社会復帰したいのですが・・。

 

相談者名
ゆう
こんばんは、初めて投稿させて頂きます。
よろしくお願いいたします。3年ほど前にうつ状態になって退職して以来ほぼ引きこもっています。
社会復帰したいが人と関わりたくない、という葛藤に悩んでいます。
人と会うことはほとんどない今ですが言葉や諸々のキャッチボールができなくなっている自分に愕然とします。
そしてどっと疲れてしまいます。
こんなことでは短時間のアルバイトもできそうにありません・・・。
無理やり社会復帰できたとしても自分が変わらないことには
また同じことになるのではないかと不安です。

こちらのサイトや本などを読んで自分がアダルトチルドレンだと気づきましたが
気づいたもののどうすればよいのかわかりません。

子供時代を振り返ると「楽しい感情」と「ほめられた記憶(親に)」がありません。
友達もおらず家ではヒステリックな母に常におびえていて、稽古ごとはスパルタで毎日泣いていました。
その稽古ごとが今は唯一の特技ですので感謝の気持ちはあります。
社会に出るまで面倒を見てもらったことも有難く思っていますし
親に対する悪感情は今は軽いものです。
ただ、両親の離婚に至るまでの数年間、家の中が殺伐としていましたが誰にも相談できずに一人で抱え込んでいたことが後を引いている感じがします。

話が前後してしまいますが
働くようになってからは以前より明るくなって多少自信もつき、子供時代の嫌なことは忘れていたのですが
両親の離婚をきっかけに無気力になり、3年前のうつ状態を経験してからは子供の頃のネガティブな状態に完全に戻ってしまいました。
年は取ったのに何も乗り越えられていない成長もしていない自分が情けなくて憎いです。

まとまりない文章で申し訳ありませんがアドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

カウンセラー
中村季代乃
ゆうさん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃です。
どうぞよろしくお願いいたします。ゆうさんは、今とても社会復帰をしようと頑張っていらっしゃるのですね。
そして、その社会復帰にあたってゆうさんご自身が色々な事に向き合い言葉
のキャチボールが少々苦手である自分に気づかれたんですね。
そして前に進めないなと感じていらっしゃるのですね。

ゆうさんから頂戴したご相談内容を拝読しました。
頂いた文面からゆうさんがとても社会復帰をしたいという気持ちが伝わって
きました。
しかし、気持ちはあるけど過去の辛い経験や想い等が前に進む気持ちにどこ
かで大きなブレーキになっていらっしゃる事がとても辛くて悲しい気持ちに
なっていらっしゃるのかもしれません。
それって本当に辛いですよね。

ゆうさんはとても色々な物事に対して真っすぐで且つチャレンジ精神を持っ
て何事も取り組む事が出来る方のように感じました。
チャレンジする事、そしてその物事をクリアし次のチャレンジへと取り組む
ような向上心もとっても高いタイプの方みたいですね。
しかし、過去の辛い経験や体験でその本来もっていらっしゃるゆうさんの素
敵な所が全面に出ていない所にずっと違和感を感じていらっしゃるようです。

元々コミュニケーション能力はお持ちのようですが、どこかで過去体験され
た悲しいくて辛い体験の中でゆうさんご自身がどこかで自分は至っていない
自分が頑張ってもなんにも変わらないという感覚に近い絶望感を感じられた
のかもしれません。
その感覚がゆうさんのご両親が離婚されるという事を切っ掛けに過去の辛い
感覚が蘇って来たのかもしれません。
本当に今ゆうさんがお辛い気持ちの真ん中に立っていらっしゃるようにも感
じます。

しかし、社会に出てゆうさんご自身も体験されたように元々ゆうさんがお持
ちであるコミュニケーション能力や何事もチャレンジしていく気持ち、前に
進む力という物はお持ちです。
今は、少しそれらのゆうさんの素敵な部分が過去の体験を思い出すという事
でブレーキがかかっているんだと思うんですね。

そこでゆうさんに提案があります。

もしゆうさんがチャレンジしても良いかなと感じられましたら、ゆうさんが
今のお気持ちや乗り越えたいなと感じていらっしゃる過去の辛い経験を私た
ちカウンセラーにお伝えいただけませんか。

私たちの感じる気持ちや感情、感覚というのは感じるという体験を通してす
っとする事があるんですね。
その自分自身の気持ちや感情、感覚を感じるという作業の一つのやり方に話
すという行動があります。
自分自身の持っている気持ちや感情、感覚を話してみる事でそれまでずっと
どこかに感じていた別の感覚も出てくる事があるのです。
そしてその別の感覚の中に今のゆうさんの状況をがらりと変えるヒントが隠
されているように思うんですよね。
しかし、その作業というのは独りで頑張る事でクリアするのは大変な事なん
ですよね。
安全な場所でかつゆうさんが落ち着いて安心できる状況で言葉にして頂きた
いんですね。
その環境の選択肢の中の一つにカウンセリングという物をいれて頂ければ幸
いです。
私たちカウンセラーはゆうさんの頑張る姿をとても応援したい気持ちでいっ
ぱいです。

ゆうさんは今までもしかしたらお独りで頑張ってこられたかもしれません。
もし良かったらこれからは私たちカウンセラーと一緒にゆうさんの辛かった
体験や悲しかった想いを乗り越えてみませんか?

ゆうさんにとって、楽しく楽に過ごせる一つの切っ掛けになれば幸いです。

ご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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