yokoさん初めまして、ご相談ありがとうございます。 担当させて頂きます、赤松わこと申します。 どうぞよろしくお願いしますね。ご主人なかなかギャップの大きい方ですねぇ^^; 結婚されて1年と言えば、普通ならラブラブの時期ですよね。 それが度重なるケンカの日々では、心も体も持ちませんね。 欝の初期症状にまでなってしまわれたのは、それだけyokoさんの 消耗が、激しかったってことなんだろうなぁと思うと、「ご相談 頂くまでどれだけしんどかったんだろう」と、考えてしまいました。 カウンセリングにご相談頂いたって言うことは、それだけご主人の ことを愛していらっしゃるんだなぁ、理解してあげたいと思って いらっしゃるんだなぁ、と感心しました。お2人がお互い楽になれる 方法を、一緒に考えさせて頂きますね。 まずはご主人の、『ギャップ』について考えてみましょうね。 男らしくて、物事は白黒をはっきりつけ、リーダーシップを取らないと 気が済まないタイプ、人前ではジェントルマンで要領がよく、優しくて 気配りや思いやりも忘れない。がいい加減な対応や態度を取る人には、 徹底的に相手が非を認めるまで、攻撃し続ける訳ですね・・・ 一方家では、沢山のぬいぐるみを、『子供達』と呼んで溺愛していて、 yokoさんが呆れるのも、懇願するのも聞き入れてくれず、ケンカの挙句 「ぬいぐるみを邪魔にするようだと分かっていたら結婚はしなかった」 とまで言われてしまった訳ですね・・・ yokoさん結婚される前、このご主人のギャップに気づいておられましたか? お付き合いされていた間に、ご主人の部屋に行かれたり話を聞かれたり、 そう言う機会はなかったんだろうか???と、不思議に思いました。 「ぬいぐるみが沢山あることは知っていたが、ここまでだとは思わなかった」 そんなところかなぁと想像しましたが、どうだったんでしょうか? 外でのご主人は、とても自立したしっかりした男性のようですね。 ただ男っぽいだけではなく、優しさや思いやりも持っている、女性からしたら 申し分のない男性に見えます。まぁ手厳しい面もあるようですが^^; ご主人自身、ご自分に自信を持っておられるんですね。 そのご主人が、家に帰ってくると、新婚の奥さんにも目もくれず、一目散に 『子供達』のところへ向かって、時にはご主人も子供言葉になって話している。 yokoさんから見たら、ご主人のこの行動は全く理解出来なかったんでしょうね。 呆れるを通り越して、「どこかおかしいんじゃないかしら」位のことは、考え られたかも知れませんね。この状況は受け入れ難かったでしょう。 『ぬいぐるみを溺愛する』以外のお2人の生活は、問題はありましたか? ご主人がぬいぐるみに、「おはよう」とか「ただいま~」「おやすみ~」 と言う以外は、それ程外でのご主人と変わらないのではありませんか? それとも家にいる間はずっと、ぬいぐるみのことしか見ていなくて、いつも 夫婦の会話もコミュニケーションも、ない状態なのでしょうか? それは私には考えられなかったんですね。一緒に旅行にも行かれているようだし、 お互いがぬいぐるみを間に挟んで、にらみ合っているようだなぁと思いました。 yokoさんの男性観(男の人とはこうあるべき!と言うイメージ)が、災いして、 ご主人のこの行動が、どうしても受け入れられないのではないかな?と感じました。 「男がぬいぐるみを溺愛するなんて、おかしいでしょう!」であるとか、 「外であんなに男っぽいのに、家に帰って来て子供言葉で話すなんて、変だわ」 と言った風に考えた事はありませんでしたか?どうでしょう? もしこんな風に思ったことがあるとしたら、yokoさんの心の中にある、男性の イメージ(理想像と言ってもいいかも知れません)に合わないご主人を見て、 抵抗を感じている訳なんですね。理想と現実は同じにはならないものです。 yokoさんの理想通り(に近いと思っていませんでしたか?)のご主人を期待して、 結婚されたとしたら、かなりショックは大きかっただろうなぁと思うんですね。 ご主人は、ご自分では気づいていらっしゃらないかも知れませんが、外で相当 無理をしていらっしゃるようです。ご主人の中にも『男とはこうあるべき!』って、 イメージがあるんじゃないかと思いますよ。それもかなり厳しい条件の理想像です。 お話の内容から、ご主人がとても能力の高い方だと言うことは、想像がつきます。 幼い頃から、何でもとてもよく出来るいい子だったのではないでしょうか? ご存じなければ1度聞いてみて下さいね。ご両親や周りの人の『期待』に応えて、 自分のやりたいことも我慢して、よく出来るいい子を演じ続けてこられたのだろう、 と思いますよ。大人になっても周りから期待される、自分を演じ続けている訳です。 その為にご主人の中に、「あれをしてはいけない」「これはやるべきではない」と 言った、禁止事項がものすごく沢山あるんですね。だからyokoさんや周りの人達にも、 とても厳しい態度をとってしまうんです。 子供らしい遊びや友達との時間も、自由には持てなかったんじゃないかな?と思います。 今のご主人がぬいぐるみを溺愛することで、その頃の自分の欲求を満たしているとしたら、 yokoさんは、どんな風に感じられるでしょうか?やっぱり受け入れられないですか? それともう1つ、とっても!!!ご主人のことを愛していらっしゃるからこそ!。 yokoさんは、「私よりも、ぬいぐるみの方が大切なの!?」って怒っているんですね^^ ぬいぐるみに、ヤキモチを焼いているわけです(笑)yokoさんは、ご主人の扱いが ぬいぐるみが1番で私が2番目、って言うのが淋しかったんでしょうね。 ご主人のこれまでの我慢や辛抱の発散が、今のぬいぐるみへの溺愛だと気づいて頂いて、 ご主人がぬいぐるみを溺愛することで、心のバランスを取っているんだとしたら、 「ぬいぐるみを溺愛している、ご主人ごと愛してあげましょう」ってことなんですね。 yokoさんには、ご自分の理想の男性像を手放して頂いて、心から愛しているご主人を、 丸ごと受け止めて愛してあげて欲しいなと思います。もちろん!ご自分1人で変えて いくには抵抗が大きいだろうと思います。よかったらカウンセリングを使って頂けたら と思います。yokoさんだけでなくご主人にも、今よりももっと楽になって頂けると思い ますし、ご主人にとってyokoさんが、No.1で、ぬいぐるみがNo.2の、お互いが 納得のいく生活に、変えることもお手伝いさせて頂けると思いますよ。 「一緒にぬいぐるみを選ぶのが楽しみ~」って言える様な、毎日になれるといいですね^^ ご相談ありがとうございました。 |