自分を偽っているような気がして

相談者名
あるえ
こんにちわ。はじめて投稿させていただきます。

わたしは中学・高校と年がたつにつれて、家以外の場所、学校や友達の前なんかで
自分というものを偽っているような気持ちになってきました。

いい人に見られたいとか、皆と同じように感じていると思われたい、など、そんなことをどこかで思っているからなのでしょうか。
自分では特に意識しているつもりはないので何が原因なのかわかりません。

ただ自分に極端に自信がもてません。常に「わたしは人より劣っている」というような劣等感が心の中にあります。
「わたしはでしゃばっちゃいけない」「わたしみたいな人間は何を言っても相手にされない」

このように文章にすると、自分がとても卑屈になっているのがとてもわかるのですが、普段の生活の中では、自分のことを冷静に見れないのです。

どうすればいいのでしょうか・・・。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
あるえさん、こんばんわ。根本です。
ご回答お待たせしました。

あるえさんと同じような気持ちの方って特に現代では少なくないようですね。
自分に自信が持てず、劣等感や卑屈さを感じてしまうような。
この点を克服していくプロセスとしては、年齢的なものも考慮に入れなければならないので、あるえさんが今は高校生だとしてお話を進めさせていただきますね。

> わたしは中学・高校と年がたつにつれて、家以外の場所、学校や友達の前なんかで
> 自分というものを偽っているような気持ちになってきました。

もし偽ってしまうとしたら、どんな風に自分を偽ってしまっているのでしょうか?

> いい人に見られたいとか、皆と同じように感じていると思われたい、など、そんなことをどこかで思っているからなのでしょうか。
> 自分では特に意識しているつもりはないので何が原因なのかわかりません。

そうですね。
そんな風に感じてしまうことも原因といえば原因かもしれませんね。
もちろん、それだけじゃないと思いますよ。
例えば「誉められたことがあまりない・・・」としたら、自然と「私にはいいところが無いんだ・・・」と感じてしまうものです。
また、どんなに誉められたとしても、何かしらのコンプレックスがあって(特に思春期はコンプレックスを感じる部分がたくさんありますから)、そのため、どれだけ人に認められても受け取れなくなってしまうのかもしれません。

> ただ自分に極端に自信がもてません。常に「わたしは人より劣っている」というような劣等感が心の中にあります。
> 「わたしはでしゃばっちゃいけない」「わたしみたいな人間は何を言っても相手にされない」

何かでしゃばって拒絶されたり、何かを訴えたのに認められなかった経験ってありますでしょうか?
普通に生活していてもたくさんあるものかとは思いますけどね・・・。

思春期に入ると、人それぞれの個性というのがだんだん明らかになってきます。
そうすると、人と違う部分や優劣を凄く気にしてしまうようになります。
これは多かれ少なかれ、みんな感じているみたいですね。

でも、そこで自分を否定してしまうと、ますます自分を偽って生きているような感覚に苛まれてしまうとも思うんです。
ですから、まずは「私を知る」ということをはじめてみるのはいかがでしょうか?

例えば、日記みたいな形でもいいし、手帳にメモをするような形でもいいし、色々なものに対して「私はこういう風に感じている」「私はこう考える」ということをメモしていくんですね。
それがいいとか悪いとかはなく、それが「私」という意味づけをするためにね。

そうすると「私」という人間の輪郭が意識的にはっきりしてきます。
ただ、感じ方や考え方というのはあいまいなものですから、その日の気分によっても変わるものです。
そんな部分に対しては、それが自分の感じ方の幅として捉えて見ましょう。

大切なことは、自分で自分を評価しないようにしよう、と思うことですよ。
思春期の頃って、自分の価値より、劣っているように感じることがすごく多いですから、特に注意してみて下さい。

そして、いずれは自分のことを好きになれるようになるといいですね。
頑張って下さい。

ありがとうございました。

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