海外留学遠距離

相談者名
らんらん
私31歳、彼32歳、付き合って通算8年です。
1度彼の浮気で別れ、復縁。
その後留学のため遠距離になって4年ですが、1年目に私が彼以外の人を好きになり別れ、その2年後にまた復縁しました。
最近彼の気持ちが冷めていて「君は自分よりも留学を選んだ」「周りが結婚していく中、自分はどこにも進めない。
他の女の子とかと話をすると、もっと他に幸せがあるのではと思ってしまう」と言われます。
元々私は自信がありません。
彼の浮気の後は、嫉妬や自信の無さに拍車がかかってしまいました。
日本で一緒にいた頃も、ちょっとしたことで(週末の夜なのに彼と連絡がとれない等)辛い思い出がフラッシュバックして、打ちのめされていました。
一度別の人を好きになったのは、その反動です。
私を好きで仕方ない、という人で最初は嬉しかったのですが、逆に束縛がきつすぎてお別れしました。
実は、理想の自分になれば、余裕と自信ができるだろうというのも留学を選んだ理由です。
ただ、来てみるともっと学びたいと思ってしまい、丁度彼と別れていた時期だったこともあり、大学院へ進学を決め、当初の予定よりも大幅にのびてしまいました。
ただ、あと7ヶ月で卒業した後には、自信と資格をもって、彼の側にずっといよう、と思い、彼にもそれを伝えていました。
自分の意志で選んだ道ながら辛い事も沢山あるので、その度に彼との未来を想像して自分を励ましてきました。

彼がどうであれ、私は彼のことを思っていると伝えよう、お互いのことをわかりあえるように、とやってきました。
でも言葉や態度で彼の気持ちが冷めていっているのがわかり、不安で追いかけてしまいます(恋愛に依存していますね)。
浮気された当時のことも思い出します。
その時も彼に「距離を置こう」と言われた直後でした。
彼との温度差を確認するたびに絶望感に襲われ何も手に着きません。
ずっとモヤモヤしたものが胃にあるようで、すぐ涙がでて、何をしても心から楽しいと思えません。
幸せな恋人をみると、どうして私は愛されていないのだろう、と落ち込みますが、一度他の人をみた今は、誰でもではなく、彼に満たしてもらいたい、と思ってしまいます。
せっかくお金も時間もかけて海外にいるのにと、ますます自己嫌悪です。
このままでは身がもたないと思い、自分から別れを切り出そうかと思う日と、少しでも話せると嬉しくてやっぱり彼しかいない、と思う日とあり毎日辛いです。

カウンセラー
松尾たか
らんらんさん、ご相談ありがとうございます。
今回担当させていただく松尾たかと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

遠距離になって4年、別れていた期間があるとはいえ長いですね。
日本と海外では、なかなか会えずにコミュニケーションをとるのも大変な時が
あるかもしれません。 今は彼の気持ちが冷めているように感じるなら、
不安だったり心配だったりと辛い毎日、お察しいたします。

らんらんさんは、自分の意志で海外留学をしてまで資格をとろうと
頑張っていらっしゃるわけですが、異国での生活は文化や習慣の違いもあり、
勉強も生活もきっとご苦労も多いのではないでしょうか。
そんな時に彼との未来を想像し、自分を奮い立たせてその辛さを乗り越えられて
こられたのですね。 らんらんさんにとって、彼の存在は本当に大きいのだと
思います。

>最近彼の気持ちが冷めていて「君は自分よりも留学を選んだ」「周りが結婚していく中、
>自分はどこにも進めない。他の女の子とかと話をすると、もっと他に幸せがあるのでは
>と思ってしまう」と言われます。

らんらんさんが、卒業後は彼の側にいようと思っていることを伝えているのに、
彼からこのような言葉を聞くと辛いし、苦しい、 彼に気持ちが伝わらないことは
とても悲しいことです。

>実は、理想の自分になれば、余裕と自信ができるだろうというのも留学を選んだ理由です。

自分に自信がないと、相手の反応が怖くて本当に言いたいこと、伝えたいことが
言えていない場合があります。拒絶されるのが怖くて、つい遠慮がちに伝えたり、
言葉足らずだったり、あるいは強がってしまうこともあるかもしれません。
らんらんさんは一生懸命に気持ちを伝えていると思いますが、自分の本当の気持ちを彼に伝えることが出来ていますか。本当に彼に伝わっているでしょうか。

どれだけ距離が離れていても、お互いの繋がりを感じられていれば、その距離は
支障がないことがあります。 だけど、辛い時や苦しいときに手の届くところに
相手がいてくれることで救われることもあります。

らんらんさんは、年に何度か彼と会うことはあるのでしょうか。
昔の時代と違って、現代はメールやテレビ電話と、連絡をとりあう手段は
いくらでもありますが、関係性に不安や心配があるときは、やはり近くに相手が
いて、会うことで不安などを払拭できることも多いでしょう。
顔を見て相手を感じて安心出来るということは大きなことかもしれません。

同じ話をするにしても彼の隣で目を見て話をすることでは、また違ったものになる
のではないかと思います。
機会が作れるのなら、彼と会って話してみてはどうでしょうか。

そして、もうひとつ気になることがあります。

>幸せな恋人をみると、どうして私は愛されていないのだろう、と落ち込みますが、一度他
>の人をみた今は、誰でもではなく、彼に満たしてもらいたい、と思ってしまいます。

愛されないと思うと寂しいですよね。
私たちは自分に自信がないとき、誰かから愛されることで自信をつけよう、
自信がつくと思いがちです。
でも、誰かに満たしてもらいたいと思えば、まだまだ足りない、という思いも湧きあがってきます。

相手が一生懸命に満たそうとしてくれても、自分で自分を認められていないと、
「その愛し方じゃない。そうじゃない。」と自分の望む満たされ方(愛され方)で
しか受け取ろうとしなかったり、どこかで相手を責めていたりすることも
あります。「なんで私が望むように愛してくれないの!」って。
だけど、自分で自分を認めていないと、満足することも自分に自信もつけることも
実は難しかったりするんです。

私も元夫に対して、彼がしてくれたことを全然見ず、受け取らず、自分の望む
愛され方に固執してたということが、今ならわかるようになりました。

相手のしてくれることを受け取っていない私は、「やっぱり大事にされてないのかも・・」
と感じていたようです。 そして、元夫は、どれだけやってもわかってもらえないという気持ちや無力な自分を感じていたんだと思います。

私たちに、満たされたいという思いがあるのも自然なこと。
ただ、相手(彼)のしてくれたことを受け取ったり、また相手(彼)を満たして
あげようという気持ちもとても大切なことなんですね。

らんらんさんにとって、今は彼との今後をどのように考えるのかも大切ですが、
自分の人生をどう生きていきたいのかを一度見つめ直す時期なのかもしれません。

資格をとろうと海外の大学院で学んでいらっしゃるらんらんさんですから、
本来はとてもバイタリティーがあり、理知的で行動的な女性なのだと思います。
ご自身の幸せな未来のために、らんらんさんの望むビジョンを描いて
前に進んでいかれることを願っています。

そして、もし気持ちのモヤモヤがなかなな拭えないようなときは、
初回無料もご利用いただけますので、私たちカウンセラーに話してみてくださいね。
らんらんさんの幸せを応援しています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。