診てもらうか考えています

心療内科やカウンセリングに行くのは、費用が高く、またできることなら自分一人でなんとかしたいという思いから、これまでずっと二の足を踏んでいました。でも今は、もしかしたらこの状態から前に踏み出すための一歩になるんじゃないかと考えています。

私は怠けているだけなのでしょうか？
プライドと目標が高すぎて、燃え尽きてしまうのでしょうか？

専門的な治療を受ければ治ることなのでしょうか？
また、信頼できる医師やカウンセラーは、どのように探したらよいのでしょうか？

無償で答えていただけることに感謝しながら、書いております。
ありがとうございます。

外では『仕事のできる、人当たりの良い人で通している』ということは、
いつも『仕事のできる人、当たりの良い人』を演じているように感じているという
ことでしょうか？
本当は落ち込んでいるのに元気なフリをしたり、しんどいのに笑ってみたりして
いるのではないですか？
もちろん、時と場合によってはそんなことをすることもあるでしょう。
でも、ほんとうにしんどくてエネルギーがないときにまでこんなことを続けて
いたら・・・。人がいると無理をしなくてはいけないのだとしたら、もう誰と
も会いたくなくなってしまいますよね。

もしかしたらとうこさんは『無気力な自分』を自分だと思っていて、『仕事の
できる人、当たりの良い人』は本当の自分じゃないように感じている部分はない
でしょうか？
でも、どちらの自分もとうこさん自身なんですよ。
『何もしたくない自分』も『仕事のできる人、当たりの良い人』もとうこさん
自身なんです。
このどちらかが本当の自分だと決めようとしたらどうなるでしょうか。
例えば、『仕事のできる人、当たりの良い人』が自分だと決めるとします。
そうすると、『何もしたくない自分』を自分の中から消してしまいたくなります。
この自分をどんどん「ダメなやつだ。弱いやつだ。」と責めていじめていくこと
になります。
その結果、しんどくて無気力になって何もできなくなってしまうわけです。

もしかしたら、いつも『仕事のできる人、当たりの良い人』でいよようとしすぎた
結果が今の無気力な自分を作り出したのかもしれません。

自分の中にはいろんな自分が存在します。
もちろん、好きになれる自分もいれば嫌いな自分もいます。
でも、その全てが自分なんですよ。
自分で自分のことをあまり嫌わないであげてください。
だって、自分ほどに自分にひどい仕打ちができる人は世の中に存在しないのですから。

それから、もうこれ以上本当の自分をだましてはやっていけないとき無気力になった
り、
動けなくなったりします。私はそれは決して怠けているわけではないと思います。
今までの方法ではもうこれ以上は頑張れないということだと思います。
だから、この状態は今までの自分のやり方を変えた方がいいというサインなだけだと
思うんですね。
それをどのように変えていくのがとうこさんにとって一番いいのかを一緒に探して
いくことがカウンセリングなどでお手伝いできることだと思います。

今回、ここにご相談いただいて本当にありがとうございました。
このこと自体がとうこさんにとって大きなチャレンジだったのではないかと思います。

信頼できる医者やカウンセラーは自分で話してみての自分の目で見て見つけていくの
がよいの
ではないかと私は思います。カウンセラーなどは「この人だったらまた話してみても
いいかな。」
と思える人を自分で選ぶのが一番いいようですね。
カウンセリングサービスではプロカウンセラーが初回無料カウンセリングも行ってい
ますので、もしよかったらカウンセラーお話ししてみてくださいね。

一日も早くとうこさんが元気を取り戻せますように。

少しでも参考にしていただければ幸いです。
ご相談ありがとうございました。

岡田英里子