インナーチャイルド

相談者名
ひろみ
はじめまして。よろしくお願いいたします。私は子供のころ 母がきらいで
母を反面教師にして 生きてきました。大人になって 結婚し 妻としては愚痴をいわない、旦那をどんな時もたてるように、また 母としては こどもの行動 思いを 必ず認め 褒める。私が 母にしてほしかったことを それを基準にしてきたため ずいぶんとずれた家族ができあがってしましました。ずれていることに 気づいたら 結局離婚。今 子供たちは ずれて大きくなってしまった修正をしなくてはいけない状況にいます。本当に申し訳なく思っています。この私の曲がっている母を反面教師にしているところを なんとか気持の整理をつけたいとおもい、ここのHPのエクセサイズやコラムなども 何度もみさせていただいています。
母のことで 本当に心に残っていることは 洗いものを自分から進んでしたとき「よけいな仕事ふやして・・・」といわれたこと。洗濯物を取り込んだ時も同じ「いらんことしんといて」といわれたこと。それから いつも愚痴を言っていたという印象。父のこと 祖母のこと 近所のこと 学校のこと。そしていつも 自分が一番頑張っているということを私たち子供にいっていたこと。自分が頑張っているおかげで まわりがこうできてるとか言ってたこと。いやでした。とても・・・それを克服したいです。母とは 今は縁をきりました。そんな母でも 親だから・・と思って いろいろ気を配りつつ付き合ってきましたが、我慢するのはやめました。血のつながりと人と人のつながりは 普通ならつながっているけど そうではない人もやっぱり世の中にはいるということ。だから 血のつながりにそんなにもこだわる必要はないと言ってくれる人が でてきたから。そしたら 本当に楽になりました。なにか いいエくセサイズあったら おしえてください。
カウンセラー
近藤みわ
ひろみさん、はじめまして。
ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、近藤みわです。

最初のほうにあったひろみさんの決意した事について感心しました。

>大人になって 結婚し 妻としては愚痴をいわない、旦那をどんな時もたてるように、
>
また 母としては こどもの行動 思いを 必ず認め 褒める。

お母さんのできなかった事を一生懸命がんばろうとしてきたのですね。
ひろみさんはきっとがんばりやさんなのですね。
よくやってこられたと思います。

うまくいかないと思うプロセスだったかもしれませんが、
悪い結果だけでなく、よく作用している面もきっとあるはずです。
物事を長い目で見ていき、ご自身を責めすぎないようにしてくださいね。

>自分が頑張っているおかげで まわりがこうできてるとか言ってたこと。
いやでした。とても・・・それを克服したいです。

ひろみさんだってがんばっていましたよね。
認められずに我慢しながら、精一杯やってきたのでしょう。
辛かった事が多かったのかもしれませんね。

そんなひろみさん自身をもっと認めてあげられれば、
それが克服の一つになるのでしょう。

これからはがんばってどうにかするのではなく、
自分を認めてあげることによって、自然に物事が
良い方向にいく、という事を信じてみてくださいね。

エクササイズのリクエストを頂きました。
まず、ひろみさんのいいところって、どんな所でしょうか?
辛抱強い、頑張りやさん、ひたむきに努力する、物事をよく考える、
等など、私が想像してみただけで、いろいろあります。
10個はあげてみてください。そして、何年か前のひろみさんより
よくなっている点をその中から更に選んでみてください。
(エクササイズ1)

そして一日のうちに満足を感じた時間、朝起きたとき、あるいは寝る前など、
そんなひろみさんができた事をあげてみてください。
今日はこんな事ができて満足、できたことがないと思っても、
こんな事で幸せを感じられた、と思ったらそこで、「○○できてありがとう」
と感謝する気持ちをあえて声に出して、言ってみてください。
(エクササイズ2)

美味しいご飯が食べられてありがとうなど、つきなみな事のようですが、
感謝の気持ち(特に誰かに対してでなくていいので)で心がいっぱいになると、
これまで不満に感じていた事も小さく感じ、心が広く大きくなり、
自我を自然に越えていく事ができます。

あと、ひろみさんが克服したい、という気持ちが強いとすると、
こうではいけないと思いながら、がんばってきた事がたくさん
ありそうですが、それは一体どんな事でしょうか?

そのこうであってはいけないを全て、わたしはこうでありたいとか、
こうしていきたい、等の文章(肯定文)に変えてみてください。
(エクササイズ3)

こうではいけない、とか克服しないといけない、より、
こんな風でありたい、こうありたい、と思っていたほうが、
はるかに楽に目的に到達します。

そして、ひろみさんはがんばってきても、
認められなかったという辛さを味わってきました。

こういった思いをお母さんとの間でかなえる事が、
一番難しいことだと思います。

現在近くにいる人との間で、認め合ったり、愛情を確認していくことが
特効薬になるかと思います。

そこで自分を見直し、癒されていく時間を持つ事により、
さらに大きなテーマに向き合えるようになっていくと思います。

ひろみさんが、目いっぱい幸せを感じているとき、
または、自分のことを素晴らしいと感じられるときには、
もうすでに心の余裕ができているかもしれません。

がんばって難しい課題から取り組む必要はありません。
どんなときにも前向きである必要もありません。

肩の力を抜いて、ひろみさんがこうしてほしい、
という気持ちがあったら、素直に言ってみることも、
ときには必要です。

本当にわかってもらえたら、もっと楽になれるかもしれませんし。

それから、生活を楽しむというような事にもどんどん力を注いで
くださいね。これまでがんばってやってきたとしたら、
これからはもっと楽に楽しく、やっていってください。

それでも辛いときにはカウンセリングなども、ご利用になってみてください。

この返信が少しでもひろみさんのお役にたてば幸いです。

最後まで読んで頂いてどうもありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

柔軟な思考と深い洞察力を用いたサポートを得意とする。人間関係全般、介護、メンタルヘルス、セクシャルマイノリティー等のジャンルを扱う。理屈よりも寄り添う事を大事にしている。成人過ぎの子供を持ち、自らもいろいろな体験をしていて、知識も豊富である。産業カウンセラー