毎日が憂鬱です

相談者名
egg
毎日が憂鬱で辛いです。
カテゴリーがこちらなのか迷ってますが・・・

自分らしい生き方をしていないと思うのです。
9歳上の主人と結婚して14年。子供は3人の35歳の主婦です。
5年前に主人はサラリーマンを辞め、小さい会社を作りました。
会社といっても社員は無く、夫婦2人でやっています。
主人は営業・企画をし、私は事務、経理、仕事の手配などをやっています。
その仕事というのがどうしても好きになれません。
本来の自分は洋裁・雑貨が大好きで、今でも無い時間をやりくりし服などを作ってはインターネットで販売したりしています。
本当はアパレル・雑貨の仕事がしたいです。
でも今している仕事は違うものです。主人は自分の好きな業界なので、忙しいながらも、サラリーマン時代より気持ちよく仕事が出来ているみたいです。
私が洋裁などが好きな事、洋服の販売もしていることは主人もよく知っていて、応援すると言ってくれてはいます。でも実際には会社の仕事に追われ布に触れない日々が続く毎日です。
”私がしたいことはこんなことじゃない”という気持ちが大きすぎて、本来なら仕事がきたら喜ぶべきことなのに、朝、その仕事の荷物を配達してくれている宅急便の車の音を聞いただけで『あ~また来たか』と心が重く笑顔も消えます。
朝起きるのも嫌です。『あ~あ今日もまたしたくない事を朝から晩までして終わるのかな』『一人になりたい・・・』と思うのです。『私は主人の仕事に巻き込まれている』と思ってしまうのです。
私がしなくても他の人がすればいいのに・・・
でも、主人にとってはしたい仕事だから、
『この仕事は好きじゃない、ホントはこの仕事が嫌い』とは言えないのです。
どうしても主人とは仕事の話をしなければならない。でも仕事の事は忘れたい!触れたくない!と思うので自然と無口になってしまい、主人から話し掛けられたり、電話があると、(また仕事の話かな)と嫌な気分になります。主人の事が嫌いなわけではないのに、その仕事自体も毛嫌いするようなことでは全然ないのに。
でも私がしたいことでは無い。仕事もプライベートも主人が相手なので心が休まりません。『幸せになる為にには一人になるのが一番かもしれない。』と逃避的考えがよぎります。

カウンセラー
中原謙一
eggさん、初めまして。

私はカウンセラーの中原謙一と言います。

よろしくお願いいたします。

メールを読ませてもらって、私が感じたことがあります。

それは、「しなければいけない」ことに捕らわれてしまって、「やりたい」ことを我
慢してしまっているということです。

これは私の推測ですが、eggさんは昔から「やりたい」ことを我慢してきたのではな
いでしょうか?
それも「~しなければいけない」とか「誰かのため」という理由を使って。

そして、「やりたい」ことを言い出せない環境を作りだすことで「言えない」怒りを
感じてきたのではないでしょうか?

現実的な話になりますが、もし本当にeggさんが「やりたいことをしたい」というの
であれば、ご主人ときちんと話しあって、人を雇うことも可能でしょうし、その雇っ
た人にご主人の仕事とeggさんの仕事の事務、経理、仕事の手配の部分を担当しても
らえたとしたら、新しくeggさんの収入が増えた分だけ、人件費の負担は補えるので
はないかと思います。

ただ、どこかでこれをご主人に言えないことで、やりたいことを無意識に「してはい
けない」ことにすり替えてしまっているのではないかと感じてしまいます。

おそらく、eggさんの昔からある「心の癖」が今回の問題を引き起こしているように
感じます。

先程も書きましたが、eggさんが昔「やりたい」ことを我慢していたとすれば、それ
は何でしょう?
そして、「誰に」我慢させられていたのでしょう?

ここがポイントになります。

もし、誰かにやりたいことを否定され、我慢を強いられたとすれば、人は大きくふた
つのパターン(心の癖)を持ちます。

一つは、大人になってからその反動でやりたい放題する。
もう一つは、大人になっても昔のまま我慢してしまう。

eggさんの場合、この後者のパターン(心の癖)がそのまま今も残ってしまっている
のではないかと感じられます。

ここで、私から提案があります。

まず一つに、一度ご主人ときちんと話をしておく必要があります。
ご主人がどう考えているか、これが文章には全く書いてあるように感じられません。
そのほとんどが、eggさんの考えた結果のみなんです。
ですので、一度ご主人と本音でお話をする必要があります。

結論は、その後でだされても遅くはないと感じます。

もう一つは、eggさんの持つパターン「心の癖」をしっかりと認識し、その癖を直し
ていかれることです。

もちろん、これらはeggさんひとりでは大変だと思います。

ここで私たちカウンセラーをどんどん使っていただきたいのです。

ひとりで抱え込んでしまったら、eggさんの様な人はどんどん悪い方向へ、悪い方向
へと思い込んでしまって、悪循環にはまる恐れがあります。

ですので、ひとりで抱え込まずに、カウンセラーなどを使って、どんどん問題を整理
していっていただきたいのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

eggさんの人生にとってほんの少しでもお役になれば、幸いです。

ありがとうございました。

中原 謙一

この記事を書いたカウンセラー

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