自分の本質と繋がるには?

相談者名
ぷりん
こんにちは。
自分の本質と繋がるにはどうしたらいいのでしょうか?
私は過去のことをあまり覚えていません。
両親はどんな人ですかという質問にもうまく答えられません。
以前はあまり気にしていなかったのですが、大人になるにつれいろいろ弊害がでてきたことに気づきました。
これからは自分の人生を生きていきたいです。
カウンセラー
池尾昌紀
ぷりんさん、こんにちは。
池尾昌紀と申します。
ご相談、ありがとうございます。

自分の本質と繋がる、ということは、まずは、自分の本質を知る、ということがスタートになると思います。
けれども、この、自分の本質を知る、ということは、なかなか難しいものですよね。
いろんなことが頭をめぐっても、それが自分の本質なのかどうか、自分自身では見極めができないことのほうが多いです。
そもそも、本質って何?みたいな疑問もわいてくるでしょうから、堂々巡りになってしまったり、糸口がみつからなかったり。
そんなことをしていると、あきらめの境地に至ったりすることもあります。

自分のことは、自分が一番わからない。そう言われます。
ということは、逆に言えば、周りの人はわかっている、とも言えます。

まずは、自分ってどういう人間なの?本質としてどんなものを持っていると思う?という質問を、周りにいる人の中で、一番、聞いてくれそうな人に尋ねてみましょう。
大切なのは、「一番話を聞いてくれる人」というところです。
一番話を聞いてくれる人というのは、あなたのことを一番理解していてくれる人の確率が高いと思いませんか?
自分のことを一番理解してくれている人に、聞いてみることから始められるといいと思います。
そんな人が周りにいない、あるいは、実際に聞いてみても、ピンとくる答えが返ってこない。
そんな時には、カウンセラーを利用してみてください。
きっと、いろんな視点から、あなたの本質に迫まっていくと思います。

難しい、と言いましたが、自分の本質を探る方法は、以外と回りにあったりもします。
例えば、ぷりんさんの、この「ぷりん」というお名前。
このお名前は、どうしてつけられたのでしょうか。
プリンが好きだから?
プリンに何か思い出があるから?
単純な理由かもしれないし、深い理由があるかもしれません。
どうして自分がこうした名前をつけたのか、というところから切り込んでも、自分の本質を知るヒントになることもあります。
もっと言えば、あなたの実際のお名前はいかがでしょうか。
その名前は、どういう由来があって名付けられたのでしょうか。
それをご両親や親戚等周りの人に聞いてみた事があるでしょうか。
過去の記憶や、両親がどんな人なのか、という問いがわからなくても、名前を切り口にヒントが見つかるかもしれません。

ぷりんさんのご相談を伺って、一番感じたのは、自分の本質と繋がることが大切だ、とご自身が気付かれたということが素晴らしいということでした。

以前は気にしていなかったこうしたことを、今、知りたいと思う事。
そして、最後に書いてくださった、自分の人生を生きて生きたいということ。
つまり、それは、今までは自分の人生を生きてこなかったという思いがあるからですよね。

それを、今、感じられているご自身をほめてあげて欲しいと思うのです。

自分の人生を生きていないのに、それに気がつかずにいる人だっているのです。

もしそうなら、その人は、それに気がつかないことで、苦しんでいるいろんなことを抱えているかもしれません。

気がつけるということは、とても大切なことなのです。

なぜなら、気がつかないことには、変えられないからです。
ということは、気がついたということは、変えられる糸口がそこにあるということなんです。

自分の本質を知り、それと繋がるのは、すぐに出来る事ではないかもしれませんが、突き詰めて行けば必ずできるようになると思います。

まずは、ここに気がついたご自身の素晴らしさを感じていただき、そして、それをやれるよう、誰かの力を借りながら、進んでいっていただきたいと思います。

もう、一人でやらなくていいんです。

誰かの助けを借りながら、一緒に進んでいきましょう。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。