好きな事がない

蝶さんがおっしゃるようなご相談を、僕はけっこうよくお伺いします。
だいたい１０代後半から２０代前半の方が持たれる悩みのようです。

学生時代、しなくてはいけないことが多くありますよね。
学校に行かなければならないし、
授業を受けなければならないし、
テストを受けなければならないし・・・。

それに対して煩わしさを感じた人もいるかもしれません。
逆に、やらなくてはいけないことがたくさんある状況に対して、そういうもの
なんだと自然に受け入れる人もいます。

誰にだってそういう時期はあり、それを乗り越えて大人になってゆくのでしょう
ね。でももしも、その要素に加えてさらにいろいろなものを誰か（何か）から
求められたとしたら、人はどうなってしまうでしょう。
例えば自分の環境や、周りの人が、多くのものを求めてきたとしたら？

怒るかもしれないし、悲観的になるかもしれません。
でももっともっと求められ、精神的に追い詰められたら・・・。

物事に対して期待しなくなったり、自分が求めることを諦めてしまうのでは
ないでしょうか。
それでもやるべきことはたくさんあるから、日々は過ぎてゆくことでしょう。

すると、社会に出る時（出た後）に一つの壁ができるんですよね。

それはあたかも、唐突に言われるかのようなわけです。
「好きなことをしていいんだよ。好きな仕事をしていいんだよ。」って。

期待したり、求めたりすることを諦めた人間にとってみれば、とても困ってしま
いますよね。急にそんなこと言われても・・・、と。

カウンセリングでは、諦めてしまった部分、我慢してきた部分を見ていきます。
そこにある抑圧された感情を解放すると、したいことをしたいと言える自分を
手に入れることができたりします。

かく言う僕も、特にやりたいことがあるわけでもなく、なんとなく就職して
痛い思いをした人間なので（笑）、きっと蝶さんのお力になれると思います。

興味がありましたら、カウンセリングをご利用くださいね。

応援しています！