疫病神

親御さんの期待に答えたい、望まれるような自分になりたい、周りの人たちを安心させてあげたいと思いながら、なにひとつ達成できてない自分をせめておられませんか？

例えば「正社員で働いてほしかった。」とか、「安定したところに就職してほしかった。」「家にお金をいっぱい入れてくれる人になってほしかった。」とか言われたようなことがあったかもしれませんね。

minaさんは一生懸命努力されたんじゃないでしょうか？だけど、努力はかなわなかった、どうにもならなかった、今だって精一杯やってるのに、認めてくれない、どこにもぶつけられない気持ちをわかってほしかった、って感じが伝わってくるみたいです。

「よくがんばったのに、残念だったわね。」と言ってもらえるんじゃなくて、「なんであんたは、そんなダメな子なの！」とか言われて、傷口に塩を塗られたような経験をされてないかな？

（＊minaさんが、おいくつぐらいの方かわかりませんが・・・もしかして西暦２０００年前後の就職超氷河期を過ごされた？）

辛かった・苦しかった・しんどかった・さみしかった～っ！って感じが伝わってくるみたいで。

よく吐き出してくださいましたね。

minaさん。今回は「聞いてほしい。そしてスッキリしたい。」がメインだと思います。
このコーナーの権利はお一人様一回きり。せっかく御利用いただいてこのまま終るのも勿体ないと思うので、あとはひとつの参考意見として読んでくださいね。

僕がminaさんに何かお聞きするとしたら・・・minaさんは、今後どんなminaさんになってみたいですか？って御質問をすると思います。

これまでは「親の期待に答えられなかった私は、周りの人を不幸にしてきた私は、これからも疫病神で、ダメな人のままだ。」って感じで過ごしてこられたと思うのです。

これからは「minaさんには、誰にもないあなただけの価値がある。」「minaさんには、minaさんにしかない才能や魅力がある。」「minaさんには、どなたにも愛されるだけのものがある。」を探してみてもいいと思うのですよ。「minaさんのいいところを見つけて伸ばしましょう。」ってお伝えすればわかりやすいかもしれませんね。

「これからも親御さんの期待や、理想像を引き受けようとするminaさんになろうとする。」よりも「本当のminaさんを見つけようよ・探そうよ。」って。

例えば僕達は、自分のいたらないところや欠点を他人から指摘されると、変えようとか、直そう、として一生懸命努力します。だけど、努力すればするほど、かえって強化してしまうようなことって、なかったかな？

あったんじゃないかな？

もし・・・あったとしたら、どうして強化してしまうんでしょう？

常に意識がそちらに目が行くから。もともと持ってる「いいところ」に目が行きづらいからなんですよ。

自分の長所や持てるものをのばしたり、活かしていくのはいかがですか？見つけて実感できるようになれたら、気にしていたいたらないところや、欠点がいつのまにか、なんとも思わなくなることや、昔、自分が経験したイヤなことが気にならなくなる場合もあるんですね。

それが出来るようになった時、minaさんは自分のことを好きになれると思いますよ。
そんなminaさんを目指すのもいいんじゃないかな？

最後までお付き合いくださって、ありがとうございます。
それでは失礼いたします。