相談者名 | コシマ |
初めまして。宜しくお願い致します。実母は70才。 個人商店を営む父の家に嫁ぎ、結婚して直ぐに妊娠し、新婚2年目の時に姑が倒れました。仕事しながら寝たきりの姑を30年間介護し、辛い人生でした。 最近、祖母の親戚が亡くなり遺品を整理していたら祖母が書いた、親戚宛の葉書が出て来て、 「お店を嫁に手伝わす予定だったのに、こんなに早く妊娠して役に立たない」 と、怒りに任せ殴り書きしてあったそうです。 何故、その葉書が保存してあったのかは分かりませんが、母は大変ショックを受けました。その事以来、人間不信になり父に対しても疑い深くなってます。 私が現時点での幸せを見つけようと話しても「心にグサリと刺さった棘は簡単に抜け無い。私の気持ちは癒えない。綺麗事で仏様みたいな心境にはなれない」と言います。 母には介護を終えた今、人生を幸せに過ごして欲しいです。 私はどの様に母に接したら良いのでしょうか?アドバイスをお願い致します。 | |
カウンセラー | 沼田みえ子 |
コシマさん ご相談ありがとうございます。 さて、ご相談メール拝読いたしました。 お母様が30年もの長きにわたってお姑さんの介護をし、その行ないへの感謝 そして、一生懸命頑張ってきていたお母様の為に、自分はどうしてあげたら このような優しいお母さん思いのコシマさんを育てたお母様は、とても愛情 そのような素敵なお母様のお気持ち、何とかして差し上げたいですよね。 まず、本来見方であるはずの夫に対し、 これはもともとお父様にに対して、それほどの絆が出来ていなかった・・ などの理由が考えられます。 もともと、この戦前生まれ世代には少なからず男尊女卑の意識はあり そのような中、嫁ぎ先の商売を手伝い、家事をこなし、育児をこなし、 ここでは、お母様の存在意義をお伝えし、無価値感を少しでも癒す事が 夫であるコシマさんのお父様に対しても「味方意識」が少ないとなると、 ですので、コシマさんに是非して頂きたいことは、お母様のこれまでの頑張りを 例えば お母さんのお陰で、私はこんなに幸せだった。 このような感じに。 このような承認の言葉は、少しずつお母様の無価値感を癒していくと思います。 そして、これはさらに次のステップになりますが、お父様からもこのような ただ、お父様が典型的な昭和生まれの、日本男児ですとなかなか最初は難しい ですので、まずはコシマさん、どうか沢山の承認の言葉をお母様にかけてあげて 一日も早く、お母様の気持ちに安らぎがやってきますように。 ご相談、どうもありがとうございました。 |