攻撃的な人への対応の仕方

今までの私の対応は、ムッとしてしまう、何も言えず黙ってしまう、
自分が悪かったと思ってしまう、関わらないようにする、ことでしたがどれも
関係がこじれたり嫌な思いをするだけでした。

気にしないふりも良い効果がないように思いました。
実際は気分が悪くなってしまっているので、気にしていることになるのでしょうが・・・。

相手が攻撃的態度を次からとってこなくなる対応というのがあれば知りたいです。

そして自分がイライラしてしまったり、相手の気に障ることを言ってしまって
相手が攻撃的、防衛的になった時の対応法もあればよろしくお願いします。

どうぞ、よろしくお願い致します。

よるさん、今回はよく無料相談にご相談をお寄せいただきました。
短い文章の中にある数々の単語から、その悔しさ、辛さ、痛みがとてもよく伝わってきます。

屈辱的な思い、やるせない思い、どうしようもない思い。
それは、執舌し難い、辛いものだったかもしれません。
時には、日々が重荷を背負って歩くような、過酷なものになってしまったかもしれません。

よく、ここまで耐えられました。そして、よくこの無料相談に悩みを寄せて下さいました。
本当によく頑張りましたね。

では、よるさんが、もうこんな攻撃的な態度に悩まされないためにはどうしたらいいのか、考えていきたいと思いますね。
それでは、どうぞよろしくお願い致します。

まず、よるさんが嫌味を言われたり、からかわれたり、見下されているというのは、どんな事に関してですか？
例えば、私の場合だと、小学生の頃によく同級生達から、”お前はすぐに調子に乗る”と言われてからかわれる事がよくありました。
そして、そんな事を言われるたびに、自分は馬鹿にされていると感じて落ち込んでいたりしました。
こんな感じで、自分がどんな点で人から攻撃されているのか、からかれたりしているのかという事を改めて思い返してみて欲しいのですね。

そして、他人からあれこれと言われるよるさんの”何か”は、それこそが、よるさんの”個性”ではないかと思うのです。
そして、そんな個性と言うのはどんな事でも、長所として使う事も出来れば、短所として使う事も出来るのではないのかなと思うのです。

例えば、先の私の話でいくと、すぐに調子に乗ってしまうという”お調子者”という個性は、長所として使うとすると、”場を盛り上げるのが得意”とか”親しみ易い”と言う使い方も出来ると思います。

そして、昔はただ、それが悪い事だとしか思えなかったのに、自分自身が、そんな風に良い面もあると考えられるようになってくると、今度は他人から同じように”お調子者”と言われても、”からかわれている”とか”見下されている”と感じる事は少なくなり、逆に、”親しみを持たれている”と、肯定的に感じる事が多くなりました。

よるさんも、そのからかわれている部分こそが、よるさんの才能であり、長所であると言ったら、どんな風に感じますか？
もちろん、他の人から、攻撃的な態度をされたり、見下されたりする自分の個性を、今の時点では、肯定的に考える事なんて出来ないかもしれません。

けれども、よるさんの持っている才能や長所は、”他の人と違った部分” = “個性”の中にこそ有ると思うのです。
だって、平凡で平均的な事は、それは”普通”と言うのであって、もちろん悪い事ではないですが、長所とも言い難いですよね。

“醜いアヒルの子”というお話がありますよね。
あの話は、一匹だけ色が違っていて苛められたアヒルの子は、実は白鳥の子供だったという話ですが、よるさんにも全く同じことが言えるのではないかと思います。

まずはここまでのお話で、よるさんの個性とは何かに気が付き、それが才能や長所であると理解できると、他の人からの攻撃的な態度は、気にならなくなったり、むしろ好意的に感じられたりするというお話について、ご理解頂けましたか？

では、次は、よるさんの過去の経験を、ただ辛かったというだけでなく、逆にそれを活かして、よるさんのこれからの人生に役立てる方法をお教え致しますね。

まず、よるさんは、今までの人生で、立場の弱い人が、どんなに苦しい目に会うか、身をもって体験してきましたよね？
意地悪される事、からかわれる事、嫌味を言われること、見下される事、そんな事をされたら、どんな気分になるか、身をもって体験してきましたよね？

からかわれて傷ついたのに、うつむいて黙ってしまう事しか出来なかった事。
そんな事をされたのに、尚自分が悪いと責めてしまった事。
気にしないふりをした事。

そんな態度をとらなければならなかったのは、本当に辛かったですよね。
そんな体験をされて、よるさんは、どんな風に思いましたか？

よるさんは、そんな風にされて当然の男だと感じましたか？
いいえ、もしそんな風に感じたのであれば、今回この無料相談に相談を頂いたりはしなかったですよね？

そして、そんな風に辛い思いをしているのは、世界中によるさんだけでしょうか？
そんな人、他にもいると思いませんか？そして、その人達の中には、よるさんのように助けを求めることも出来ずに、今もただ押し黙っているだけの人もいるのではないでしょうか？
その人達の為にも、立ち上がって、こう叫んで欲しいのです。

「誰にでも、人を傷つけていい理由なんて無い！からかったり、見下したり、馬鹿にしてもいい人間なんていない！」

よるさんなら、深く納得して、こんな風に思えませんか？
こんな言葉は、よるさんのような、辛い体験をしてきた人が言ってこそ、説得力があると思いますよ。

心の中からの叫び、魂の叫び。
私は、よるさんのそんな心の声が聞きたいです。

ヒーローと言う言葉がありますよね。
よるさんは、ヒーローと言うと、どんな人の事を連想しますか？

力の強い人？すごい才能や、特技を持っている人？それとも、経済的に豊かな人でしょうか？
いいえ、もしもヒーローとなるのに相応しい素質があるとしたら、それは”心の痛みを知っている人”ではないかと思うのですね。

だって、心の痛みを知っていなければ、誰かが辛い体験をしても、その辛さや苦労がわからず、助けたいという気持ちも沸いて来ないと思うからです。

そして、もしもよるさんが、今までの辛い人生の中で気が付いた自分の才能を受け取り、力強く成功の人生を歩むことが出来たとしたら、それは、同じように苦心でいる人達のヒーローになれると思います。

よるさんは、そんなヒーローになるのに相応しい人だと思います。
どうかお願いします。これから先もまだ、苦しい日はやってくるかもしれません、けれどもどうか負けないで、力強く成功し、多くの人のヒーローになるところまで、頑張って頂けないでしょうか？

ここまで逃げなかったよるさんなら、きっと出来ると思います。よるさんは、ヒーローになる為に、生まれてきたんだと思います。
私は、そんな風に感じましたよ。

そして、最後にもうひとつお聞きしたいのですが、よるさんには、恋人、家族、友人など、守るべき人はいますか？
よるさんの経験は、誰か守るべき人が出来た時、ものすごい心の強さとして発揮されると思います。

愛する人を守ろうと思ったら、何か嫌な事があったらすぐに逃げ出してしまうような弱い心ではいけませんね。
辛いことがあっても、苦しいことがあっても、ぐっとこらえて忍耐する力も必要になってくると思います。

そんな時、よるさんのような人は、きっと逃げ出さずに耐えられる力を持っていると思います。

今まで体験してきた辛かった経験は、よるさんの才能を開花させ、大きく成功する為に必要な経験のような気がします。
そして、今までのような辛い経験を終わらせるために、まずは自分がどんな個性を持っていて、それは、どんな才能、長所と言えるのか、そこから考えてみてもらえませんか？

よるさんが、本当の自分の才能に気が付き、自分よりも弱い立場の人の希望の星となり、また、時にはそんな人の盾となって守れるような、そんなヒーローとしての人生を送れるようになる事をお祈りしていますね。
今回は、ご相談頂きありがとうございました。

何かしら参考になりましたら幸いです。