yuuさん、こんにちは。 今回担当させていただきます、中村季代乃です。 どうぞよろしくお願いいたします。yuuさんは、妹さんが留学から帰ってこられてからずっと寝てばかりの生活を されている事がとても心配なんですね。 とても、yuuさんは妹さんに対して思いやりのある方だな、と感じました。 私の妹も留学経験者ですが、しばらくは時差ぼけを感じ、しんどいな、と言 っていた事を思い出しました。 端で見ているだけという立場は本当につらい事ですよね。 しかし、妹さんがずっと寝ていらっしゃる生活に対しては、まずはクリニッ クに行ってお医者様に今の状態をじっくりみていただく事も必要ではないか な、と感じました。 もちろん、クリニックに行くのも、妹さんが『行く』という意思を示されて からのお話になります。 何故なら、妹さん自らクリニックに行くと決めないと『~に言われて渋々行 っただけ』という感覚を妹さんが感じられるからです。 『クリニックに行って自身の寝てばかりの生活を改善するぞ!』という自主 的な行動ではなく、無理にクリニックに連れて行こうと行動を起こすと『だ って~が言ったからしょうがなく行っているだけだもん』という受動的な行 動になり、妹さん自身が持っていいらっしゃる自主性を奪い取ってしまう事 になりかねないからです。 yuuさんに質問があります。 妹さんの生活に対して、ご家族はどのような見解を持っていらっしゃるので しょうか。 妹さんの生活に対してご家族で色々と話し合っていらっしゃるのでしょうか。 家族の中で一人だけ周りの人達と生活時間が少し違うという事は、とても家 族の人達が心配する事だと思います。 そして、なんとかしたい、どうにかしなければ、という気持ち、不安な気持 ち、焦る気持ちを感じます。 しかし、一番なんとかしたい、どうにかしなければ、という気持ち、不安な 気持ち、焦る気持ちを持っているのは、妹さん本人なのかもしれません。 なんとかしたいけれど、どうにも身体が思うように動かない。 そういう気持ちをもしかしたらずっと言葉には出せず、心の中で思い続けて いらっしゃるかもしれません。 今yuuさんにできる事は、妹さんの気持ちのすべてを家族で受け止めてあげ れないか、という事を家族に提案する事かもしれません。 そしてyuuさんご自身も、妹さんのすべてを受け止めて、今yuuさん自身が 何ができるかというところをじっくり見つめていただく事かもしれません。 妹さんの心の内に秘めていらっしゃるもの、それはすべて良いものではない かもしれません。 妹さんの良いところ、そうではないところ全てを今yuuさんが受け止めよ う、そういう気持ちを持って、妹さんと接していただければなと思います。 もし、yuuさんお一人や家族でがんばっていくのが難しいかも、と感じられた ときは、私たちカウンセラーがyuuさん達のサポータとして応援させていた だきます。 ご相談内容を拝読し、yuuさんお一人でなんとかがんばろうという気持ちが伝 わってきました。 しかし、今yuuさんに必要な事は『一人でがんばらない勇気』を持つ事では ないかな、と感じました。 もし、よろしければ今yuuさんが持っていらっしゃる辛さや悲しさ、焦り等 を私たちカウンセラーに伝えてみませんか? そして、yuuさんやyuuさんのご家族、そして周りの人達がが妹さんの寝てば かりの生活に対してどういうアプローチをしていき、どう妹さんと関わって いくかを一緒に考えてみませんか? yuuさんにとって、妹さんの寝てばかりの生活から妹さんご自身が自らなんと かしようと思えるような環境作りのきっかけとなれば幸いです。 ご相談いただきまして、ありがとうございました。 中村季代乃 |