助けてください

相談者名
かすみ
初めまして。相談させていただきます。

自分の状態を書くと長くなるので、整理させていただきます。
・自分を責めてしまいます。
・小学生の頃、自分を傷つけたことがあります。それで親にばれてひどく怒られました。今はもうしていません。
・親に言われたことを、いつまでも傷ついて引きずっています。
・上記のことで罪悪感を感じて、自己嫌悪の毎日です。
・やる気が出ません。少しでも親の目がなくなると寝転んで自分の心のことを調べてしまい、親にばれる直前まで起きなければと体を起こそうとするのですが起きることが難しいです。本当にやる気がない甘えた私が大嫌いです。
・甘えが酷いです。このような場所には何度か相談させていただいていて、それが原因で親を傷つけたことがあったのに、またこのように相談させていただいています。また、親のせいにしていつまでもこのように心をおかしくしています。親に申し訳なくてなりません。
・本当はしっかり者でもないのに、しっかり者の仮面が外せないでいます。
・夜寝る時、胸の痛みがあるときがあります。また、人が集まっているところで(特に説明会?などある程度きちんとしていなければならないところ)お腹がぐちゃぐちゃした感覚になったり、動悸がしたり、今すぐにでも動いてもがきたいような感覚に陥ることがたまにあり、偏見が怖いので親にも誰にも相談できずにどうにか耐えています。

高校受験をひかえています。勉強しなければならないのに、今年の夏からことような状態になってしまいました。焦りがあり、早く解決しなければと模索してきましたが、解決できずにいます。なお、親が認めないのでカウンセリング系全般、病院での治療を受けることはできません。スクールカウンセラーも親も了承した上での予約制なので不可です。今までの関係が崩れると色々と面倒なのと、もし迷惑かけたら申し訳ないのと、しっかり者で通っているので友人には頼りたくありません。このようなところしか頼れるところがなく、またできることならなるべく自力で解決したいと思っています。

お願いします。アドバイスをください。

カウンセラー
濱田よし乃
初めまして、かすみさん。
今回担当させていただきます、濱田よし乃と申します。
よろしくお願いしますね。

かすみさん、ご自分の状態を分かりやすくまとめてくださって、ありがとうございます。
ご自分の心に常日頃から関心を持っているからこそ、だと思いました。
そして、こんな風に詳しく、かつ分かりやすく説明できるかすみさんは、
相手のことを思いやる事が出来る優しい人なのだと思います。

かすみさんの優しさは、親御さんを傷つけたくないと思っている事や
お友達に迷惑をかけたくない、と思っている事からも伝わってきます。

そして、そんな優しいかすみさんだからこそ、
誰にも相談せずに一人で辛い思いを抱えてきたのだろうな、と思いました。

ただ、かすみさんは、そんなご自分を優しいとは思ってらっしゃらないようです。
「甘えている」し、「そんな自分が大嫌い」と思っていらっしゃいます。

私には、かすみさんは優しくて、頑張り屋さんで、とてもしっかりしているように思えます。
むしろ、頑張りすぎなくらい、しっかりし過ぎなくらいに思えるのです。

そう言われても「私のどこが?」と思われたかもしれませんね。

おそらく、かすみさんはご自分が「出来ていない」と思う事を出来るように頑張ってこられたのではないでしょうか?
もちろん、そんな風に頑張るのは大切な事です。
そうやって努力する事で身につく事は沢山あります。

ただ、かすみさんは頑張り屋ですから「出来ていない」と思う事を探すのは上手ですが、
「出来ている」と思う事には、目が向いていないように私には思えます。
それは、かすみさんの向上心が強いからでもあります。
向上心が強く頑張っているかすみさん、私は素敵だと思います。

そして「かすみさんには出来ている事も沢山あるのに」とも思えるのです。
その代表が「優しさ」「頑張り屋」「しっかり者」です。

1つずつ説明させてくださいね。

まずは「優しさ」
自分を責めている事からもかすみさんの優しさが分かります。
かすみさんは「傷ついた事を引きずっている」と書いてくださいました。

おそらく「いつまでも気にしてはいけない」「早く気持を切り替えて」
そんな風に、一生懸命ご自分に言い聞かせてきたのではないですか?
かすみさんなら、そうやって自分を律してきたのではないかと私は思うのです。
そんな、かすみさんが、今まで引きずっているくらいなのですから、
当時のかすみさんは、とてもとても傷ついたのではないかと私は思います。

子供にとって親は、大切な存在です。
そんな大切な親からの言葉だからこそ、いろんな意味で心に残りやすいと思うのです。
そんな傷つく事を言われたら、その事で親に不満を感じても当然だと思うのです。
私も不満を感じた事は、今も昔もよくあります。

ただ、かすみさんは優しいから、「不満なんて感じちゃダメ」と、
自分を責める事で、不満を抑えてきたように、私には思えるのです。

それは、とてもしんどい事で、相手への優しい気持ちの現われだと私は思います。
そして、そのしんどさに一人で耐えてきた、かすみさんの強さと優しさを、感じました。

かすみさんの優しさは、ご自分の心を大切にしているからこそだと私は思うのです。

「そんなかすみさんには、周りの人達だけじゃなく、もっと自分にも優しくしてほしい!」
私はつい、そう願ってしまいます。。

次に「頑張り屋」についてです。

「甘えが酷い」と書いてあることから、かすみさんが頑張り屋だと分かります。

本当に甘えている人は、自分が甘えている事を悪いとは思っていません。
甘えて当然だと思うんじゃないでしょうか。

けれど、かすみさんは甘えるのが当然だとは思っていません。
逆に「頑張って当然」だと思っているようです。
そして、ちょっとでも「頑張れていない」と感じると「甘えが酷い」と、ご自分に叱咤激励しているのではありませんか?
そんな風に頑張って当然だと思う人は、頑張り屋さんだと私は思います。

かすみさんは、ずっと頑張ってきて、今もまだ頑張っているんだろうな、と私は思います。

そんな頑張っているかすみさんに、私から1つおススメしたいのが、

【自分の手を優しくなでる】です。

「いつも頑張ってくれてありがとう」そうつぶやきながら、
優しく自分の手をなでてあげて下さい。

手を撫でる時は、
何処を触れるのが心地よいのか、どう触れるのが心地よいのか
よく観察してみて下さい。

かすみさんは、観察するのが上手だと私は思います。
そうでなければ、こんなに分かりやすくご自分の状態を説明できないと思うからです。

観察をすることで「自分にとっての心地よい感覚」に気付いて欲しいのです。
心地よい感覚に気付いて、それを、ご自分に与える事が
今のかすみさんには必要だと、私は思います。

最初は慣れなくて、戸惑ったり、嫌な感じがするかもしれません。
もちろん、無理にやる必要はありませんが、
かすみさんの頑張りを一番よく知っているのはかすみさん自身なんです。

そんな自分の頑張りを、ほんのひと時でも、棒読みでもいいので
認めてあげて欲しいのです。

「自分を認める時間」を意識的に持ってみて欲しいのです。

最後に「しっかり者」

誰にも頼らず一人で頑張ろうとする人は、しっかり者だと思います。

かすみさんは「しっかり者の仮面」と書いてくださっています。
そこから、かすみさんが「しっかりしなくちゃ」と、ずっと頑張ってきたことが分かります。
そして、かすみさんはご自分が「まだまだ出来ていない」と思っているようですが、

もう充分しっかり者だと私は思います。
そうでなければ、相談相手にまで、こんなに配慮しませんよ!
こちらの事まで考えてくださって、私はとっても有り難かったです。

そして、かすみさんはこんな風に周りの人達に気を遣うことが多いのではありませんか?
それが出来るかすみさんは、しっかり者だと私は思います。

私には、しっかりし過ぎだと思えるくらいです。
もっと誰かに頼ってもいいのに、と思ってしまうくらい、かすみさんは「しっかり者」です。

以上が私が思うかすみさんの「優しくて頑張り屋でしっかり者」である理由です。

そして、そんなかすみさんが今、気になっている体の症状ですが、

胸が痛かったり、お腹がぐちゃぐちゃした感覚になったり、動悸がしたり、
そんな症状があるのは、辛いですね。
そして、不安も感じる事もあるかもしれませんね。

私はお医者さんではないので、症状について詳しくは分かりません。
ですので、あまりにも症状がひどい時には、是非、内科のお医者さんに行って欲しいと思います。

ですから、あくまでも1つの考え方として理解して欲しいのですが。

「体からのメッセージ」という考え方があります。
胸の痛みは、お腹の感覚は、動悸は、かすみさんに何を言いたいのだと思いますか?

そんな事は考えもしなかったかもしれませんね。
症状の言いたいことなんて聞きたくない、かもしれません。
もちろん聞いてもいいし、聞かなくてもいいんです。

ただ、私には体に症状が出るくらい、気づいて欲しい気持があるように思えるのです。
分かってほしい気持ちがあるように思えます。
そんな思いを誰にも言えずに一人で抱えてはいませんか?

もしも、そんな思いがあるとしたら、
その気持を、せめて紙に書いてみませんか?

紙に、ペン(もしくは鉛筆)で書くのです。
正しいことじゃなくていいし、キチンと書かなくてもいいし、ぐちゃぐちゃでいい。
なんなら、言葉じゃなくても構いません。
そして、書いたらすぐに破って捨ててしまいましょう。
こうすれば、誰にも見られることはありませんから。

目的は「思いを、外に出す」事なのですから。

そんな風に、何かの方法で自分の思いを表現する事が出来るようになると、
少し気持に余裕が出来るかもしれません。

かすみさん、本当に勇気を出してご相談くださってありがとうございます。

そして、もしもどうしても辛い時には、無料の電話相談もあります。
「もう無理」そう思ったら、是非私達を頼ってくださいね。
一人で無理をしないでくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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