うさたまさん こんにちは。 今回担当させていただきます中村季代乃です。 よろしくお願いいたします。ご相談いただきましたメッセージ拝読いたしました。 本当に、うさたまさんにとってこのメッセージを送られるときとても勇気を もって送られたかもしれませんね。 うさたまさんの気持ちがいただいたメッセージより伝わってきました。さて、うさたまさんのお母さんや叔母さんに小さな頃から 「お前はいけない」「ダメだ」「穢れてる」 と、うさたまさんに何故そうなのかという事を伝えない状態で言われ続けら れてこられた事、本当に辛かっただろうと感じます。 もし、それに小さな頃のうさたまさんに解るような理由があれば、それを直 していきたいという気持ちがずっとあったのではないでしょうか。 しかし、理由もなくただ「ダメだ」「穢れている」等といわれ続けてられて いたら何をどうやって良い方向へもって行っていいか解らない。 うさたまさん自身ずっとそのような気持ちを持っていたかもしれません。 そして、今のうさたまさんの心の中では『どうしようもない』という諦めの 気持ちやある意味での絶望した感覚をずっと感じていたかもしれませんね。 『どうすることもできない』『何もできない』という気持ちを感じる事は、 本当はうさたまさんにとってとても辛い感覚の一つではないでしょうか。 うさたまさんよりいただいたメッセージを拝読し、感じた事がありました。 うさたまさんのお母さんや叔母さんは小さな頃のうさたまさんに不十分な自 分自身を写していたかもしれないという事です。 お母さんや叔母さん自身いつも心の中で『完璧でなければならない』という 気持ちがいっぱいだったのかもしれません。 しかし、完璧にしようとすればするほど見えてくる“不完全な自分”の存在 を気にするようになります。 その、“不完全な自分”をお母さんや叔母さんはうさたまさんが産まれるず っと昔から責め続けていたかもしれません。 そして、小さな子供。 特にお母さんや叔母さんにとって身近に感じていたうさたまさんに、その “不完全な自分”を映し出して、うさたまさんに対して色々な言葉をぶつけ ていたのかもしれません。 そして、うさたまさんに対して 「お前はいけない」「ダメだ」「穢れてる」 と、うさたまさんをあたかも不完全である自分自身のように責める事により、 そしてそれを伝える事でうさたまさんを一種のコントロールをしていたのか もしれません。 そうする事によってお母さんや叔母さんは自らをコントロールし『私は完璧 である』という気持ちを持つことによってしか安心出来なかった状態だった のかもしれません。 そこで、うさたまさんに一つ提案があります。 もし、うさたまさんがお母さんや叔母さんと近い場所にいらっしゃるならば、 一旦一人暮らし等をして、お母さんや叔母さんより距離を開けてみませんか という提案です。 お母さんや叔母さんの影響力の無い場所でうさたまさんご自身の意思や考え 方、生き方についてご自身の答えを確立させていかれませんか、という事で す。 そして、うさたまさんの中にある『私自身』が確立したときに、もう一度お 母さんや叔母さんと向き合って今感じている諦めた気持ちは一体どこから来 たのだろうと見ていかれてもいいかもしれませんね。 この提案はとても、勇気がいることです。 カウンセリングを通してうさたまさんご自身の中にある『私自身』を見つけ 出すのも一つの手段です。 まずは、一人で抱え込まないで色々とお話していきませんか。 うさたまさんにとって『私自身』を見つける一つのヒントとなれば幸いです。 この度はご相談いただきまして誠にありがとうございました。 中村季代乃 |