障害者との結婚

相談者名
のん
私は19歳の時に知り合った彼(同じ歳)と結婚を前提にという事で同棲しました。そして1年が経った頃、彼が事故で下半身不随になり車イス生活になりました。それにより 結婚するか、別れるか、の2選択しか無い私は結婚する事を選び22歳で結婚。その後、彼の実家で同居する事になりました。しかし、自由のきかない彼は ずっと家にいて、私は会社勤めという 普通の夫婦とは逆の生活。彼は何もする事が無い昼間に寝て、夜起きるという 夜型の生活になっていったのです。そして、それが夜にも影響して、エッチ(と言っても、下半身部随な為 ちゃんとした行為は出来ず・・・)を求められても、私の睡魔の方が勝ってしまい、途中で寝てしまう事に・・・。そのせぃで、喧嘩が絶えなくなり、エッチで満足させられないのが辛い!だから誰かに抱いてもらえ!と言われ、最初は拒み続けてたものの、だんだん辛くなっていった私は、その話を彼の友達につぃ話ししてしまい、それぢゃ俺が抱いてやると 変な方向に話しが進み・・その結果、その友達をエッチする事になってしまったのです。その頃まだ23歳な私は、その1回で終わらす事も出来ず、度々 その友達とエッチしてしまい、それが主人にもバレてしまうという最悪の結果に。。。
それから10年。まだ別れる事なく一緒にいるのですが、未だにその時の浮気の話で毎晩のように罵られ、喧嘩が絶えないです。
回りはみんな別れた方が楽だよと、そして私もその方が楽だと思うのですが、やっぱり障害者で色んな事が不自由な彼を1人残す事も出来ず、これから私はどーすればいいのでしょうか?
是非 何か良きアドバイスをお願いします。
カウンセラー
中村季代乃
のんさん

こんにちは、今回担当させて頂きます中村季代乃と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

のんさんは、障害を持っていらっしゃるご主人とのこれからの過ごし方につ
いてお悩みなんですね。

ご相談内容を拝読いたしました。
のんさんは、とても優しい方なんだろうなというのがご相談いただいている
文面からも伝わってきました。
障害を持っていらっしゃるご主人の事を本当に大切に思っていらっしゃるん
ですね。
しかし、色々な事を経てご主人と過ごされる日々がぎくしゃくしているのが
とてもお辛いのかなと感じました。

のんさんとご主人が以前のように和やかに過ごされる一つのヒントとなれば
幸いです。

それでは、ご相談内容を通して感じた事をお伝えさせてくださいね。

のんさんは、もしかしたらずっとご主人に対して『ごめんなさい』という気
持ちでいっぱいなのかもしれません。
色々なところで主人に『こんな私でごめんなさい』という想いが心のどこか
にあるのかもしれません。
障害を持った家族を見て健常者である人がふと感じる感覚の一つに『ごめん
なさい』という感覚があります。
それは、パートナーに対してだったり、親であったり、子どもであったりそ
の対象は様々ですが、少なからずそういう感覚を持たれるケースがあるんで
すね。
その『ごめんなさい』という感覚の多くは『五体満足でごめんなさい』とい
う感覚なんです。
一緒に住んでる家族だからこそ障害を持って苦しんでいる家族と同じ苦しみ
を共有したいという気持ちを持つ事は少なからずあるんですね。

大切だからこそ、愛しているからこそその辛さをも共有し助けたい。
その辛さを自分が味わう事で家族が少しでも楽にになるんだったらそれが幸
せ。

そういう気持ちでいっぱいになってしまうんですね。
しかし、障害を持った家族の辛さを共有できない自分を責めてしまい悪い自
分を作ってしまう事があるんです。
そして、家族に『こんな悪い私だからもう嫌いになってください』というメ
ッセージを出す事があります。
『悪い私』を作る事で大切な家族との距離を作ろうとしてしまうんですね。

それは、家族にとっても自分自身にとってもとても辛くて苦しい事なんです。

のんさんはもしかしたらご主人を助けたい気持ちや辛さを一緒に共有したい
なと感じていらっしゃったのかもしれません。
それくらい、ご主人の事を愛しく感じ大切に想っていらっしゃるその想いが
伝わってきました。

そこでのんさんに提案です。
もし良かったら、この10年間ずっと感じてこられた辛かった事、苦しかっ
た事を私たちカウンセラーにお伝えいただけませんか?

のんさんは、本当に毎日毎日一生懸命頑張ってこられました。
でも、だんだんとその頑張りが空回りしてきてとても苦しかったのかもしれ
ません。

まずは、今まで感じられてきた事を振り返り、そしてこれから先をご主人と
どのように過ごしていくかのプランを一緒に考えてみませんか?

この無料相談のご相談を寄せて頂いたのも何かのご縁です。

もしよかったら、のんさんのお心がふっと軽くなるお手伝いをさせてくださ
いね。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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