いとおしいけど苦しい恋愛

相談者名
ARI
私は7年前に離婚して小学5年の娘がおり半年前に3歳年下の彼が出来ました。
彼も×1で子供はいません。最初は幸せ一杯だったのですが、日が経つに連れてだんだん「不安感」が広がっていき、結果彼に当たってしまい彼もだんだん「またか」って感じで、この間「もう別れよ」とまで言われました。辛くて1日起き上がれない位でした。どうしてこんなことするのか?それは彼はまだ元嫁に未練がある様で、事あるごとに元嫁の話をすることと、彼の優柔不断な言動に不安を感じているのかなって。それを彼に伝えると「もう元嫁の話はしない。でも忘れる事は出来ない」「これからはもっと2人だけの時間を持つようにしよう。まず2人の気持ちが”大丈夫”と思えるまで子供とはなるべく会わない」と言って家の鍵をくれました。子供がキャンプに行っていたので何日か泊まりに行きました。凄く楽しくてこのままずっと一緒に居たかった。その後子供には「仕事で遅くなる」と言って出かけ子供が起きる前に帰ってきます。たまには泊まります。悪い母親です!「母親が外泊したりしたら不安になるだろうな」「寂しいだろうな」って解っているんですが、彼と一緒に居たくて行ってしまいます。母親失格です。でも娘の事も心配です。だから彼に「せめて娘が起きるまでに帰ってやりたい」と話しました。彼は「なんで?大丈夫やって」って。全然子供の気持ちや親の気持ちが解らないんです。彼の両親は中学の時に離婚していて「俺は親の愛情を受けた事がない」と言っています。母親は彼を置いて独り男の所へ出て行きました。離婚後父親に引き取られたのですが、父親も女の所へ行ってしまったそうです。「どうやって暮らしてたの?」と聞くと「本当やな」と笑ってました。私は胸が締め付けられました。彼はいつも笑っています。でもそれは昔辛い事が有りすぎて笑うしかなかったのかな?とも思います。彼は「本音を言える友人は独りも居ない。お前が初めて俺の全てを曝け出せる人や」と言います。又「俺と付き合う女はみんな好きだけど苦しいから別れるって言う。お前も俺から去って行ってしまうのか?」って。だから「私だけは彼を見捨てないで一杯愛を注いであげよう」と思って、娘にも彼にも精一杯の愛を注いで揚げたくて、でも苦しいんです。別れられないんです。娘の事彼の事今後私はどうして行ったらいいのでしょうか?彼の事が大好き、でも苦しいんです
カウンセラー
ながのひろみ
こんにちは。ながのと申します。
ご相談ありがとうございます。

メールを拝見させていただいて、アリさんの締め付けられるような
心の苦しさが伝わってきました。さぞやお辛いことと察します。
あまりの苦しさにいっそのこと別れてしまいたい気持ちも
感じていらっしゃるかもしれません。

アリさんの心をこんなに苦しめているのは何でしょうか。

アリさんとおつきあいしながら彼の心のどこかにまだ元妻の存在があること、
彼のどことなく優柔不断な言動、
あまり家庭環境に恵まれなかった孤独な彼のそばにずっといてあげたい反面、
娘さんの寂しさを思うと家にいてあげなくてはと思う
自分の中の女の部分と母親の部分との競争、
彼に会いたい気持ちを優先してしまうときの娘さんに対する罪悪感、

彼の思いに十分に応えてあげることができるのかという不安・・
さまざまな思いを抱えておいでのことかと思います。

彼の心の中にはまだ元妻の存在があるようですし、
彼にとってそれがアルバムのようにたまに眺めて懐かしむものに変わるのは
少し時間がかかるかもしれません。

しかし彼はここに生きている今、あなたを選んだのです。
アリさんを深く知り合いたかったから、アリさんと分かち合いたかったから、
アリさんに誰も持っていない価値を見つけたから
そしてアリさんと二人でスタートラインに立ちたいと思ったから、
お付き合いしようと決めたと思います。

彼が多くの女性の中からあなたを選んだという事実は忘れないでくださいね。
それを受け取ったときに元妻を忘れられない彼自身を受け入れられると
思います。

彼のことも娘さんのことも一生懸命に考えてあるアリさんは、
包容力のある女性だとお見受けします。
溢れる愛情を二人に与えることができる大きな力を持っていらっしゃるように
感じました。

ただ今の状況ですと、自分の中で女の部分と母親の部分が競走している結果、
彼に会いに行くときは母親の部分が負けてしまうように感じてしまうので、
会える嬉しさと同時にうしろめたい苦しい気持ちも大きくなり、
せっかくの彼とのデートも心からは楽しめないと思います。

女性でもあり母親でもある自分をどうぞ尊重してあげてくださいね。
そして、アリさんは彼も娘さんもどちらか一つだけしか選べない
というわけではありません。
彼も娘さんも選んでいいのです。

彼も娘さんもアリさんも3人とも幸せになるためにはどういうやり方が
一番いいのか、そこに目を向けられたときに道は見えてくると思います。

3人の新しい関係が創りだせるように応援していますね。

この記事を書いたカウンセラー

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