相談者名 | ソラ |
わたしは人生どうでも良いと最近感じています。 昔は結婚して子供を産んで、親に孫の顔を見せて、夫婦仲良く年を取って・・という人生が幸せだと思っていました。 でも現在、もうすぐ41歳になるのですが、真逆の人生です。 どんなに自分では良いと思っても、社会はそう判断しません。 私の両親は幼少のときに離婚していますし、小さい時から親からの愛情もなく我慢してばかりのような気がします。 自分が望む人生もよく分からないし、ただ仕事してたまにおいしいものを食べて一人寂しく老後を向かえ孤独死するのが目に見えています。 だから早く死にたいと思います。自分からは出来ませんが、なんでも良いから死にたいです。できれば誰か殺してくれないかとも思います。 心理学では心が強く望んだことは引き寄せるみたいなことを書いてありますが、強く望めば早く死ねるでしょうか。 | |
カウンセラー | 三枝みき |
ソラさん、こんにちは。初めまして。 今回、ソラさんのご相談を担当させていただきます、三枝みきと申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 ソラさんは今、ご自身が思う幸せとは、真逆の人生を送っていらっしゃるのですね。 私にも覚えがあるのですが、「長いこと地道に頑張って来たけれど、なにひとつ思うようにならない」というような感覚は、本当に辛いですよね。 でもそれは、とても悲しいことですし、寂しいことだと私は思います。 何故ってね、ソラさんは本当はまだ何も諦めてはいないからです。 そんなはずはない、と思われるかもしれませんね。 でもね、ごめんなさい、こんなことを言うと嫌な気持ちを感じられるかもしれませんが、ソラさんの書かれている文章の中にははっきりと「怒り」が感じられます。 私が感じるソラさんの怒りは「死にたい」というより、今の人生を「リセット」したい、という意味だと思います。 ただ、ソラさんご自身も書かれていらっしゃるように「自分の望む人生がよくわからない」のであれば、まずはそこからだと思います。 でも、その「ビジョン」を見る、描くということは、今のソラさんにはすこし難しいかも知れません。 病気で高熱を出していたり、大怪我で動けない状態だったり、苦しい状況や体が辛いときなどはにはなかなか他のことへ意識を向けることは難しいですよね。 私たち人間は、寂しさや悲しさ、誰にも理解されない痛みなど、感じたくないような辛い感情がたくさんある時、心に蓋や重しをして、その感情を押さえこんでしまいます。 感じたくない辛い感情が大きければ大きいほど、それを押さえる「怒り」も大きくなる。 ですから私は、だとしたらソラさんのその怒りの下にある辛い感情はどれほど大きなものなのだろう、どれほど今、本当は辛いのだろうかと思ってしまったのです。 でも、もし私が感じたとおりであるなら、ソラさんのその怒りは今までどれほど、ソラさんが必死に頑張って生きて来られたかの証明でもあると私は思います。 でもね、どんなに難しそうに思えても、そこから希望を見つけ、もう一度思い通りの人生を生きたいと望み、それに向かっていくことは出来ないことではありません。 ソラさんは本来、とても情熱的で、人を愛したいパワフルな女性なのだと私は感じています。 自立的に生きて来られた方は、最終的に袋小路にはまり込んでしまい、燃え尽きてしまうような状態になってしまうことがありますが、そこを抜け出すための唯一の手段は「誰かの助けを借りること」なんです。 ですからぜひ、私たちカウンセラーをうまく利用していただきたいと私は思うんです。 そしてもし、そうしてみてもいいなと思われましたら、初回無料の電話カウンセリングもございますので、ぜひ利用してみてくださいね。 以上、長くなりましたが、この回答が少しでもソラさんのお役に立てれば幸いです。 三枝 みき |