影響を受けやすい自分

クリさんのご相談をお伺いしていると
いつも、なんだか、緊張をしてしまって、本当の自分って
なんだか、よくわからなくなってしまっている感じで
不安だったり、ビクビクしていたり
誰かと一緒にいることが、苦痛になってしまっていたり
そんな感じではないかな？と、想いました。

私自身も、以前は、非常に涙腺が弱くて
感情の高ぶりを感じると、涙が出てしまったりしていました。

ほんのささいな事に傷ついてしまったり
相手には、まったく悪気がなくて、面白おかしく
いじってくれたりする事が、以前はすごく苦痛で
ほんの少しのことで、すぐに人と関わることに疲れてしまっていました。
（今では、いじられるのは、愛されてるな～面白がってくれてるなぁ～
私と仲良くなりたいんだなぁ～と受け入れることが出来るようになりました）

しかられたり、注意をされないように、必死で頑張って
それでも、上手くできない事などがあると、すぐに傷ついて
涙が溢れてくるような状態でした。
ほんの少しのことでも、泣いてしまう自分がすごくイヤで
そんな自分を見せたくなくて、いつもいつもおびえていたように感じます。
弱さを見せると、しかられたり、怒られたりするのではないかと想うほど
余計に、周りが怖い存在になっていってしまっていたように想います。

もしかすると・・・・クリさんも、こんな感じなのかもしれない・・・
と、想ったのですがいかがでしょうか？

私の場合は、小さい頃から自営で両親が非常に忙しい家庭で育ったものですから
泣くと、「泣きなさんなっ！」と抑え付けられてしまったり
ちょっぴり騒いでいると、客商売ですので「静かにしなさい」と
言われたり、母親に聞いてほしい話があったとしても
「向こうで遊んできなさい！」と、聞いてもらうことが出来なかったり
自分の感情を表現することが、すごく困難な幼少時代をすごしました。

私が、感情を表に出してしまうと、両親はとても迷惑なんだという
間違った思い込みを、とてもたくさん持っていました。
弱さを見せることがとても怖くて、大人になってからも
「もっともっと強くならないといけない」と頑張ってきたように想います。
人と接して、弱い自分を見せるくらいだったら、一人で過ごしているのが楽で
みんなから、離れて、誰とも打ち解けずに、そうして、自分だけマイペースに
過ごすことが出来たら、とっても楽だと想っていた時期もありました。

その根底にあるのは。自分は受け入れられない存在なんだという
間違った思い込みであったような気がします。

抑えようと想い抑えられた感情は、始めはうまくいくんです。
抑えられた感情に、フタをしている状態であれば
それほど、感じずに、強く居ることができるのですが
だんだん溜まってくると、圧力鍋のような状態で
上に抑えたフタが、なかなか歯止めになってくれないようになってきます。

すると、溢れるのに抑えられなくて、それでも抑えてしまって
抑えることにヘトヘトに疲れてしまってという悪循環を繰り返します。
そうして、ちょっとでも出してしまったことへの罪悪感を感じますので
その後に、弱い自分を徹底的に責めて、自己嫌悪を強めてしまうと
言う、本当に辛い状態になります。

こんなときは・・・・その抑えた感情を表に出す作業から
初めていくことが、一番の近道でもあります。

抑え切れないものを、抑えることは、もう出来ないくらい
頑張ってきたし、一生懸命やってきたんですものね。
そこを、また頑張って抑えることは、とてもとても苦しくなります。

まずは、ご自身の中にある抑え切れないものを
吐き出す作業をしてみられませんか？

それには、一番は、人に聞いてもらうことと言うのが
いいことになります。
でも、それをすることは、とっても怖いことになります。
だけど、心の中に溜まっているものを、すこしづつでも外に出し
お掃除をするつもりで取り組んでみられるのが
いいのではないかと想います。

吐き出していけば、その圧力のかかった状態から
徐々に、開放されていくことにもなりますし
ご自身の価値を、たくさん見ていく作業をしていくことも出来ます。
もし、よかったら、クリさんの幸せになるお手伝いを、カウンセラーに
させてもらえれば、嬉しいと想います。

よろしければ、お電話お待ちしていますね。