疑ってばかりです

相談者名
レインボー
私は主人を疑って疑ってしかたありません。

そうなってしまったのは、1年半位前に、主人と部下の女性を疑う様になった事からです。浮気と呼ぶ関係までいくかいかないかなんですが…。私、嫉妬深いのでしょうね。その当時は相手との携帯やメールでのやりとりを主人に怒っては、泣いては、突っかかって文句言って毎日もめてました。何を言っても、おまえが携帯を見たから悪い…。最後はこの一言でした。そして俺を信じろの一点張りで何も言いません。
それから、1年は同じやりとりの繰り返してした。私も、なかなか吹っ切れなくて、許す事もできず。真の笑顔も見せれずで。
そして、ちょうど1年を過ぎた頃から、私ももう主人を期待しなくなりました。まだ連絡も取り合ってるからです。仕事仲間とは言え、その特別なやり取りは嫌でした。自分でもかなりやきもちやきだと思いますが…。

そして最近では、自分を救う様に、いつでも別れたらいいや。楽になるだろうし。彼なんて、尊敬も出来ない人、どうでもいいや…って心の片隅にこの思いを置く様になりました。

でも、毎日の生活があります。
子供らにも主人にも普通に接してます。
主人が行動する度、発言する度、全てウソやごまかしの様に思えるのです。
疑って疑って、腹立って、頭がパニックになって、そして、少し経てば、別にいいよ。彼なんて。彼なんて、どうでもいいや。 この繰り返しです。

私が疑った目で主人を見てるから、悪くばかり写るんだろうなと、落
着けてる自分の時もあれば、いやいや、そんな甘く事を考えていたらまた辛くなるから、冷静に過ごそうとする日が増えました。

このまま、ずっと月日が経ってゆくのでしょうか。
決定的証拠でも突き付けて、出ていって下さい…と言いたいのでしょうか。
いつか、心から笑えるのでしょうか。
辛いです。しんどいです。

カウンセラー
三島桃子
レインボーさん、初めまして。今回担当させていただく三島桃子と申します。どうぞ
よろしくお願いいたします。

同じ女性として、レインボーさんのお気持ちはわかります。レインボーさんはご自分
のことを「嫉妬深い」とお書きになっていますが、誰でもレインボーさんと同じ立場
に立てば、嫉妬もするし疑ってしまうと思います。やっぱり嫌ですよね、自分の夫
が、仕事仲間とは言え、他の女性と個人的なやりとりをしているなんて。本来はご主
人自身も、相手の女性も、一線を引いてほしいところですよね。

ただ、人間というのはマナーを守ってきちんと誠実にするのがいいとわかっていなが
らも、ミスを犯してしまうことがあります。その背後には、よくよく見ていくとそれ
なりの事情があったりします。今回の場合ですと、相手の女性の抱える何かがあり、
ご主人の抱える何かがあり、レインボーさんの抱える何かがあり、それらが重なった
ところに問題が起きたのだと思います。

相手の女性の抱えるものというのはどんなことなのかわかりませんし、レインボーさ
んの立場からは何もできないかと思いますが、ご主人の抱えるものと、ご自分の抱え
るものについてはやりようがあると思います。そして、お二人の抱えるものを理解し
何らかの改善ができたとき、おそらく状況が変わってくるでしょう。

まずは、ご主人が部下の女性と個人的なやりとりをするようになる以前のことから見
ていく必要があるかなと思います。

以前は、お二人の関係はどうでしたか?何か問題や課題だと感じるようなことはな
かったでしょうか。例えば、新婚の頃はラブラブだったのに、時が経ち、子どもが生
まれ、ということの中で、会話が減ったとか、子ども優先でご主人をついつい後回し
にすることが増えていたとか、セックスレス傾向があったとか、どうでしょうか。

結婚して何年も経てば、まして子どもができれば、どこの夫婦もこんなものだろうか
らまあいいか、と、気になりながらもそのままにしてきたことはなかったでしょう
か。

もしそういうことがあれば、それがヒントになります。そこからひもといていけば、
お二人の間に隠されていた課題が見えてくると思います。

気になりながらそのままにしてきたことがあったとしても、レインボーさんが悪いと
いうことではないですよ。夫婦の問題は、二人がそれぞれ何らかの課題を持ち寄って
起こるものです。そして人は誰でも、何かはっきりと目に見える問題が起こるまで
は、ついつい対応を先送りにしてしまうものです。誰でもそうなんですよ。ですか
ら、ご自分を責めないでくださいね。

また、こういったことは一人で問題に向かい合い解決に至る、というのは、なかなか
難しいところがありますから、必要に応じてカウンセリングをご利用いただければと
思います。レインボーさんのように、ご主人の女性関係をこちらのコーナーでご相談
いただき、その後カウンセリングを受けてくださって、無事に解決された方もいらっ
しゃいますので、よかったらお気軽に初回無料電話カウンセリングをご利用してみて
くださいね。

疑ってばかり、というのは気持ちがしんどいですよね。今、レインボーさんは気持ち
が混乱している部分もあると思います。ご自分とご主人の間に何が起こってきたの
か、ということを整理して理解するところから始める、ということがまずできること
だと思います。そこが見えないと、修復することを考えるか、それともお別れするこ
とを考えるか、ということも判断がつかないのではないでしょうか。

それから、レインボーさん自身も書いておられるように、毎日の生活がありますよ
ね。お二人の課題に向き合っていくということにはそれなりの時間がかかるかと思い
ますが、日々の気持ちを少しでもラクにするためにすぐできることを最後に書かせて
いただきますね。

おそらく、ご主人のことを別にしても、レインボーさんにはもともと抱えている心の
傷のようなものがあるのではないかと思います。ご自分でも気付いていないかもしれ
ませんが、そういうことって割とよくあるんですね。その傷が、ご主人のことがあっ
たことであぶり出されてきているのではないかと推測します。

だとすると今回の出来事は、レインボーさんが(おそらく)長年抱えてきた傷を癒す
チャンスでもあるわけです。ですから、「この出来事は、私がもっと幸せになるため
に起きているらしい」と、一日に1回は自分に言ってあげてみてください。ピンとこ
なくてもかまいません。できれば紙に書いておいて、あるいは携帯のメモ機能などに
書き込んでおいて、朝の用事が終わった後とか、ちょっと一息つける時間にお茶でも
飲みながら見るようにするのがいいかと思います。さらっと見るだけでけっこうで
す。

それから、「私は今できるベストを尽くしているのだから、よくやっていると自分を
ねぎらってあげていいのだ」という言葉も書き添えていただくといいと思います。こ
れも、ピンとこなくてもかまいません。

この先レインボーさんの気持ちが整理されてくると、「今できるベスト」の中身が変
化していきます。よりベターな方へ進んでいけるでしょう。でも、今は今で、レイン
ボーさんはベストを尽くしているのです。今までもそうでした。子ども時代からずっ
とそうでした。そういう自分を認め、ねぎらってあげていいのです。そういう気持ち
を持つことが、この先問題解決をしていくためにもとても大切ですから、覚えておい
ていただければ幸いです。

参考になりましたら幸いです。
ご相談いただきありがとうございました。

三島桃子

この記事を書いたカウンセラー

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