世界一卑しい私

ハリネズミさんは今、心の刑務所から、生きているうちに、でたい、と感じ
ていらっしゃるんですね。

頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、ハリネズミさんが今まで色々な気持
ちを感じ、そして抱えながら日々を過ごされていらっしゃったのではないか
な、と感じました。

ハリネズミさんご自身が感じていらっしゃる感覚と、思っていらっしゃる想
いと、考えてしまう思考がどこかチグハクして、どこかもどかしくって・・・

もしかしたら、そういう感じのものを日々感じていらっしゃったのかもしれ
ません。
その感覚をずっと感じているという事は、本当にしんどくて辛いことかもし
れません。

しかし、ハリネズミさんより頂戴いたしましたご相談内容から、ハリネズミ
さんが前に進みたい、今の状況から脱出したいという気持ちがとても伝わっ
てきました。
そして、なによりその今感じていらっしゃるハリネズミさんの想いをこの無
料相談に寄せて頂けたという事はとても勇気が要った事かもしれません。
その勇気を乗り越えてご相談されたハリネズミさんの想いが伝わってきまし
た。

ハリネズミさんの今いらっしゃる場所からすっと出れる一つの切っ掛けとな
ればと思います。

それでは、私の感じた事をお伝えしますね。

ハリネズミさんより頂きましたご相談内容を拝読し、感じた事はハリネズミ
さんはとても優しい想いを持っていらっしゃるんだろうな、という事でした。

ハリネズミさんはどこかで、ご自身の心の中に大きな針の様な物をを隠して
いらっしゃるような感覚をどこかでお持ちなのかもしれません。

この感覚は、私たちが多かれ少なかれ感じる感覚の一つでもあります。

そして、ハリネズミさんはこの感覚を認め、解放すると大切な人達をさして
しまったり傷つけてしまうのではないかという感覚をお持ちなのかもしれま
せん。

しかし、この針は人を傷つける為に装備された針では無いかもしれません。

もしかしたら、ずっと昔にハリネズミさんを何かから守る為にやってきた物
かもしれません。

もし、よかったらその針がやってきた切っ掛けについて考える時間を持つと
いうのも、その針を手放す切っ掛けとなるかもしれません。

そして、その針を手放した時に、ハリネズミさんが感じていらっしゃる心の
刑務所から出るヒントが出てくるかもしれません。

ハリネズミさんにとって、心の刑務所から出る一つの切っ掛けとなれば幸い
です。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃