相談者名 | あきひさ |
はじめまして。あきひさと申します。宜しくお願いします。 このHPは以前から拝見させていただいており、色々悩み多き身にとってはいつも 今自分にとっての一番の問題は家族についてです。 この兄弟が昔から仲が悪く(きっかけは些細な事ですが・・・)、今でも私と妹以外は このとおり兄弟の状態に関してはお世辞にも良いとは言えません。中でも一番の心配が弟 弟は中学生の時、同級生の女子に容姿のことで相当傷つけられたり、教師に盗みをしたとか言われた(もちろん無罪です。)そうで、それ以来不登校の状態で去年高校も中退しました。今は通信制の学校に通っているようですが、私の見る限りそれほどうまくはいっていないようで、少しでも腹に立つことがあると母親に罵詈雑言の限りを尽くし、聴くに耐えない言葉を言って母親や親戚を侮辱します。(特に母親に対して八つ当たりします。) 弟も精神科に通ってはいますが、担当の医師に対して不信感をもっているようで処方された薬も飲んでいないそうです。先日も年末に実家に帰省したのですが、弟が何を言い出すか、何をしでかすか心配で寛げる状態ではなかったです。実際、鬱病で苦しんでいる妹に 私はできることなら弟と家族の幸せために何かできることをしたいのですが、①弟とまともに口をきける状態ではない(年末も2回問いかけてはみたのですが・・・・)、②家族の中で私だけ実家を離れている、③兄弟の中で機能しているのが妹-私の間だけ、etcの こんな状況をなんとかしたいと思い、現在私も精神科に通いつつとカウンセリングを受けています。(まだ何かに「気づく」状態ではありませんが。) | |
カウンセラー | 中村ともみ |
あきひささん、こんにちは。カウンセラーの中村と申します。 ご兄弟のことで心を痛められている、(もしかしたら一見はとてもクールなのかもしれませんが)温かいお兄さん、の印象を受けました。 特に弟さんに関しては、あきひささん自身がとても罪の意識を強く感じておられるように感じました。表向きの由来は机の中の盗み見のようですが、これは多分理由になっただけで、それ以前から積み重なってきているのではないかな、と思います。(今ここで触れるには無理がありますので、機会があれば一緒に考えたいですね。) 気になったのは、あきひささんのお話の中に、ご両親とお兄様に関することがほとんど出ていないこと。何だか、あきひささんが家族の大変さを全て背負っているように感じました。実際のところ、どうなんでしょうね。 どうしてそうなってしまうのでしょうか。いくつか思い当たりますが、例えば会社の切り盛りや他の仕事で手一杯な上(あきひささんを含んだ)こどものことで煩わせたくない、と言う感じであったり、両親やお兄様も社会的に色々な重荷を背負っているのだから自分も苦労しなければ…というような感じもします。あきひささん自身に関して言えば、とても責任感が強く、自分がしなければいけない、頑張らなければ、と思っておられるようですね。そんな家族を見ていると、妹さんは前向きなものの見方がしにくくなるし、弟さんはさらに家族の中の問題児になっていきます。そして、あきひささん、あなたは「自分が何とかしなければ…」と抱え込んでしまっていますね。 書かれていることでしかわからないのですが、家族全体が「問題にとらわれている」ように思いました。そこには光の一筋、解決の糸口さえもないような感じがしますが、違う観点から見れば、だれか光になる人が必要だということを感じます。そして、それは気づいた人の仕事なんですね。もちろん、あきひささんはそのことをご存知だからこそ、一生懸命なんですが、もしかしたら、「気楽さ」があなたのご家族への最大の贈り物ではないかな、と思いました。 弟さんに関して言えば、自分の味方がいない、自分は最低な人間だと思っておられるようですね。お母様やご親戚に対する罵詈雑言を吐いた後の彼の様子・気持はどんなだと思いますか?少なくとも上機嫌ではないでしょうね。周りに対する攻撃の度合いだけ、自分を責めているように感じます。そしてあきひささんは、どこかでそのことをとてもよくわかってあげているように思うんです。弟さんに直接伝えていないとしても、あなたは弟さんの味方ですよね。 >私はできることなら弟と家族の幸せために何かできることをしたいのですが、 気になることはたくさんあるでしょう。でも、あきひささんが楽に生きる、楽しく生きることを家族に伝えることも出来ると思いますよ。ご実家から離れているのなら、「何もしていない自分」として自分を責める方法もあるけれど、場面場面で自分が楽しく生きていたら良いと思うのですよ。兄弟がみんなしんどくてそんなことできない!!と思われると思うのですが、楽しさのエッセンスをおうちに持って帰ってあげられるのもあなたですよね。 私の亡父は、旅行が大好きだったのですが(知り合いにツアーコンダクターがいて、 私たちカウンセラーもまた、楽さのリーダーかもしれません。よかったら、私たちを使ってくださいね。 |