職場での異動について

今回は仕事のことで相談があり、メールいたしました。
現在、接客業をしていますが、近々本社の間接部門に異動する予定です。
以前もその部署に異動したことがあり、今回は急きょ人員が足りなくなり補充という形で配属することになりました。

実は、その異動が気が重くてしょうがありません。
理由は二つあります。
一つ目は、私にその部門の仕事は荷が重すぎると思うからです。
謙遜ではなく、私よりもっと適任の方がいらっしゃると思いますし、どうして私が選ばれたのかが本当に疑問です。
しかし、誰に相談しても「それは、○○ちゃんが出来るからだよ」と言われます。
何度も言いますが、謙遜ではなく本当に仕事はできていないんです。
エクセルもできない、満足に会議で発言もできない、論理的に考えられない、事務処理も正確にできない・・。
なのに、「出来る」と言ってくるのはなぜだろうと思います。
結局できなくて、怒られて凹むのは私なのに・・。と思ってしまいます。
あの子だったら、エクセルは出来るし、論理的に考える能力もあるのに何故・・・と思います。

もう一つの理由は、私はおとなしい性格で、あまり人と打ち解けることができません。
その部署はいろいろな方とコミュニケーションをとって仕事を進めていかなければいけない部署なのにも関わらず・・です。
もっと、いろいろな人と楽しく話したいと思いますが、そのようなオープンな心をもった自分になるのが難しいです。何度も挑戦しましたが、本当に難しい。
そんな（明るい）自分は自分ではないような気もします。

全体的にネガティブな文章になってしまい、申し訳ありません。
これから私はどのようにして仕事を進めていけば良いのかアドバイスいただければ嬉しいです。　よろしくお願いいたします。

マツコさんより戴きましたご相談内容を拝読し、マツコさんが
「本当に私が異動になっても良いのかしら？」
と、戸惑いや異動先の仕事内容に関してとてもプレッシャーを感じていらっ
しゃるように感じました。

マツコさんは、異動先には、もっと他の人で適任な方がいらっしゃるのに何
故私が今回指名されたのか、という所でびっくりされているように感じまし
た。

自分自身の力量やスキル以上の仕事を要求される部署に配属になる時、私た
ちの多くは、多かれ少なかれ「自分には無理！」という気持ちになってしま
いがちになります。
そして、その異動先の職場に対してプレッシャーを感じてしまい、気持ちが
どんよりとしてしまう事があります。

しかし、戴いたご相談内容を拝読し、今マツコさんが異動するのも何か意味
があるのではないかな、と感じるのです。

マツコさんが、これから異動される際に、前を向いてマツコさんらしくお仕
事ができる一つのヒラメキになる切っ掛けのお手伝いをさせていただければ
と、思っております。

それでは、私の感じた事をお伝えしますね。

会社という所は、組織で動いています。
そして、その組織の中には色々な人達が働いています。
チャレンジ精神溢れる方や、コミニュニケーションで場を和ますのが得意な
方、計算が得意な方等、色々な個性や能力を持った人達が一つの場所に集ま
って仕事をしています。

それは、まるで野球のチームの様に色々なポジションがありその才能を持っ
ている人がそのポジションに付くのと同じで、その様々な会社というチーム
の中で最適なポジション、若しくはこれから伸びるであろう才能を開花させ
るにふさわしいポジションに人事の職務担当をされる方は異動を決めるんで
すね。

マツコさんも、そのマツコさんにある才能を人事の方が評価して、これから
異動される職場への異動を決定されたのではないかと思いました。

今、もしかしたらマツコさんご自身に何が出来るのかという所でとても不安
に感じていらっしゃるかもしれません。
その時に、一つチャレンジして頂きたいのは『自分の中になる自分オリジナ
ルの資産の棚卸し』を行なってみるという事です。

もしかしたら、自分自身では当たり前の中にその『自分の中になる自分オリ
ジナルの資産』が隠されている可能性もあります。
それを探す手段の一つに“周りの人に自分の良い所を伝えてもらう”という
事があります。
しかし、ちょっぴり周りの人に聞くのは難しいな、と感じられましたら、良
かったら私たちカウンセラーにマツコさんのステキな『自分の中になる自分
オリジナルの資産』を伝えさせてくださいね。

そして、そのステキな『自分の中になる自分オリジナルの資産』を持って、
マツコさんの新たなるステージに進んで頂き、これからもっとのびのびと自
分らしく楽しく働ける切っ掛けを掴んでいただければと思いました。

是非良かったら、マツコさんの『自分の中になる自分オリジナルの資産』を
探し、お伝えするお手伝いをさせてくださいね。

マツコさんにとって、自分自身の才能を開花し、新たなチャレンジや成功を
掴む一つの切っ掛けとなれば幸いです。

この度は、ご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃