不安

まず御相談したいなと思ったその時々に、一番伝えてみたいことを自由にお話されてみるといいでしょう。不安だな、心配だな、って場合は、最初は紙やメモに書きだし、まとめておかれるのもいいかと存じます。うまく伝えようとしないで、気楽に考えてみてください。

以上御了解いただいた上で、ここからはこの内容を拝読した限りでお答えしたいと思います。

＞人前じゃ平気に振舞えるし
＞いっつも笑ってるイメージしかないんですけど
＞一人になると涙が出るんです。

これを見た感じでは、もしかするとＫａｚさんは、すごくいい人に見られたり、明るく親しみやすい人に見られたりとか・・・。
あるいは近づきやすい人に見られてるのかもしれません。

同時に、なんだかとてもさみしそうな雰囲気がします。

もしかすると、Ｋａｚさん。普段意識してないところでこのように感じてるのかもしれません。
それは例えば「俺が人から見られてる感じと、自分が感じることはぜんぜん違う。」とか。

「俺が悩んでることは、多分誰にもわかってもらえない（あるいは、わかってもらえなかった）。」「共鳴してくれる人なんていないや。」あるいは「俺の悩みは、経験した人が少ない種のものだから、言っても伝わらないや。」など・・・お一人で抱え込み、ずっとガマンして押さえ込んできたような感じにも映るのです。

詳しくお話を伺ってないのでなんとも言えませんが、Ｋａｚさんが抱え込むようになったことにも・・・Ｋａｚさんにとっての、なんらかの事情や理由や原因があるとお考え下さい。

そして、そこには一緒に抱え込んだ「痛み」の感情があるかと思います。

お話を伺う方の今後を、そして未来をよくしていくために必要なアプローチとして、御相談をいただく方の対人関係や、過去の出来事をよくお伺いするんですが、そのお話を伺うことではじめて、事情や理由や原因を見つけることが出来て、これからのよりよい道を見つけるためのアプローチが可能になります。そのためにはまず、Ｋａｚさんが自分の内面と向き合ってみることから始めてください。

それと、じっくり取り組まれたほうが・・・いいんじゃないかな。

掘り下げてみると「どうせ言ってもしょうがないや」って無力感や無意味感があるかと存じます。そのもとになるのは、Ｋａｚさんの中に抑圧された「怒り」の感情です。これが「痛み」を作りだし「信頼する」ことへの怖れを生み出してるかと存じます。この抑圧された「怒り」に気付いて、Ｋａｚさんの中から開放できるようになれたらいいですね。

Ｋａｚさんが自分の感情と向き合えるようになりましょうね。
それでは。