まちさん こんにちは。今回 担当させていただきます、嶽きよみ と申しま す。まちさんは 今、いろんな想いを 一人で抱えながら 毎日を過ごしていらっし ゃるようですね。 特に、こみ上げてくる怒りを抑えるというのは、とてもしんどい作業だと思います。 リアルの世界でも、ネットの世界でも、自分の居場所がなくなって、なんだか取り残されたような感じがしていらっしゃるのかもしれませんね。 少しでも まちさんのお力になれるよう、お返事させていただきたいと思いま す。どうぞよろしくお願いします。 まちさんが、 > 人と話すとすごく緊張してしまって「嫌われてないかな?変に思われてないかな?」などと言う風に周りの目を意識しています。 > そのため人と会話すると疲れてしまいます。 > その気疲れや気まずさから人とあまり関わろうとしません。 と おっしゃる気持ち、とてもよくわかります。 周りの目がとても気になるときって、会話にもあまり集中できないし、自分が 何か言葉を発する前にも 色々考えたりしてしまいがちですよね。 そしてそのうち なんとなく会話の外にいるような気がしてしまう…。 でもそれは、まちさんが 他の人たちと「上手に」コミュニケーションをしな ければ、という想いが よけいに緊張を生んでしまうのかもしれませんね。 人と話していて 周りの人がとても気になってきたときは、まちさんが、周り の人の目線になって自分を見ている、というときかもしれません。 そういうときは、目線の方向を 自分の方向ではなく、相手を見る、という方 向にチェンジしてみるといいかもしれませんね。 > 小・中学生時代ひどいイジメにあってきて、その傷がまだ癒えず今に響いているのだと思います。 > 小学校時代から「私は話しちゃダメなんだ…」と思うようになり話すことが苦手になりました。 以前に、とても辛い思いをされたんですね。 文面からすると、その原因が「話すこと」について おありだとお考えだった のでしょうか。 そして、人との関係を作っていくには「話しちゃダメ」という無意識のルール のようなものが、まちさんの心の中に作られてしまったのでしょうか。 だとしたら、人と話すことは、まちさんにとっては そのルールを破ることに なってしまうのかもしれませんね。 人と話しているとき、常に自分のことを監視しているような もう一人の自分 がいないでしょうか? まちさんが 人と気軽に話せるようになるには、そのブロックをはずす、とい うことが大きなヒントになるかもしれませんね。 > ネット内でトラブルがありすごく傷ついてしまいまして、今はネットから離れて過ごしています。 > リアルでもネットでも何だか場所がなくなったみたいで不安になります。 とても怖い思いをしましたね。 でも、ネットの世界では、ちょっとしたことが 大きな誤解に発展し、その誤 解を解くのはリアルの世界よりも難しい、という場合が少なくありません。 まちさんのトラブルの内容がわからないので 細かいアドバイスは出来ません が、誹謗中傷やネガティブな感情が表面化するととても酷い状態になりやすい のはネットの世界の特性でもありますので、そのことを踏まえて、まちさんが ご自分のことを責め続けたり、傷つけすぎたりすることはよくありませんよ。 > 後怒れなくなりました。今でも怒りを抑制して溜めて溜めて…の繰り返しです。 > 人に愚痴を言ったりしない性分でいつも一人で抱え込んでいます。 > そうするとずーっと同じことを考えたり、昔のことでも思い出すだけですごく怒りが込み上げてきます。 > 色んな恨みが今も消えません…。すごく苦しいです。 まちさんが 溜め込んでしまった「怒り」。 「怒り」というものは、感情の蓋とも言われ、そのほかの色んな感情が 外に 出てこないように押さえつけている 錘 のようなエネルギーです。 まちさんの心の中の、怒りによって抑圧しなければならないような感情とは どういうものがあるでしょうか? もしかしたらそれは、「悲しみ」のようなものかもしれません。「淋しさ」な のかもしれません。 人は「怒り」を 時々爆発させたりすることでバランスを取っていることが多 いかもしれませんが、それが出来ないときは、まず、怒りが抑圧しようとして いる感情を解放してあげることで、怒りはその役目から解放されて なくなっ ていきます。 怒りというもので、抑圧している感情が一つあると、ほかの感情も一緒に抑圧 されてしまいます。 つまり「悲しい」を抑圧すると、「嬉しい」とか「楽しい」とかも一緒に抑圧されて感じにくくなってしまうということなんです。 まちさんには、お答えしたいことがたくさんあって、全部伝えきれないのが残 念なのですが、私がまちさんにお勧めしたいことを3つあげると (1)コミュニケーションを、「話すこと」ではなく「聴くこと」を中心に考えて みる。上手に話しが出来なくても、きちんと話を聴いてくれる人が、会話には 必要ですから。 (2)人と話していて、周りの人がとても気になってきたときは、自分を見すぎているとき。相手をよく見る、という方向に集中してみる。相手に興味を持つことで、どう見られているかがあまり気にならなくなってきます。 (3)緊張してきたら、深い深呼吸を何度かしてみてください。息を吐ききった時、まちさんの緊張は少し和らいでいると思います。 の3つです。 そして今、まちさんには お母さんとお姉さんという、力強い味方がいらっし ゃるので、まずはこのお二人とたくさん会話をしてみてください。 そして よかったら、カウンセラーを使って、コミュニケーションの練習をさ れてもいいのではないかと思いますよ。 これから、まちさんに たくさんの笑顔が戻ることを祈っています。 ご相談 ありがとうございました。 嶽きよみ |