心を開けない。

相談者名
まき
傷つきやすい性格で、人になかなか心を開くことができません。
何かに悩んでいても、本当は誰かに相談にのってほしいけど、そうであればあるほど自分の中に押し込めてしまします。
手を差し伸べてくれる人には話してみようかなと思いますが、心の中で葛藤があります。

受け身で気が弱く、マイナス思考な性格だと自分では思っています。
もっと色々な人と関わり、自分を成長させたいと思ってはいますが、本当の自分をうまく出すことができません。
どうしたらありのままの自分で人と接することができるのでしょうか。
教えてください。

カウンセラー
宮本恵
まきさん、はじめまして。
担当をさせていただきます、宮本恵と申します。
よろしくお願いします。

心を開きたい、人と関わり成長したいという、まきさんの思い、とても素敵ですね。
その思いを持ちながら、心を開けない状態なのは、しんどいですね。
悩んで、誰かに相談したいと思うのに相談できないとしたら、1人で頑張るという選択肢になってしまいますよね。
だとしたら、まきさんはずっと頑張り続けてきた方なのでしょうね。

まきさんは、「ありのままの自分」にどんなイメージを持っているでしょうか?
そして、その自分を出していくとどうなると感じているのでしょうか?
もし、この質問の答えにネガティブなものがある度合いだけ、自分を中に押し込めてしまうのかもしれません。

でも、ご相談の中に「心の中に葛藤があります」と書かれていましたよね。
それは、まきさんの中に心を開くことに対して、ポジティブなイメージもたくさんあることを教えてくれます。
まきさんの心の中で、「ネガティブ VS ポジティブ」が繰り広げられている分だけ、葛藤として現れてくるわけです。

だから、私は思うのです。
まきさんは、前向きな気持ちと勇気をたくさん持っています。
ここに投稿するのも、勇気がないと出来ないことですよね。
そして、まきさんは、人に安心感を与えることが出来るし、繊細で優しくて人の気持ちを汲み取ることが出来る人だと思うのです。

一般的には、自分を出せないとき、恥ずかしさや怖れ、自己嫌悪があるといわれます。

そこで、私からの提案です。
うまく自分を出そうとしないことを意識してみてはどうでしょうか?
うまくやろうとすればすればするほど、うまく出来ない自分を責めたり、嫌いになったりしまいますよね。
うまく出来ないことにも、OKをだしてあげるんです。
それも、まきさんですから。
それが、ご自身で受け入れられると、周りの人にも自分を出してよい許可を出しやすくなります。

そして、もうひとつ。
心を開いたとき、ありのままの自分で人と接することが出来たとき、どんな気持ちなのかをイメージしてみてください。
そして、その人たちとどんなことをしたいか、どんな関係を築きたいかを出来るだけたくさん書き出してみてくださいね。
それが、ビジョンになり、まきさんを支え、応援してくれます。

もちろん、私も応援しています。
ありのままのまきさんに会いたい人がたくさんいると思いますよ。
参考になれば、幸いです。
ご相談ありがとうございました。

宮本 恵

この記事を書いたカウンセラー

About Author

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。