母親の精神病と娘の結婚

僕の結論からいいますと、ここは先ず、ご主人がお母様に挨拶をされて、それからお母様がご主人のご両親に会いに行かれるのがいいのではないかと思います。
お母様は、“「そもそもこっちは大事な娘を嫁に出すのに挨拶ひとつもこないで、おかしいんじゃないか！」”と言われています。お母様のお気持ちを考えると、ご主人からも挨拶がないというのは自分を軽く見られている感じがするかもしれませんね。
お母様の気持ちを解きほぐしてあげることは、お母様のみならず、もんじろうさんにとってもトラブルが少なくなっていいことだと思います。
“旦那はちょっと常識が足りないので、うちの母に結婚の挨拶をしていません。（言わなきゃ何もやらない人なのでお灸すえてやろうと私も特に何も言わずにほっといてます）”というもんじろうさんのこのお気持ちもわからなくはないのですが、ここはひとつ、ご主人にも協力してもらう必要があると思いますので、もんじろうさんの大きな心でご主人にお話しされてみてはいかがかと思います。

ご主人のご両親にお会いになる件ですが、ご主人のご両親に理解を求められるのが一番いい方法ではないかと思います。
お母様は、もんじろうさんとご主人の間でトラブルを起こし、もんじろうさんが不幸になることを願っておられるわけではありませんよね。本当は機嫌良くご主人のご両親に会って、もんじろうさんご夫婦が幸せに暮らされること、ご主人のご両親とも仲良くやっていかれることを願っておられます。そうでなければ、ご両親にわざわざご挨拶に行くことはありませんよね。
でも、お母様はそのことで緊張したり、体調が悪くなってしまうのですよね。
緊張したり、体調が悪くなってしまうと、心に余裕が無くなってしまいます。イライラして、腹を立てたり、わかってくれない事への怒りが出てきます。そして、こうしたい、こうしなければと思うことができない苛立ちから、攻撃的になってしまうこともあります。
これは、現在は仕方のないことですから、ご主人のご両親を信頼し、お母様の状態をもう一度きちんと説明して、甘えさせてもらってはいかがでしょうか（電話番号を教えるなどの話はされなくていいと思います）？
もんじろうさんにとっては、嫌なことかもしれません。でも、お母様がご病気なのですから、仕方がないと腹を決められるといいかと思います。お母様のため、そしてもんじろうさんのため、ご主人のため、ご主人のご両親のためにも、それが最もいい方法ではないかと思います。
お母様がご主人のご両親と会われるのも、“旦那のご両親（定年退職しているので基本的には時間がある）も前日でも当日でもいいと言ってくれていたので、”とのことですので、だいたいこの日と決めておいて、当日にお母様の体調とご主人のご両親の都合が合ったら会うように設定されるのはいかがでしょうか？お互いの体調や都合で譲り合って決めましょうと、お母様にも、ご主人のご両親にもお話しされておくといいかと思います。そのようなゆるやかな設定をすることで、お母様の緊張もほぐれるかもわかりません。
以上、お役に立てれば幸甚です。
ありがとうございました。