自分の将来が不安

 

相談者名
AKA
こんにちは、AKAと申します。

僕は生活をしている中で不安に思うようなことがあると、ふと「死にたい」と思ってしまいます。
不安なことがあると不安感や恐怖感とともに絶望感のようなものを感じてしまい、なぜか自分はこの先どんどんダメな人間になってしまい、どんどん不幸になっていくような感覚に陥り、もう生きていたくないと思ってしまいます。
この「死にたい」という想いは、きっと現実から目を背けて逃げようとしているんだと思います。自分でも逃げずにきちんと現実と向き合わなければ、もっと強くならなくてはとは思ってはいるのですが、ちょっとしたことで不安になってしまい自分の弱さに負けてしまいます。
生きていても自分の人生や将来に希望がもてません。
この先自分の人生が何十年も続くと思うとつらくてしょうがありません。
生きることがつらくてしかたがありません。
僕はただ逃げているだけなのかもしれません。
自分の将来に希望を持ち、楽しく生きていくにはどうしたら良いのでしょうか。

わかりづらい内容で申し訳ありませんが、なにかアドバイスをいただければ幸いです。

カウンセラー
高橋大
AKAさん、はじめまして。高橋 大と申します。
ご相談ありがとうございます。きっと、不安定なお気持ちで日々を過ごしていらっしゃるんでしょうね。

それは、高層ビルの屋上に渡された薄い板の上を歩いているような、そんな感じ
かもしれません。その板の上を一生歩くものだと仮に思っていたとしたら、それ
は人生に希望が持てなくてもおかしくはないと思います。

もしもこの「人生」という名の板が地面に置かれていたとしたら、何の不安感も
感じることなく渡ることができるはずですよね。そしてそんな状態は、今のAKA
さんにとって感じる必要のある体験・感覚なのだと思います。

失敗が許されないシチュエーションって、時折あると思います。
そういう時、人はものすごく緊張するはずです。それは自然なことですよね。

きっと失敗が許されないシチュエーションというのは、取り返しが付かない状況
なのではないでしょうか。
そしてAKAさんは感覚的に、人生という広いスパンにおいてこのような緊張感を
感じていらっしゃるのかもしれません。

最近ではあまりいないようですが、昔はいたずらばかりしていつも親に怒られる
ような、やんちゃな子供って多くいたと思います。
あの子達って、どんなに親に怒られても自分は見捨てられはしないって、心のど
こかで思っている部分があるのだと思います。だからできるのでしょう。

もしもその種のつながりを感じられないとしたら、自分が何かをなすこと、なし
たことに対して常に不安や恐怖があるのではないでしょうか。

帰る場所、心から信頼できる人、それらのつながりが安心感を作ってゆくわけで
す。仮にそれらが無かったとしたら、生きるのはとてもきついことです。
人は一人では生きていけませんから。

一歩踏み出す力すら、体の中に無い時もあります。やる気はあるのだけれど、そ
れをどこに向けたらいいのかわからない時もあるかもしれません。

どちらでも、僕達カウンセラーはサポートすることができると思います。
カウンセリングも効果はありますし、講座やワークショップなども、つながりを
作るきっかけになることでしょう。うまく活用して頂けたら幸いです。

応援しています!

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。