初めまして、こんにちはまりんさん。 ご相談を担当させていただきます濱田よし乃と申します。 どうぞよろしくお願いします。 まりんさんは、自分に対しても相手に対しても嘘のない率直な方だと私は思いました。 そして、まりんさんは優しい方だな、と私は思いました。 「私のどこが?」と思われたかもしれませんね。 まりんさんが、相手を傷つけているのではないかと気にしているところや、周りを悪く書いていないところ、自分を偽善者と書いているところ、から 私はまりんさんの優しさを感じました。 もしかしたら、まりんさんは「そんな事で?」と思うかもしれません。 勝手に優しいと決め付けられたようで不快に思ったとしたらごめんなさい。 けれど、私はそこからまりんさんの優しさを感じてしまったんです。 そして、まりんさんが優しくなかったら、このようなご相談を下さっていないだろうって思うんです。 もしも、まりんさんが優しくなかったら、 自分の率直さで相手がどう感じようと、全く気にならないだろうと思いますよ。 自分がキツイだなんて、思いもしないでしょう。 ましてや自分を偽善者だなんて思わないと思います。 もしも、誰かに「偽善者だ」と言われたとしても「なに言ってるの?意味が分からない?」 と、全く相手にしないだろうと思いますよ。 そして、そのまりんさんの優しさが、実は今のまりんさんの悩みの種なのかもしれません。 上記の通り、優しくなければ悩んでいないと思われるからです。 「じゃあ優しくなくなればいいの?」と思うかもしれませんね。 けれど、それが出来るんだったら悩んでいないんじゃないでしょうか。 まりんさんのご相談文から、まりんさんがご自分の優しさを必死で打ち消そうとしている様子を私は感じました。 「私は、こんなにキツくて、家族をないがしろにしていて、追い詰めて、傷つけている、ただの偽善者なの」って、 優しいから、誰のせいにする事も出来ずに自分を責めてしまっている。そう感じました。 ここで少し私の意見を伝えさせてくださいね。 率直さは、人を傷つけるものではないと私は思います。 例えば、背が低い人に「背が低いね」と言った場合。 背が低い事を本人が気にしていたら、その人は傷つくかもしれません。 けれど、本人が全く気にしていなかったとしたら、その人は傷つきません。 「あなたは私の背が低いと思うのですね」としか思わないんじゃないでしょうか。 人が傷つくのは、言われた言葉をどう受け取るか次第だと私は思います。 率直さが人を傷つけるのではないのです。 本人が背が低い事を気にしていると 「自分は背の低い自分が嫌だと思っている」 「そして、同じように周りの人達も自分の背が低い事をネガティブに受け取るだろう」と思う事が多いのです。 そして「自分が嫌だと思っている」事には気づいていない事が多いのです。 だから「身長は何センチですか?」と聞かれただけで、 「この人も、背が低い自分をバカにしているんだ」と思ってしまうのです。 相手は、全然バカにしていなくても。 また、大好きな人の背が低かったら、「背が低いところもステキ」と思うでしょうし、 大っ嫌いな人の背が低かったら「あのチビ」と思うでしょう。 背が低いのは、その人の個性です。 その個性を、どう見るかで個性は長所にも短所にもなるのです。 私は率直な人は嘘がなくて信頼出来るし一緒に居て楽だと思っています。 けれど、まりんさんは、そう思っていないようです。 そして「自分と同じように周りの人達も、きっと私の率直さを許してくれないだろう。」と思っているようです。 そして、「私の言葉で周りの人達が傷ついた」と想像して、自分を責めている。私には、そう思えました。 私には正しい事ってよく分かりません。 私に分かるのは、自分が体験した事実と自分が感じている事だけです。 だから、自分が感じたことを正しいと思い大切にしているまりんさんを、私は誠実だと思います。 誠実で、自分を信頼しているのだと思います。 自分を信頼し、自分に誠実であろうとする人は、やはり信頼できる人だと私は思うのです。 けれど、まりんさんからのご相談文を読むと、 ご自分に対して厳しすぎる言葉の数々から、「自分は人とうまくやっていけない」という苦しさを感じました。 そして、同時に、これほど厳しくしても、それでも率直でありたいというまりんさんのエネルギー、パワーも感じました。 まりんさんの中には、 「人とうまくやって行きたい、けれど感じたままに話したら、きっと相手を傷つけてしまう」 「感じたままに話したら、人とうまくやって行くのは難しい」 「けれど、自分が感じた事は否定したくないし、否定されたくない」 こんな風に色々な思いがあるのだと思います。 そして、「何とかしたい」と思ったからご相談くださったのだと思います。 まりんさんがご相談下さって、私は嬉しいです。 そして、私は 「まりんさんが感じたままに話しても相手を傷つけずに、うまくやっていける」と思います。 先ほども述べましたが、率直さは人を傷つけるものではないのです。 ただ、まりんさんの中に「率直な私はダメ」という思いがあるのだと思います。 これは私の想像ですから間違っていたらごめんなさいね。 まりんさんが子供の頃に、まりんさんが感じたままに話した事を誰かに否定された事がありませんでしたか? そして、問い詰められた事はありませんでしたか? その事で、まりんさんが、とても傷ついたんじゃないかと思うのです。 そして「率直な私はダメ」と思ってしまったのかもしれない。と思うのです。 だから今、まりんさんは誰かを傷つける事に敏感なのだと思います。 そして、誰かを傷つける事に敏感なまりんさんは、ご自分で思うほどキツクないのではないかとも思うのです。 「傷つけたくない」という思いが強いから、少しでも「傷つけていないかな」と気になるのだと思います。 誰かを傷つけることに鈍感だったら、こんなご相談は下さってないと思うのです。 もしかしたら、過去に否定された時に、まりんさんは怒りを感じたんじゃないかと思うんです。 優しいまりんさんが怒りを感じてしまうくらい、まりんさんの心は傷ついたんじゃないかと私には思えるのです。 怒りは心の蓋だという考え方があります。 怒りで蓋をしたくなるくらい、当時のまりんさんの心は傷ついたのではないかと思います。 けれど優しいまりんさんは、その怒りを自分の中に抑えてしまったように思うのです。 相手を自分みたいに傷つけないために。相手を守るために抑えてしまったんじゃないかな、って私には思えるのです。 だから、自分の感じた事を否定されると、絶対それはオカシイと思って相手を問い詰めたくなるのではないか、と私には思えるのです。 抑えてしまった怒りが揺すぶられるんじゃないかと思うんです。 揺すぶられて心の傷が疼くんじゃないかと想像してしまうのです。「もうこれ以上私を否定しないで!」と。 私には、まりんさんは本来、素直で優しくてチャーミングな人なんだと思えます。 けれど、まりんさんは、ご自分の魅力である素直さを「人を傷つけるキツさ」と捉えて、あまりよくないもの。と思っているようです。 まりんさんには、そう捉えざるを得なかった理由があったのだと思います。 今は、「自分が嫌っている面を長所だと捉える人もいるのか」と頭で理解してもらえると嬉しいです。 ただ気持の面では、今私に「まりんさんは素直で優しい」と伝えられても、やっぱり「私の素直さは人を傷つけるもの」と思った時の心の傷が痛んで、とてもそうは思えなかったり、否定したい気持や分かってもらえないような気持ちを感じたかもしれません。 「そうじゃないのに、やっぱり分かってもらえないんだ」って。 もしもそう感じさせたのなら、ごめんなさい。 そして、もっと私にまりんさんのお気持を教えて欲しいです。 私は、率直なまりんさんの言葉を聞きたいです。 私には、まりんさんの率直さが、いけない事だとはどうしても思えないのです。 素直で優しい人なのに、こんなに自分に厳しかったら、さぞしんどいだろうな、と思います。 そして、もっと自分に優しくしてほしい、少しでも楽になってほしいと願っています。 何故なら、まりんさんが傷ついているからです。 何か言うたびに、「また誰かを傷つけている」と自分に厳しい言葉をぶつけて、自分を傷つけているからです。 傷ついた人に、これ以上厳しくしないで優しくしてほしいからです。 自分に優しくすると、周りの人にも優しくなれます。 自分に優しくすると、周りの人達の優しさを感じやすくなります。 まずは、今まで頑張ってきた自分を認めてみませんか? まりんさんは、諦めていないから、こうしてご相談くださったのだと私は思います。 しんどくても諦めずに、ずっと一人で頑張ってきた自分を認めてあげて欲しいのです。 「今まで、よく頑張ってきたね」と、頑張ってきた自分に伝えてみませんか? ご相談ありがとうございました。 |