ろきさん、こんにちは。根本と申します。 ご相談ありがとうございます。「顔」というのは、女性にとってとても大切な意味を持ちますよね。 だから、ろきさんのようにあまり自信がなく、また、親御さんから 「顔が全て」みたいな言い方をされてしまうと、その言葉に縛られて、 ますます「顔」に意識が向いてしまうと思うんです。 実際、心理学の世界では「思春期には見た目が全てと感じる時期があり、 だから、クラスでも一番の可愛い子、イケメンしかモテない」と言われます。 つまり、小学校高学年~高校生くらいまでの“思春期”には外見にその意識が 向かい易いんですね。だから、髪型を気にしたり、メイクをするようなったり、 オシャレに目覚めたりする子が増えていくのです。 また、この時期は完璧主義になりやすく、可愛さにも「完璧なかわいらしさ」を 求めるようになって、一方ですごく自己否定しやすいのです。 しかし、大人になるにつれて徐々に外見から内面に目を向けることができる ようになっていきます。 もしかすると、大学生のろきさんにとっては、その過渡期と見ることもできますね。 さて、とはいえ、気になるものは気になるもの。 ろきさんの文章を読ませていただきますと、どうも「お母さんとの関係」に ポイントがあるような気がするんですね。 もともとお母さんとの距離が近くて、影響を受けやすい環境にあったのでしょうか? また、顔のこと意外にも、影響を受けている面はありますか? もし、「お母さんが顔のことを言うから気にするようになった」としたら、 実は問題の本質は「顔」ではなくて、「お母さん」にあり、よって、お母さんとの 適切な距離感が、この思いを緩和してくれるようになると思うんですね。 言い換えると精神的な面での「親離れ」の時期に来ているのかもしれません。 例えば、卒業後の進路について、あるいは在学中にやってみたいことについて、 ろきさんの考えははっきりしてますでしょうか? そのことについて、お母さんが何か言ってくることはありますでしょうか? その点が明確になっていないとしたら、チャンスです。 外見のことは気になるかもしれませんが、「私は何がしたいんだろう?」と 自分のこれからの人生について、あれこれ思いを馳せてみるのもいいでしょう。 そして、少しでも興味のあるジャンルが見つかれば、自分なりに調べてみたり、 行動してみることをオススメします。 つまりは、「自分探し」ですね。 そうして、ろきさんが「自分自身」というものを確立していったとき、 「誰かと比較すること」自体が少なくなっていくんですね。 それは「他人を認めること」であり、より具体的には「可愛い子を可愛い」と 認めることができるようになっていくでしょう。 そうすると、「私も可愛くなりたいな」とか「可愛いって言われたいな」と もっと自然に、今のようにモヤモヤすることなく、言えたり、思えたりすると 思うのです。 ただ、「可愛い子を妬んでしまう」と言え、本音が「可愛くなりたい」と 分かっているろきさんは、自分をちゃんと見れてますし、とても素直だと思うんです。 この「素直さ」は何者にも変えがたい魅力の一つで、ろきさんが大きく成長し、変化し、 きらきらと輝くための大事なアイテムです。 因みに嫉妬することって本当は悪いことではないんです。 それは、ろきさんの中に、熱いハートがある証拠。情熱的である証なんですね。 本当は欲しいのに、そして、それを自分自身も持っているのに、それが出せて いない状態のとき、人は嫉妬するんです。 だから、ろきさんにも可愛いところはあるし、可愛らしさもたくさん持ってると思うんです。 とはいえ、今の年代ではなかなかそれを受け取ることは難しいですよ。 同じ年代のクライアントさんに話を聞くと、やはり外見こと、相当気にされてますし、 コンプレックスに感じてる方も少なくないですから。 だから、まずは「可愛いと素直に思えたらいいのに、なかなか思えないなあ」と 今感じてることをそのまま受け入れてあげてくださいね。 そして、「自分探し」をしていくことをお勧めしたいのです。 参考になりましたら幸いです。 |