彼を手放すには・・・。

 

相談者名
むらさき
「むらさき」と申します。41歳。未婚です。
お付き合いして8か月の彼(38歳・未婚)がいます。
私と彼とは職種は違うけれど,互いの仕事の良きアドバイザー。彼が中心になっているサークルに私も所属し(お付き合いする前に彼に誘われました)その活動でも助け合っています。
仕事のこと,プライベートなことを電話で2時間以上話し込むこともしばしば。SEXは1か月に1度あるかないか。このときもよく会話をします。相性は大変いいと互いに感じています。最近,「結婚してもいいと思っている相手(もう何年もお付き合いをしているようです。)がいる。」と告げられました。「僕にとって究極の女性だ。」とも。彼が精神的に不安定なときにずっと見守っていてくれた方のようです。この女性ともSEXはあるようです。大変衝撃を受けましたが,彼との今の関係がとてもいいので別れることは想像もつきません。
一方,彼は「この状況に納得いかないかもしれないが,僕を踏みつけて去っていくようなことはしないで欲しい。」と言います。ただ今後のことは曖昧ですし,その相手の方のことは何も教えてくれません。「彼女にも守らなければならないものがあるから」と。(意味不明ですが)私が「もっと抱き締めて欲しいし,私だけ見て欲しい。」と言うと,
「君のことはかわいいと思っている。しかし,そうやって求めてばかりいたり嫉妬したりするのは愛じゃない。君は今までも愛されることしか考えてこなかった。」と言います。
彼は,どうしたら愛されるかではなく,「愛すること」が大事だと言います。私が今の苦境から抜け出すにはそうすることが大切だと。
「君がもっといい女になるために僕も力になる。現実を見つめ,自分の心をもっと見つめること。そうすれば,光が見えてくる。」と言います。彼にお付き合いしている女性がいることがわかってからの方が,寧ろ二人の関係が近くなったように私には感じられます。私のために時間を割いてくれることも多くなりました。私の弱気だったり不満をぶつけたりしたメールに対して叱咤激励をしてくれたり誠意を示してくれたりもします。私が強くなるように,時には突き放すような厳しい言葉も。
というのも私は今,彼の弟子のような立場だからです。これは彼からの提案でした。私は対等な関係でなくなるようであまり気が進まなかったのですが,この際,彼の言うとおりにしてみよう,自分が変われるのならと提案をのみました。といっても特別二人の付き合い方が変化したわけではありませんが。

先日サークルの仲間と飲みに行ったとき,彼の結婚が話題となり,彼は相手はいないと言いながらも「今年中に結婚したい。」と言うことを語っていました。
このことが辛く,彼に「私はあなたが結婚したらそばにいられなくなるでしょう。でも今はまだ心の準備ができていません。」というメールを送ったら,
それを「まだまだ甘くお遊び心の駆け引きチック」だと相手にしてくれませんでした。

私はこの際,「愛すること」に心を傾け,彼のいうところのいい女になり,安寧を手に入れたいと思います。でも本当にそんな風になれるのかどうか自信はないし,それで本当に私に光が見えるのかどうか半信半疑です。当事者である彼が私のアドバイザー的役割を果たしているというのもどこか不自然だし。

最終目標は私が彼に執着しないで手放すところなのかなと思っていますが,そうなることに寂しさもあります。このままでは「手放す」ための「目標設定」もできそうにありません。私のどこに課題があるのか教えてください。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
むらさきさん、こんにちわ。根本です。
大変お待たせしまして申し訳ありません。前向きで一生懸命な方ですね。
ただ、恋愛に対しては臆病で、依存的になってしまうところがあるみたいです。今は彼との距離が少しでも空いてしまわないように不安でいっぱいのようにも
感じられます。そこで彼好みの女になろうとされてるような気がします。
そうして、自分を抑えているところもどこかにあるのかな・・・。
精神的にも不安定になってしまうときだってあるかもしれませんね。> 一方,彼は「この状況に納得いかないかもしれないが,僕を踏みつけて去っていくようなことはしないで欲しい。」と言います。ただ今後のことは曖昧ですし,その相手の方のことは何も教えてくれません。「彼女にも守らなければならないものがあるから」と。(意味不明ですが)彼は何を言いたかったんでしょうね・・・。

彼はとても自立的で、自分の考えで進んでらっしゃる方のようです。
岩のような感じもするかもしれませんね。
そのためか、なんでも自分の思う通りにむらさきさんをコントロールしようとしている
部分もあるような気がしました。

もちろん、彼が言っていることですばらしいことはたくさんあると思いますし、
彼から学ぶべきところもたくさんあるでしょう。
でも、それを鵜呑みにするとむらさきさんは自分が自分でなくなってしまうように
思うのです。

ただ、むらさきさんにとっては、自分が愛されるはずがないような「無価値感」と
呼ばれる感情をずっと持ってらっしゃるような感じですね。
女としての自分にあまり自信がないような感じもしますね。

> 「君のことはかわいいと思っている。しかし,そうやって求めてばかりいたり嫉妬したりするのは愛じゃない。君は今までも愛されることしか考えてこなかった。」と言います。
> 彼は,どうしたら愛されるかではなく,「愛すること」が大事だと言います。私が今の苦境から抜け出すにはそうすることが大切だと。
> 「君がもっといい女になるために僕も力になる。現実を見つめ,自分の心をもっと見つめること。そうすれば,光が見えてくる。」と言います。

このような考えは謙虚に学びたいところですね。

でも、愛について、心について、彼は心理学者か瞑想家のようですね。

> というのも私は今,彼の弟子のような立場だからです。これは彼からの提案でした。私は対等な関係でなくなるようであまり気が進まなかったのですが,この際,彼の言うとおりにしてみよう,自分が変われるのならと提案をのみました。といっても特別二人の付き合い方が変化したわけではありませんが。

むらさきさんにとって「変わる目的」ってなんでしょうか?
もっと魅力的な女になって、何を手に入れたいのでしょうか?

先ほども申しましたように彼の考え方から学ぶ点は多くあると思います。
だから、彼を精神的な師匠にするのも素敵なことですし、大きな成長が期待できます。
でも、むらさきさんも不自然とおっしゃっているように、彼との恋愛とこの師弟関係は
なかなか両立し得ないと思うんです。
だって、恋愛って対等じゃないと幸せを感じられないですもの。

ビジネス上や習い事などの師弟関係と恋愛とはまた違いますものね。

> 私はこの際,「愛すること」に心を傾け,彼のいうところのいい女になり,安寧を手に入れたいと思います。でも本当にそんな風になれるのかどうか自信はないし,それで本当に私に光が見えるのかどうか半信半疑です。当事者である彼が私のアドバイザー的役割を果たしているというのもどこか不自然だし。

彼のことはちょっと横において、むらさきさんは正直、どんな女性になりたいのでしょうか?

> 最終目標は私が彼に執着しないで手放すところなのかなと思っていますが,そうなることに寂しさもあります。このままでは「手放す」ための「目標設定」もできそうにありません。私のどこに課題があるのか教えてください。

ここまでもむらさきさんにとっては厳しい言葉を投げかけて来たかもしれませんが、
今むらさきさんに与えられてる課題というのは「自分がどうなりたいのか?」という
まさしく目標設定そのものだと思います。
どんな女性になりたいのか?
どんな生き方がしたいのか?
それは誰かのために、というよりも、むらさきさん自身の幸せが前提です。
だって、むらさきさんの人生ですものね。

この目標設定というのも、むらさきさんが「それええなあ・・・」とか「わくわくする」
ものじゃなかったら「目標に向かって頑張ろう」ってなりませんよね。
「見捨てられる怖れ」「嫌われる不安」から頑張ったところで、そこで手に入れられるものは
本当に少なくなってしまいます。

むらさきさんにとっては、彼の意見を参考にしながら、手放しながら、より魅力的な女性へと
離陸していくときのような気がします。

それではお返事お待ちしています。

相談者名
むらさき
むらさきです。<今回も長文ですみません>根本さん,温かくご丁寧なお返事ありがとうございます。

> 前向きで一生懸命な方ですね。
> ただ、恋愛に対しては臆病で、依存的になってしまうところがあるみたいです。

20代の頃,恋愛で深手を負ったことが影響しているかもしれません。その後,思いを寄せた二人の既婚者がいますが(たまたま既婚者ということです),その人たちの胸に飛び込んでしまったら傷つくのは自分だと思い, お酒を飲んだり,仕事の相談をしたりする程度の良きボーイフレンドに留めています。今も私の良き理解者であり,彼らの存在で,ある程度満足し,今後恋愛はしないものだと思っていました。でもいつもぼんやりした淋しさが心の隅に陣取っていました。

そして,彼との出逢い。
私にも欲が出てしまいました。傍に居てくれる人が見つかった,喜びや痛みを分かち合ってくれる人ができた・・・。
付き合いを始めた頃,彼にずばり私の心の内を指摘されました。「淋しさを埋めるために恋愛するならしない方がいい。」

せっかく私に目を向けてくれる人を見つけたんだから,何とかしがみつこう,ずっとこっちを向いてもらえるように努力しよう。そんなことばかり考えていました。

> 今は彼との距離が少しでも空いてしまわないように不安でいっぱいのようにも
> 感じられます。そこで彼好みの女になろうとされてるような気がします。
> そうして、自分を抑えているところもどこかにあるのかな・・・。
> 精神的にも不安定になってしまうときだってあるかもしれませんね。

彼にお付き合いをしている人がいると知り,気も狂わんばかりでした。なぜもっと早く教えてくれなかったのかと憤りも覚えました。今もいつ捨てられるのだろうと不安でしかたがありません。ただただ彼を失いたくないという思いが全身を支配しています。どうしたら彼を引き留めておけるのだろう,常にそればかりに知恵を絞っているような状態です。

>>一方,彼は「この状況に納得いかないかもしれないが,僕を踏みつけて去っていくようなことはしないで欲しい。」と言います。

来年,彼は仕事で大きなプロジェクトを抱えており,以前にも経験しているのですが,精神的なプレッシャーは相当なものになることが予想されます。過去の話から察すると,その都度,支えになってくれた人が必ずいたようですし,私にプロジェクトに対する不安を訴えるところから,今回は私にその役回りが来ているのかなと勝手に思っています。

> 彼はとても自立的で、自分の考えで進んでらっしゃる方のようです。
> 岩のような感じもするかもしれませんね。
> そのためか、なんでも自分の思う通りにむらさきさんをコントロールしようとしている
> 部分もあるような気がしました。

コントロールしようとしている・・・思ってもみませんでした。
確かに自分をしっかり持っている人です。仕事において,人間関係において,自分にも他人にも厳しい人です。彼なりに恋愛に対する価値観があって,私の感情表現や彼への接し方に対して手厳しい助言をくれます。

> 彼から学ぶべきところもたくさんあるでしょう。
> でも、それを鵜呑みにするとむらさきさんは自分が自分でなくなってしまうように
> 思うのです。

私が彼の<精神的な面で>弟子になった時点で,まず「我を無にする」(ちょっと大げさですけど)ことが必要かと思い,何の疑いももたず,彼の言っていることのすべてを受け入れるように努めてきました。
それにしても,彼の一言一言どれもが金言に感じられてしまいます。これも彼好みの女性になって,彼を自分のところに留めておこうという気持ちからなのでしょうか。
自分に自信がないということもあるかもしれません。これまで仕事で,ある程度の実績を残し,周りからちやほやされてきた私ですが,歯に衣着せぬ言葉を放り投げてくる彼にプライドを打ち砕かれました。でも私を掛け値なしに見てくれることをうれしくも思い,謙虚に受け止めたいと思ったのです。
ただ,自分の中心軸を見失いそうになっていたかもしれません。根本さんのおっしゃるとおり,自分が自分でなくならないように努めますね。

> ただ、むらさきさんにとっては、自分が愛されるはずがないような「無価値感」と
> 呼ばれる感情をずっと持ってらっしゃるような感じですね。
> 女としての自分にあまり自信がないような感じもしますね。

大切にしてはくれるけれど,私は本命じゃないし,師匠としての愛情からであって,私を心底愛してくれているのではないのかも。そんな惨めさをいつも抱いています。こんなところに「無価値感」があるのでしょうか。

>>「君がもっといい女になるために僕も力になる。現実を見つめ,自分の心をもっと見つめること。そうすれば,光が見えてくる。」と言います。
> このような考えは謙虚に学びたいところですね。
> でも、愛について、心について、彼は心理学者か瞑想家のようですね。

そうです。彼はある思想家の教えを追求していて,自身がよく瞑想もします。ここに彼の基盤があり,恋愛観,人生観もここから来ているようです。

> 先ほども申しましたように彼の考え方から学ぶ点は多くあると思います。
> だから、彼を精神的な師匠にするのも素敵なことですし、大きな成長が期待できます。
> でも、むらさきさんも不自然とおっしゃっているように、彼との恋愛とこの師弟関係は
> なかなか両立し得ないと思うんです。

「師匠と弟子という形でも彼とつながっていたい」・・・とにかく彼を失いたくない一心なのです。そこに自分の問題がありますね。彼をずっと師匠として慕っていけるようになれば問題はないのでしょうがそれは難しそうです。

> むらさきさんにとって「変わる目的」ってなんでしょうか?
> もっと魅力的な女になって、何を手に入れたいのでしょうか?
> 彼のことはちょっと横において、むらさきさんは正直、どんな女性になりたいのでしょうか?

ポジティブにとらえると,自分には何も残らなかったということにはなりたくない,彼なしで生きていける自分を創っていかないといけない。今の恋愛から学べることは学び,懸命に自分を磨きたい,そんなところでしょうか。でも根本さん,その目的が今ひとつはっきりしないのです。モチベーションが高まらないのです。

いずれ私は彼の結婚を受け入れなければいけないわけです。彼の幸せを心から願える自分になればすんなりと彼から離れることができると思います。
でもそれってとても難しいことですよね。彼が他の人と愛を育むことをどうして私が応援できるでしょう。そのときが来ればそうせざるを得ないのでしょうが,彼を失ったときのことを想像すると,ぼろぼろになった自分の姿しか浮かんできません。
そこで,来るべきことが来たときに,それに耐えうる人間になっていたいと思うのです。少しでも痛みを感じたくない,その気持ちが最も強いのです。でも痛みを伴わないなんてことはあり得ないですよね。

> 今むらさきさんに与えられてる課題というのは「自分がどうなりたいのか?」という
> まさしく目標設定そのものだと思います。
> むらさきさんにとっては、彼の意見を参考にしながら、手放しながら、より魅力的な女性へと
> 離陸していくときのような気がします。

正直言ってまだ「手放す」決心がついていません。
先のことは不安で恐怖にかられるけど,今がいいからいいやって,つい刹那的になってしまいます。もっと現実的に考えないといけないのに・・・。いっそ,彼に足蹴にされ捨てられる方があきらめがつくかもしれないとも思ってしまいます。
だからでしょうか。目標が見えないのです。未だきっかけがつかめないでいます。

私の幸せって何だろうと考えました。魅力的な女性になったら幸せになれるのだろうか。私は現在,両親と,離婚をして戻ってきた叔父と暮らしています。この3人を私が面倒を見て行かねばなりません。この状況から結婚には前向きになれません。

もちろん人間として前向きに生きていきたいです。ささやかな私の願いです。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
根本です。むらさきさん、こんにちわ。むらさきさんにとっては、今、とても大切な時期のようですね。
今回のお話を読ませて頂いて、その思いを強めました。> 20代の頃,恋愛で深手を負ったことが影響しているかもしれません。その後,思いを寄せた二人の既婚者がいますが(たまたま既婚者ということです),その人たちの胸に飛び込んでしまったら傷つくのは自分だと思い, お酒を飲んだり,仕事の相談をしたりする程度の良きボーイフレンドに留めています。その選択は間違っていた無かったと思いますよ。
でも、同時にものすごく「我慢・抑圧」を繰り返されたんじゃないかな?って思います。
ちょっと想像してみて下さい。どれくらいの力でその気持ち、飛びこんでしまいたい気持ちを抑えつけてきたかな?と。
もし、それがクセのようになってしまってる、と思ったらどんな気分がしますか?

人を好きになる気持ちは純粋です。
でも、その気持ちを抑えれば抑えるほど「欲」というものに姿を変えていきます。
そうすると誰かを愛するというよりも、求めることに終始してしまうようになるでしょう。
今の彼が言う「寂しさを埋めるための恋愛」もここから来ますね。

> せっかく私に目を向けてくれる人を見つけたんだから,何とかしがみつこう,ずっとこっちを向いてもらえるように努力しよう。そんなことばかり考えていました。

じゃあ、不安と怖れでいつもいっぱいなのかもしれませんね・・・。

> どうしたら彼を引き留めておけるのだろう,常にそればかりに知恵を絞っているような状態です。

彼が誰を選ぶのか?ということについては彼の選択ですから、むらさきさんも僕にも出番はありませんね。
でも、彼に「結婚したい人がいる」と言うことは、なぜ、むらさきさんではダメだったのでしょうか?そこにきっとむらさきさんが今学ぶべきテーマが隠されていると思いますよ。

> それにしても,彼の一言一言どれもが金言に感じられてしまいます。これも彼好みの女性になって,彼を自分のところに留めておこうという気持ちからなのでしょうか。

そこが判断の難しいところなのです。(判断する必要もないのかもしれませんが)

彼の考え方や思想そのものからは学ぶところはたくさんあると思います。
でも、彼がむらさきさんに対して常に「フェア」でいられるのかどうかが、ちょっと僕には分かりません。
自分への好意を感じ、知り、でも、別の女性と結婚したいと思う彼の心境は、どんなものだろう?と思うんです。

> ただ,自分の中心軸を見失いそうになっていたかもしれません。根本さんのおっしゃるとおり,自分が自分でなくならないように努めますね。

そうですね。ありがたく学ばせてもらうところは学んでください。
でも、鵜呑みにするのは自分を見失ってしまいますよね。
彼の言葉を聞き、それを自分の言葉でもう一度考え直してみてくださいね。

> 大切にしてはくれるけれど,私は本命じゃないし,師匠としての愛情からであって,私を心底愛してくれているのではないのかも。そんな惨めさをいつも抱いています。こんなところに「無価値感」があるのでしょうか。

うん。その惨めさや愛してくれているわけじゃない、という気持ちが無価値感の賜物です。

> 「師匠と弟子という形でも彼とつながっていたい」・・・とにかく彼を失いたくない一心なのです。そこに自分の問題がありますね。彼をずっと師匠として慕っていけるようになれば問題はないのでしょうがそれは難しそうです。

今は頑張れる時期だと思いますよ。
でも、むらさきさんに恋愛感情が残っている間は、純粋に師弟関係でいることは難しいように思います。
それにもし恋愛感情が無くなったとしたら、彼にはどんな風に接するのかも分からないですよね。そのときには師弟関係もいらなくなっているかもしれません。

> ポジティブにとらえると,自分には何も残らなかったということにはなりたくない,彼なしで生きていける自分を創っていかないといけない。今の恋愛から学べることは学び,懸命に自分を磨きたい,そんなところでしょうか。でも根本さん,その目的が今ひとつはっきりしないのです。モチベーションが高まらないのです。

師弟関係というのが、今のむらさきさんにとっては「妥協点」なのかな?という気がします。
恋愛が無理だから師弟として・・・、という。
恋人になれないのなら、友達として、という思いにどことなく似ているのかもしれません。

彼との繋がりを保つための、ぎりぎりの妥協点。
だとしたら、モチベーションは上がらなくても無理はないです。
それに、そう思ってしまうのは「彼は手に入らない」ということを前提にしてますよね。
だから、魅力的になる本当の目的が「彼を手に入れたい」ことだったとしたら、そこに矛盾が出てしまうのです。

今も十分学んでらっしゃると思います。無駄なことはないでしょう・・・。

> でもそれってとても難しいことですよね。彼が他の人と愛を育むことをどうして私が応援できるでしょう。そのときが来ればそうせざるを得ないのでしょうが,彼を失ったときのことを想像すると,ぼろぼろになった自分の姿しか浮かんできません。

たぶん、今は気を張っているところだと思うのですが、心のあちこちにぼろぼろになっている自分を見つけることもあるのではないでしょうか。

> そこで,来るべきことが来たときに,それに耐えうる人間になっていたいと思うのです。少しでも痛みを感じたくない,その気持ちが最も強いのです。でも痛みを伴わないなんてことはあり得ないですよね。

今も十分痛いですよね。
でも、痛みを成長への試練として感じるとまだ楽になれます。
そのためには本当に自分が欲しいもの、なりたい自分に情熱的になりたいですね。

> 私の幸せって何だろうと考えました。魅力的な女性になったら幸せになれるのだろうか。私は現在,両親と,離婚をして戻ってきた叔父と暮らしています。この3人を私が面倒を見て行かねばなりません。この状況から結婚には前向きになれません。
> もちろん人間として前向きに生きていきたいです。ささやかな私の願いです。

ささやかな、というよりも、大きな願いであって欲しいです。

奇跡が起こることもあります。
何が人生起こるのか、本当に分かりません。
今の痛みや必死になる経験はまた将来生きてきます。
先のことに不安になるよりも、今を一生懸命頑張ろうと思って下さい。

それが一番なんじゃないかな?

頑張ってくださいね。

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