そういったものが見つかったとしたら、それを改善していくべく、ミチコさん自身が自分の心と向き合っていくことをオススメしたいですね。

> 主人も性的なものを除いては離婚するほど大きな原因がないらしいのです。がこのまま一生セックスレスで、お互いに子供が欲しいと思っているのにつくらない生活を続けるのは無理ではないかと言われています。

そうですね。
今は二人の関係を見直していく時期だと思いますよ。
もちろん、離婚という手も一つありますが、他のことには問題ないのでしたら、もったいないことですよね。
たかがセックス、されどセックスですから、一度ミチコさんなりに、これを乗り越えるチャレンジをされることがよいでしょう。（こうして相談コーナーに書き込んでいただくこともビックチャレンジだったと思いますよ）

夫婦間の問題ってセックスレスに限らず、お互い様的なところがあるんですね。
彼ばかりが悪いわけではなく、自分にも悪いところが合って、それが衝突して問題を起こしていることが多いんです。
でも、それは離婚するためにあるわけではなくて、お互いの絆をより深めるためにあるもので、これを超えていかれると今まで以上にステキな夫婦生活を送れるようになります。
特にセックスレスの問題を乗り越えると、その後は今では信じられないくらい充実したセックスライフが待っているものです。
その日を楽しみにして、向き合っていきましょうね。

僕たちもセックスレスやその他の問題を二人で抱えたことがありました。
でも、それを乗り越えるたびに今まで以上にいい関係を築くことが出来たんです。
だから、まだまだこれから先色んな問題があるけれど、きっと「これは二人の関係をよりよくするためのものなんだ」って思えるでしょう。

> 私は主人が好きだし決して生理的に合わないなんて思っていないので、離婚したくはないと思う反面、生理的に合わないと思われた状態で一生を生きるのは苦痛にも思え、離婚するべきかどうかすごく悩んでいます。

「生理的に合わない」というのは絶望的な表現のようですが、多くはやっぱり「これは言ってはいけないと思う不満がある」ケースが一番多いんですね。
つまりは「言っても仕方ない、性格なんだから」とか「理解できない」と諦めてしまった問題に対して「生理的に合わない」という表現を使うと思うんですね。
ですから、僕はこの点でも解決可能だと思ってるんです。
もちろん、今日明日になんとかできるものというよりも、しばらく時間をかけてじっくりと向き合っていくものですから、焦りは禁物です。
希望は捨てないで下さいね。必ず手に入れることができますからね。

もし僕に協力できることがあれば、また機会を改めてご相談ください。
この問題を乗り越えられるよう、僕も応援しています。

ありがとうございました。