これからの進み方

 

相談者名
きぬそよ
こんにちは。現在31歳の女性です。ここ最近まで、負けず嫌いで、周囲の人と自分を比べては勝手な戦いを繰り返し、ひたすら仕事に力を入れてみたり、自己啓発の本を読み漁る日々を送っていましたが、1年半程前にあるきっかけがあり、実は自己概念が非常に低い事に気付き、自分自身と向きあい、初めて幸せについても考える様になりました。最近は、人に弱い部分を見せる事も少しは出来るようになり、随分変わってきたとは思います。
しかし、仕事で輝きたいという思いだけは消えません。今の仕事は、大学卒業後続けておりますが、かわり映えのしない日々に、既に情熱はなく、また、入社後数年は輝いていた時期もありましたが、今は輝きを失い本来の自分の才能とはかけ離れた事をし続けている様な気もしています。転職等なんらか行動を起こす必要がありますが、どうしてもビジョンが見えず、まずはこの1年、この仕事を精一杯やってみようと思っています。そうすれば、何かが見えてくるのではないか、と。
その中のひとつとして、社内でも推奨している公的試験を受験しようと考えています。話がそれますが、自分と向き合う中で私は、自分が頭が悪いのではないかという恐れがある事に気付きました。そこで、意味がないと頭では分かってはいるのですが、「自分がここまで出来る」という事を一度自分で証明して納得したい気持ちがあるのです。それを完了してこそやっとのほほんとしたひらけた楽しい道に進む許可が出そうなのです。自分の価値を証明したい気持ちを手放す事が先、と思うのですが、一度何かをものにして納得しない限り、人生の先々で劣等感を感じそうなのです。
また、この試験は同僚の男性達も受けており、もしうまくいけばこの男性達を負かすことが出来るという思いが、なぜか一番のモチベーションになっている様なのです。現在の仕事は、男性の補佐役なのに、どうやら男性と戦っている様なのです。(社内は、ほとんどが高学歴でコミュニケーション能力も高い男性ばかりですが、その様な仕事の出来る男性に対してなぜか同等でありたいという思いがあります)
尚、このようにかわい気のない私ですが、昔から癒し系、ふわふわしている等々言われ、アンバランスさも感じています。ただ男性には、かわいくない面が出ている様な気がします。このような方向に進んでいる私ですが、このまま進んでよいものでしょうか。
カウンセラー
中村季代乃
きぬそよさん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃です。
どうぞよろしくお願いいたします。きぬそよさんは今、きぬそよさんにとってのこれからの将来どのように進め
ば良いかな、と言う事で色々考えていらっしゃるんですね。
ご相談内容を拝読し、きぬそよさんがこれから将来のビジョンをどのように
持ち、そしてどのように進んでいこうかな、という事をずっと考え、そして
悩んでいらっしゃったんだなという事がとても伝わってきました。
そして、その抱えていらっしゃったお悩みや辛さと向き合いって来られた真
っすぐな姿勢が伝わってきました。
本当に頑張ってこられたんですね。
きぬそよさんのその真っすぐな気持ちを感じる事ができました。

きぬそよさんのこれから未来に繋げるビジョンを想い描く切っ掛けのお手伝
いができれば幸いです。
それでは、私の感じた事を伝えさせてくださいね。

きぬそよさんのご相談内容を拝読し、感じた事はとてもご自身が持っていら
っしゃる限界へのチャレンジというテーマに向かって頑張っていらっしゃる
のかな、という事でした。
自分自身が持っている限界へのチャレンジを持つという事はとてもすばらし
く、そして勇気を持たなければ打ち立てる事ができない目標の1つだと思い
ます。
そして、そのチャレンジにきぬそよさんは逃げず日々向き合っていらっしゃ
るんだなという事がとても伝わってきます。
それはとても素晴らしく、素敵な事だと思います。

しかし、そのテーマとは真逆の意味になってしまうのですが、きぬそよさん
の心のどこかで自分自身に制限という枠を設けてしまわれる事が時々あるの
かもしれないなという風にも感じました。

私たちは多かれ少なかれ自分自身に限界という制限の枠を作ってしまう事が
あります。
私たちは誰もがより良くなりたいという気持ちや幸せになりたいという気持
ちを持っています。
しかし、それらが手に入ってしまうと怖くなるという気持ちにもなってしま
うのです。
何故なら、それらが全て手に入ってしまうと今までの生活ができなくなって
しまうような感覚になってしまったり、自分の決定した事に言い訳ができな
くなってしまうかもしれないという感覚になってしまうからなんですね。
なので、無意識に自分自身の心の中に制限という枠を作ってしまうという事
があります。

そして、ふとした瞬間にもしかしたらきぬそよさんはその無意識にご自身で
作られた制限という枠を感じられたのかもしれませんね。
だからこそ、その枠から超えてもっと幸せにそして楽に過ごしていきたいと
感じられているのかもしれません。

そこで、きぬそよさんに提案です。
もし、その枠という物があるとしたらそれに対するイメージってなんでしょ
うか?
それをじっくり感じてみる事が、今感じていらっしゃる感覚から抜け出し本
当に望んでいらっしゃるビジョンに近づく鍵となるかもしれません。

そして、もう一つ。
きぬそよさんはお独りで今まですごくこのテーマに関して色んなチャレンジ
をされてこられたかもしれません。
もし良かったら、これから独りで頑張らない勇気を持ってこのテーマと向き
合って見て頂ければ、また違う何かを手に入れる事ができるかもしれません。
きぬそよさんがもしよろしければ、私たちカウンセラーにもそのお手伝いを
させて頂ければ幸いです。

きぬそよさんがこれからのビジョンを描ける一つの切っ掛けになれば幸いで
す。

この度はご相談いただきありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました