こころさん、はじめまして。小川のりこです。 よろしくお願いいたします。旦那様のお母さんとお父さん。 本来ならば、大好きな彼の両親だからこそ大切にしたいと思いますよね。 だけど、今のこころさんの生活は本当に苦しいことやつらいこと、悲しい ことでいっぱいのようですね。 #義父母との育児の上での意見の違い、何かあると、気に入らなければ出 #て行けという義父母。私は掃除が好きなのですが、義父母は頓着がなく、 #毎日、水浸しの洗面所や汚したまま悪臭を放つトイレの掃除をする自分 #に疲れています。 相当疲れているのではないでしょうか。たくさんの気遣い、心配り。それらも してきたと思います。だけど彼のご両親には伝わらない・・・。そんな思いを いっぱい抱えてきたのではないでしょうか・・・。 #汚したらきれいにしてくださいといえば、うるさいことを言うな!という人たち #です。少し丁寧な片づけをしている私に、葬式の準備でもしてるのか? #などという始末です。主人からも言ってもらいましたが、うるさく思われている #だけです。 とても悲しかったでしょうね。何をやっても何をしていても、こころさんが思って もいないことを突然言われるようですね。驚くと同時にとてもつらくなってしまい ますね。。。 #食事も決まった時間に出さないといらいらして横暴になります。子どもの学力 #にもうるさく、成績が悪いのは親のせいで、そんな親なら子どもなんか作らなけ #れば良かったとの暴言もありました。跡継ぎは長男にと決めているようですが、 #私にそんな気はまったくありません。子どもは三人ともこの家から独立させたい #と思っています。 #長女は祖父母を嫌い、口答えもし、いろいろなやり取りから、早くこの家を出たい #といってます。 お子さんがそう言うのも無理ないことだと思います。お母さんが大変な状態で、 それでも一生懸命毎日を過ごしていて、そんな様子を子供はちゃんと見ているも のですからね。その家で生活をするのはこころさん同様、つらいと思います。娘 さんが家を出たいと思う気持ち、彼らをこの家から独立させたいと願うこころさん の気持ちは、ごもっともだと私は思いますよ。 #頼りの主人が浮気をしています。証拠もいくつか握っていますが、今はまだ黙っ #ています。ただ家政婦のように過ごしてきましたが、もう我慢の限度が近いと感じ #ています。いつおかしくなるんだろうともう一人の自分が自分を見ている感じです #。離婚を考えている毎日です。ただ、子どもにとっての主人はいい父親なので踏 #ん切りが付きません。 こんなしんどい状況なのに、ご主人様は浮気をされているようなのですね。とても 悲しくなってきますね。本当にしんどいと思います。 今日までよく頑張ってこられましたね。 ここにこうやってご相談くださることを嬉しく思います。勇気を持ってのご相談だと 思います。ありがとうございますね。 では考えていきましょう。 まずこころさんに伝えたいと思うのは、今までのこころさんの行動に何も問題はな いと思うこと、そして、何ひとつ間違ったことはしてきていないということ。 私はこころさんは精一杯、本当に毎日を一生懸命生きてきていただけに過ぎな いと思っています。八方ふさがりでつらいことがいっぱいになると、人はどうしても、 「私も悪いところがあるんじゃないか・・・」 「私の性格に問題があるのか?」 「私が我慢するべきなのか?」 「どうして私がこんな目に会うのか。何かひどいことを誰かにした報い?」 そんなふうに考えてしまうと思います。だけど今の状況に、こころさんは何一つ非 はないし、毎日を全力投球して生きてきたと思っています。 ではなぜこんなしんどい毎日になってしまったのでしょうか? ご主人様のご両親は何かにつけて、こころさんに文句を言ったり嫌味なことを言っ たりして、あなたをたくさん傷つけているようですね。 彼らのことをもう少し知りたいと思いましたが、ここでは一般論を交えてお話させて いただきますね。 誰かに文句を言ったり嫌味を言ったりする人は幸せそうに生きていると思われま すでしょうか? とてもじゃないですがそんなふうには見えませんよね。人は、自分 がいっぱいいっぱいで、苦しくてつらくなると、自分をいっぱい責めることがありま す。「これって私が悪いんだ。」「私が最低なんだ・・・」と。 だけど自分自身を責めることがつらくなるほどに責めてしまうと、今度はそれは外側 の世界、つまり他人や社会に向かいます。 「私は最低なのよ! ほっておいてよ!」 「だってあなたもそう思ってるんでしょう!!」 「あなたも私が最低だと思ってるくせに!!」 ・・・こうなってしまうんですね。こうなってしまうと、とても回りに 「受け入れられている。」 「愛されている。」とは、思えなくなってしまうんです。 自分自身が自分を責めていますから、他人や社会が自分を受け入れるはずがない と考えざるを得なくなってしまうんですね。 だけど「あなたは大事な人ですよ。」と、誰かがもし言ったとしても、 「嘘だ!!」「信じない!!」 ・・・と十中八九返って来ます。・・・困ったものです。 こう返事してしまうのは、恐らくほとんどこういうことを、今まで誰にも言われたことがな いからなんですね。私たちだって、 だけどこれは相手の「テスト」でもあるんです。 「嘘だと言わせないで。信じさせて。」ということなんですね。 でも難しいテストでもあります。 「あんたなんて大嫌い!!」と言う人に、 「あなたは私を嫌いでも私は好きだよ。」と伝えるのは至難の技ですからね。 ご主人様のご両親も、きっとこれと同じようなことが起こっているのではないでしょうか。 人は優しくされた経験があると、優しさを覚えますから、人に優しくすることがいかに 気分がよくて嬉しいことかを学びます。だけど、いつも怒られてたり、いつも叩かれて いたり、厳しくされるばかりだと、優しさは欲しいですが、それを表現するすべを持ちま せん。彼らも恐らく優しくされて生きてきたという経験がほとんどないのではないでしょ うか。。。 これはこころさんだから彼らはつらく当たるのではなく、こころさんでなくとも、誰に対し ても彼らはこういう態度をとるのではないでしょうか。多分、息子であるご主人様も、自 分のご両親でありながら、あまり仲良くは見えないと思います。このご両親を見て、そし てその状態で苦しい生活をしているこころさんを見て、ご主人様は、 「俺は何もしてあげられない・・。何も出来ない・・・。」 「どうしてあげたらいいのか分からない・・・。」 「奥さんにどう言ってあげたらいいのかわからない・・・。」 「苦労ばかりかけてすまない・・・。」 自己嫌悪、罪悪感。そんな気持ちがいっぱいいっぱいになって、浮気をしてしまった のではないでしょうか。。。だからご主人様は、こころさんとご両親をほったらかして遊ん でいるのではないと思いますよ。たとえ浮気していても、彼はその行為を楽しめてはい ません。常にこころさんへの罪悪感をしょったままだと思います。 自分のふがいなさや、情けなさを抱えて。 だけどこれはこころさんにとっては「逃げている」としか思えないと思います。そう考えて しまっても当然だと思います。それに当然頭にも来ると思います。 ではどうすればいいのか。 まずは、こころさんが、楽になって欲しいと思います。 この状態を改善するにはこころさんが楽にならなければ何をするにも苦しすぎますよね。 心の中につまった「苦しさ、悲しみ、我慢、抑圧・・・」。 たくさんのネガティブな思いを、声に出して外に吐き出してください。これは「感情の解 放」と私たちは呼びますが、まず最初にこれをしていただきたいと思います。 人が押さえ込んでいる気持ちは、声に出して表現しなければ、心の中から出て行きま せん。我慢すればするほど苦しくなってやがて爆発するときを待っています。そして限 界になると、 「いい加減にしてよ!! どうして私がこんなこと言われなきゃならないの!!」 ってなってしまい、ここまでたまったのち爆発させて表現しても、決して心は軽くなりませ ん。言ってしまったことが、さらに私たちを追い詰め悩ませ、苦しむんです。そしてまた たまっていくんです。悪循環ですよね。 苦しみから解放され、楽になれば人は「余裕」をもてますので、どんなことでもチャレンジ しようとする力が出ます。こころさんは今、何をするにもパワーダウンしているのではない でしょうか。たくさん考えて、たくさんいろんなことをして、だけど非難され続け、本当にし んどいと思います。私たちカウンセラーにお手伝いさせていただけませんか? こころさんの苦しみ、思い。私たちに話していただけませんか? 初回無料もあります。ボランティアでの無料のお電話も受け付けています。 どうぞ、私たちを使ってくださいね。 ご相談、本当にありがとうございました。 |