相談者名 | アヤコ |
一年ほど前から整形外科のリハビリに通ってます。私を担当している理学療法士の男性(30)は仕事柄話が上手く、こちらのペースに合わせて会話してくれます。そのせいか彼に好意を抱く様になりました。療法を受けている時は平気なのですが、治療の帰りや受付時に彼の顔が見れません。他の療法士さんの顔は見れますし、他の場面で居合わせた男性の顔は見れますし、アイコンタクトもとれます。彼は私の事は患者として見てると思いますし、そう接してくれてます。普段着のボロボロな洋服姿や、常に素肌で居る自分を知られてますので今更綺麗な服装で化粧をしてみても患者としてしか見てもらえないのかと思います。私は35歳です。現在ウツで生保。生保の事も知られてると思います。カルテには自律神経失調症と書かれてましたが、ウツって描けないからこの表現になったのだと理解してます。彼が好きなのかと問われれば人として好きです。男性として見たらと問われれば本当の姿を知らないので答えがたいです。休日のレジャーの話をした時に「ツレと何処そこに行った」と聞いたので彼女が居るのかも知れません。リハビリの場所はオープンなので個人的な事は聞けません。彼は少し私に似てる部分が感じられるので好意を持ったのかも知れません。20代のACバリバリの私だったらズケズケと彼の個人的な事も聞けるのですが、もうそんな非常識な事は出来ません。彼ともっと近づきたいけど、拒否されるのも怖い。だったら今まで通りに過ごした方が良いのかも知れません。凄く幼稚な事なのですが、彼と治療者と患者の関係でどうして間を縮めて行けばいいのでしょうか? | |
カウンセラー | 池尾昌紀 |
アヤコさん ご相談ありがとうございます。 池尾昌紀と申します。 よろしくお願いいたします。 一般的に、普段通っているお店の店員さんや、ジムのスタッフ、趣味で通っているスクールの先生、そして医師やスタッフなどに恋愛感情を持つ、ということは、ありえますよね。 では、こうした関係から恋愛に発展する可能性がないかというと、それはありうると思うんです。 ということは、どのように相手に思いを伝えていくのか、がカギになってくることになります。 そうは言っても、いきなり、好意を相手に伝えていくのは、リスクが大きくなります。 これは、どんな人でも話題にできる、共通の話題、から入っていくのがいいと思います。 ご相談の相手の方は、話が上手でこちらのペースで会話してくれる、ということですので、 もし、こうした基本的な会話ができるベースがあるのでしたら、相手の気持ちに触れていく会話ができると、お互いの距離が少し縮まっていくことがあります。 次の会話しては、「相手をねぎらう・ほめる」言葉。 ほめられるのは、誰だってうれしいものです。 そして、「感謝の言葉」。 感謝の言葉も、言われて嫌な気持ちをする人はいません。 こうしたコミュニケーションを積み重ねていくことで、少しずつ距離を縮めていくといいのではないかと思います。 もうひとつ、大切だと私が感じるのは、「自分が自分のことを認めてあげる」ということではないかと思います。 相手に好意を持ってもらうには、まず、自分が自分のことを認めてあげることが効果があると思うのですね。 でも、自分に厳しすぎると、表情も硬くなりがちですし、相手が近づきにくくしてしまいます。 そこで、病院に行く時に、きれいな服で、化粧も自然な感じでして行くようにしてみるのにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 確かに、相手がどう思うかはわかりません。でも、相手よりも、自分が気分がいい、張りがある気持ちになれる、というところが大切に思います。 コミュニケーションと、自分が楽しんでみること。そうしたことをやってみることで、相手に対して本当に恋愛感情を持っているのかがわかってくる、ということも言えるのではないでしょうか。 ご参考になれば幸いです。 |