彼にお金を貸したことがきっかけで・・・

相談者名
めだか
初めまして。30歳、女です。どうして良いかわからなくなってしまいました。
長くて申し訳ないのですが宜しくお願いします。

2年前に6年つきあった彼との結婚の話が出たのですが彼の母からお金を借して欲しいと言われ貸しました。すると次には彼と私の名前を使ってお金を借りてくれと…。結婚前にそれはできないと断りましたが、不信感がつのり結婚はなしということで結論を出しました。結婚をする前提で彼とは住み始めていたのですが、その後もローン会社から催促の電話があったり、嫌でも彼の母との接触があり、つらい日が続きました。その頃からうつ病と不明熱を発症し、心療内科に通院するようになりました。結局、お金は帰ってきましたが、彼と離れる為の引越しや治療費などで殆ど消えてしまいました。その後、過喚起症候群も発症し、発作が頻発し職場も解雇されてしまいました。とは言え、一人暮しなので生活はしなくてなならないし…と新しく職に就いても、過喚起発作を起こすか薬を飲んでいることが噂になり結局は退職…そんな繰り返しで症状も悪化しDr.Stopがかかってしまい、現在無職です。彼とは元に戻ったのですが、結婚はあきらめています。

貯金も底をついてきていよいよ生活が危なくなってきました。実家に頼ろうにも、私は家族と血がつながっておらず頼ることはできませんし、「帰ってきても困る」と前に言われました。実の親もいるけれど、頼ると後で「こうしてやった、ああしてやった」と色んなことを要求してくるので怖くて連絡をとれません。今日行った心療内科のDrには「最悪、生活保護だね」と言われました。身体は何ともないのにと思うと悲しくなってきました。

アロマテラピーや自己訓練法などを試してみましたが、限界があります。薬を飲まないといけないとわかっていても、以前、職場で立て続けに薬のことで責められたことを思い出し飲めません。実家の父や彼も口には出さないのですが、薬を飲むことをこころよくは思っていません。そういうことを考えると薬物療法をする気にならないばかりか、薬を見るだけで気分が悪くなるような始末です。

どうにもならず、疲れてしまいました。
職のことにしても、結婚のことにしても自分が甘かったとしか言いようがなく、誰か何かを責めるわけにもいかず、病気になったことで育ての親にも彼にも申し訳なくやりきれない気持ちでいっぱいです。どうにも身の振りようもなく疲れてしまい、考えるのは「消えてしまいたい」とばかり。それもうつ病の症状の一つだと負けないように頑張っているつもりですが…疲れてきてしまいました。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
めだかさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。

めだかさん自身、他の同年代の方よりもずっと濃い時間を過ごされてきたように感じます。
今までは辛いことばかりが目に浮かぶかもしれません。
でも、それらの思いはきっと絶え間ない幸せの感覚に変えて行くことができるでしょう。

どうしても辛いとき、もしかしたら、人生を諦めてしまいそうになるかもしれません。
でも、そんな辛い思いを重ねてきた分、あなたには深い愛情を秘めているように思うんです。

僕の大切な友人に、血の繋がっていない両親に育てられた方が何人かいます。
彼らはしんどい思い、孤独な思い、深い痛みを乗り越えて、本当に強い愛情と輝きを手に入れられようとしています。
まだプロセスの途中にいるのかもしれないけれど、彼らの懐の深さや愛情の大きさ、そして、謙虚な姿勢。僕自身、学ぶことはたくさんある、魅力的な方々ばかりです。
そんな彼らも昔は本当に沈んだ暗い時代がありました。
それゆえに今の変化が奇跡のように感じられるんですけどね。
めだかさんのお話を読ませて頂いて、彼らのことが思い浮かびました。
諦めずにいて欲しいな、と心から思います。
きっと素敵なものをたくさん持っていらっしゃると信じています。

> 2年前に6年つきあった彼との結婚の話が出たのですが彼の母からお金を借して欲しいと言われ貸しました。すると次には彼と私の名前を使ってお金を借りてくれと…。結婚前にそれはできないと断りましたが、不信感がつのり結婚はなしということで結論を出しました。結婚をする前提で彼とは住み始めていたのですが、その後もローン会社から催促の電話があったり、嫌でも彼の母との接触があり、つらい日が続きました。その頃からうつ病と不明熱を発症し、心療内科に通院するようになりました。

ものすごく我慢して、耐えられてきたのではないでしょうか?
めだかさんには当たり前のことだったかもしれないけれど。

うつ病は多く感情を強く抑圧した結果として生まれるようです。
また、不明熱自体、熱い怒りの感情の象徴のように捉えられるケースもあります。
逆に見れば、それくらい辛い思いを抱えていらしたんですね。

嫌な気持ちを押し殺した事もあるでしょうし、逆に軽蔑的に彼らを見てしまったこともあるでしょう。
あるいは何か危険を感じて心を閉ざしてしまったこともあるかもしれません。

>その後、過喚起症候群も発症し、発作が頻発し職場も解雇されてしまいました。とは言え、一人暮しなので生活はしなくてなならないし…と新しく職に就いても、過喚起発作を起こすか薬を飲んでいることが噂になり結局は退職…そんな繰り返しで症状も悪化しDr.Stopがかかってしまい、現在無職です。彼とは元に戻ったのですが、結婚はあきらめています。

そうすると今は強い不安や恐れを抱えていらっしゃるのではないでしょうか?
また、彼氏やそのお母さん、職場の人たちの態度から、人を信じることも難しくなってしまうかもしれません。
人とのつながりが切れてしまっているような感じはしませんか?

過喚起症候群なども心理的な影響も強いようですが、抑えようとしても余計酷くなるものですよね。
本当はしばらく静養して、転地療法などもお勧めなのですが・・・。
もし、お近くに自然を感じられる場所があれば、今の季節気持ちの良い日もあろうかと思います。出かけて見られたらいかがでしょうか?
大地や自然とのふれあいは心にとって、とても効果的な影響を与えてくれます。

> 貯金も底をついてきていよいよ生活が危なくなってきました。実家に頼ろうにも、私は家族と血がつながっておらず頼ることはできませんし、「帰ってきても困る」と前に言われました。実の親もいるけれど、頼ると後で「こうしてやった、ああしてやった」と色んなことを要求してくるので怖くて連絡をとれません。今日行った心療内科のDrには「最悪、生活保護だね」と言われました。身体は何ともないのにと思うと悲しくなってきました。

そうですね・・・。まるで自分が社会から取り残された、外れてしまった人間のように感じてしまうのではないでしょうか。

めだかさんのメッセージからは人との繋がりに関するものが多く含まれているように感じます。
家族との繋がり、彼氏との繋がり、職場の人間関係、どれもうまく繋がらずに切れてしまっていますね。

複雑な事情があり、幼少の頃から心痛めながら、でも、強く生き抜いてこられたのかもしれません。
その強さの分だけ、同時に人に頼らない人生になってしまっているところもあるのでしょうか。
同時に弱いときに頼るところの無い心細さは本当に辛いものだと思います。
僕が想像するよりもずっと大きな悲しみを抱えていらっしゃるようです。
(僕の言葉こそ、支離滅裂かもしれません)

優しさや安心感のある場所。
これを自分のためにも作ってあげたいですね。

> アロマテラピーや自己訓練法などを試してみましたが、限界があります。薬を飲まないといけないとわかっていても、以前、職場で立て続けに薬のことで責められたことを思い出し飲めません。実家の父や彼も口には出さないのですが、薬を飲むことをこころよくは思っていません。そういうことを考えると薬物療法をする気にならないばかりか、薬を見るだけで気分が悪くなるような始末です。

それは辛いですね。
誰にも理解してもらえない辛さを感じてこられたのかもしれません。

かつて薬に依存してしまったようなことはありませんでしたか?

カウンセリングや心理療法の一つの使い方に免疫療法的なものがあります。
(だから、アトピーや内臓疾患などの方もカウンセリングを使われています)
例えば、理論的になってしまうけど、過喚起症候群は強い不安や恐れの現れと見ることができます。ということは、その感情を癒していくことができれば、自然と過喚起に陥らずにすむようになる、というのがこの免疫療法的な考え方です。
じっくり時間をかけていく必要がある場合が多いのですが、ただ話を聞いてもらうだけ、安心して頼れる、というだけでも、一度無料のカウンセリングを受けて見られたらいかがでしょうか?

> 職のことにしても、結婚のことにしても自分が甘かったとしか言いようがなく、誰か何かを責めるわけにもいかず、病気になったことで育ての親にも彼にも申し訳なくやりきれない気持ちでいっぱいです。どうにも身の振りようもなく疲れてしまい、考えるのは「消えてしまいたい」とばかり。それもうつ病の症状の一つだと負けないように頑張っているつもりですが…疲れてきてしまいました。

本当に今まで頑張ってこられましたね。
なかなか普通の人にはできないくらいの頑張りだったのではないかな。

でも、今は頑張らないようにすることも大切なことかもしれません。
働かなければならないのは動かし様のない現実であっても。
僕にはめだかさんが自分に甘かったととは思えません。
むしろ、自分に厳しすぎるのではないか?とすら思えます。
どれくらい自分に鞭を入れて頑張ってきたのでしょうか?
強くなろうと、頑張って乗り越えようとどれくらい無理をされたのでしょうか?
何かに対する罪悪感も強くお持ちなのかもしれませんね。

もし、誰かがめだかさんの代わりに同じ状況で育ったとしたら、きっと同じような状況に陥っていたと思うんです。
それゆえ、今の状況というのは、それくらい無理のないものではないでしょうか。

でも、このしんどさや苦しみは乗り越えていくことができるものです。
もしかしたら、エスカレータが引かれていて、ただ、そこに乗っていれば良いことだってあるでしょう。
そして、それを一つ一つ超えられたところに、どんな世界が広がっているでしょう?
もし今まで「頑張る」「我慢する」という方法でここまでやってこられたのであれば、今度は「頑張らずに」「楽に」やっていくことで、乗り越えられるかもしれません。
今までの方法が通用しなくて疲れてしまっているんですもの。
ならば、新しい、もっといい方法がきっと見つかるはず。
諦めないでくださいね。
しんどいときは「しんどい・・・」って思ってただ心を休めていきましょう。

もし、僕たちにお役に立てることがあれば、いつでもドアをノックしてください。
幸せに、楽になっていただきたいな・・・と心から感じます。

ありがとうございました。

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