相談者名 | ローズ |
はじめまして、こんにちは。早速、本題に入らせて頂きます。 私と彼は小学校の同級生で、同窓会で再会し、お友達として1年。お付き合いして1年半になります。彼は、私が初恋の人だったとのこと。私が彼に魅かれた理由は、私のことをとても好きだと接し続けてくれていることです。 しかし、反面、喧嘩のタネとして、彼の経済状況とお付き合いの仕方が問題です。彼の実家は、お父さんが二代目の家業があり、彼はその下で働いています。先代はとても儲かっていたらしいのですが、今は倒産寸前にあります。彼は、お給料が出ない状態にいます。中退してしまった大学の学費を工面してもらった両親の手前、文句も言いません。ここまで読むと、彼をとても立派に思うのですが、趣味のバイクと学生時代からと現在の生活費としての借金が300万近くもあるのです。また、家族間のコミュニケーションが取れておらず、第三者の目で見ても、仕事がうまくいかないのが納得できます。借金は、私が提案した「休日にアルバイトをする」ということで今スタートしたばかりです。お付き合いの仕方は、彼の部屋でお話する。たまに、ファミレスに行く。といった感じです。おしゃれをしてデートをしたり、旅行をしたりと夢です。結婚も彼としたいのですが、これから、乗り越えていかなければならないことがたくさんあって、そのストレスと上手にお付き合いしていけたらと思います。喧嘩をしてもすぐ、お互い「ごめんね」と言えることが、今現在の救いであります。 | |
カウンセラー | 大谷常緑 |
ローズさんこんにちは! 担当させていただく大谷です。はじめまして。 よろしくお願いします。 さて、彼とのおつきあいの仕方が、ローズさんが描いているようにいかない苛立ち、それに怒ってしまう嫌な自分を感じておられる辛さ、将来への不安など、色々な感情を文面から感じました。それと同時に、彼のことがとても好きでいらっしゃるのではないかなぁ・・・と思いました。 「彼をバカにしている」とのタイトルでいただきましたが、ローズさんは彼をバカにしているのではなくて、彼の置かれている状況や彼がそれに甘んじている態度に怒っていらっしゃるのではないでしょうか? ローズさんは、この両方をお持ちのようです。 先ず、自分に自信がないときというのは、ローズさんがどこかで愛されない自分を感じているという事です。彼の言動が、ローズさんの心の奥にあるこの「愛されない自分」を刺激すると、ローズさんの怒りが出てくるのではないでしょうか? 次に、自分が今まで頑張ってきたときですが、心理学的に言うと「自立しているとき」になります。頑張ることや、自立することは決して悪いことではないんですが、今問題になっているのは、ローズさんのこの感覚です。 彼を信じてあげること=自分を信じることなのですが、これはお一人ではなかなか簡単には出来ないかも知れません。 今は、『喧嘩をしてもすぐ、お互い「ごめんね」と言えることが、今現在の救いであります。』 |