相談者名 | こここ |
よろしくお願いします。 作業が丁寧すぎることと、ためらいすぎることでとても悩んでいます。 僕は現在23才で、来年の春に就職する予定です。 今までいろいろなアルバイトをしてきましたが、それら全てでまともに仕事ができたことがありません。 バイトもろくにできない僕が、就職して仕事をしていけるか自信がありません。 最近やっていた居酒屋のキッチンのバイトでの状況を伝えます。 大学の春休みを利用して1ヶ月ちょっと、合計72時間ぐらい働きました。 初めのうちは、揚げ物を担当し、のんびりと丁寧にやっていても問題ないと思っていました。 「もっと速くしないとだめだよ」「もっと大雑把でいいよ」と周りから言われていましたが、気にしていませんでした。 そして、2週間目ぐらいから、揚げ物よりも忙しい焼き物の担当に変わりました。 それものんびりとしていても問題がないものでした。 しかし、お客が沢山入る曜日にその仕事をしたとき、僕は速く作業をすることができず、遅くてお客からクレームが来たり、店長に「もっと速くしろ!」「遅すぎる」「うざい」と言われました。 周りの人に手伝ってもらって、何とかやりこなしましたが、僕はとても落ち込みました。 その後、焼き物を担当し続け、速く、かつ丁寧に作業することを注意して頑張りました。 でも、最後まで、作業の速さを少しも改善することができず、トラウマを残す結果に終わりました。 このバイトだけでなく、他のバイトでも作業が遅くて困ったことがあり、努力をしても改善することができませんでした。 体の動きを速くすれば克服できると思い、家にいるときに床にいろいろな物を並べて、細かい作業をするという練習を毎日しました。 そのつど時間を計って、成果を確認していました。 しかし、この練習では克服できないと思いました。 それは、体を速く動かせないことに問題があるのではなく、丁寧にやりすぎることと、ためらってしまうことに問題があり、その単純で単調な作業では練習にならないと思ったからです。 もっと単調でなく複雑で、例えば部屋の掃除とか、そういう練習で、丁寧すぎずためらわないことに慣れることが必要だと思いました。 でも、克服するためのポイントが分かりません。 ここを意識して動けばいいとか、どこを注意して練習をすればいいのかとかです。 効果的な練習方法とそのポイントを教えてください。 | |
カウンセラー | 原裕輝 |
こんにちは、こここさん。 ご相談ありがとうございます。 ご相談を読ませていただいて、大きなプレシャーを感じられているように思いま 職場によっては、「もっと速くしないとダメだよ」ということを、 その中で、速く、かつ丁寧に作業をしようと試みたことは、 早さや、効率をよりも、丁寧さや、精度を ですから、仕事を丁寧にするということ自体は悪いことではなく、 丁寧にやりすぎるというのを別の角度から見ると、 人間は誰もが完璧ではなく、この世に完璧にできるものはなくとも、 こここさんの仕事を丁寧にやりすぎるというのも、 丁寧にしたいという裏に、 自分への“許し”が鍵になってくるかと思います。 完璧主義のマインドを無くしていく為の練習方法としては、 “丁寧にする”という捕らわれから、 来年の就職は、楽しく仕事ができるといいですね。 ご相談ありがとうございました。 |