何もかも投げ出して消えたい

相談者名
ゆずまま
何もかもいやになりました。生きるのもイヤです。
でも死にたいのではなく、消えたいって感覚です。
特に何かあったわけではないのですが、何も楽しいと思えません。
シングルマザーで2人の小学生の娘がいます。
親の介護も抱えてます(軽度ですが)
仕事も今ひとつやりがいがありません。
自分のことについても、容姿もよくなく、おしゃれもできません。
化粧も最低限はしますが、化粧・おしゃれも自分に合うものはないと思います。
また人と話すのも苦手で、学校で行事があると物凄く苦痛です。
自分のいいところなんて全くわかりません。
こんな感じで生きてて、これから先 何か楽しいことがあるのかな、
と考えるととても虚しくなります。
外では頑張って普通に振る舞っていますが、家の中では溜息ばかりつき暗い顔をしていると思います。同居の親や娘たちにもイライラしてあたったり、
本当自分は最低です。
こんな私を見て育つ娘たちは果たしてまともに育つのかと心配だし申し訳なく、私が親でない方がいいのかもと思ったりもします。
住む家もあり仕事もあり恵まれた環境だし、いい歳してこんな事考えてはいけないとは思うのですが、何もかも投げ出してしまいたいのです。
私のわがままな感情なのでしょうか。
楽しく生きて行くにはどうしたらいいのでしょうか。
カウンセラー
赤松わこ
ゆずままさん初めまして、ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
どうぞよろしくお願いします。

ご相談を読ませて頂いて、まず!ゆずままさんに、
「よくここまで頑張ってこられましたね」と、
声をかけてあげたいな、労わってあげたいなと
思いました。

何もかもイヤになるほど、頑張ってこられたんですよ。
頑張り過ぎて、「この世から消えたい」と思われるほど、
心身共に疲れておられるんだなぁ、そう思いました。

>何もかも投げ出してしまいたいのです。
私のわがままな感情なのでしょうか。

これまで『わがまま』なんて、1度も言われたことはないんじゃ
ないかな?と、私は感じましたどうでしたか?
「子ども達のために」、「両親に迷惑をかけないために」と、
いつもご自分のことは後回しにして、やってこられたのでは
ないですか?

ご自分のために何かするとか、ご自分を楽にしてあげるなんて、
考えられたこともなかったんじゃないかな?と思います。
我慢とも思わないで、ご自分のことを考えないのが当たり前で、
ここまでやって来られたんじゃないですか?

>これから先 何か楽しいことがあるのかな、
と考えるととても虚しくなります。

シングルマザーで、2人のお子さんを育ててこられたこと、
仕事をしながら、親御さんのお世話をされていること、
こんなに頑張って生きてこられたのに、ゆずままさんは、
ご家族みんなに「申し訳ない」と、負い目のような気持ちを
持っておられたんですね。
「こんな娘でごめんなさい」「こんな母親でごめんなさい」と、
ご自分をずっと責めてこられたように感じました。

ゆずままさんご自身がご自分を許せなくて、罪滅ぼしのように
無理をして、頑張ってこられたんじゃないかな?と言う気がします。
それはゆずままさんが、優しい娘でもあり、優しいお母さんでも
あったからなんですよ。ご家族みんなのために、頑張ってこられた
ゆずままさんが、「疲れた」「もう頑張れない」と言われたとしても、
親御さんや娘さんたちが、責めたりはされないと私は思いますよ。

むしろゆずままさんが、無理をして頑張られているのを、心配して
心を痛めておられるかも知れませんよ。
これまで娘さんたちのために、一生懸命頑張ってこられた間に、
ご自分が「何が楽しいのか?」「自分は何がしたいのか?」そんな、
自分を喜ばせるための問いかけを、忘れてしまわれたんですよ。

それ位「自分のことはどうでもいい!」と思っておられたんでしょうね。
それだけ『愛情』の深いお母さんだったんだなぁと思います。
でも私達は誰でも、無理して頑張り続けることは出来ないんですね。
いつか限界が来て、頑張れなくなってしまうんです。

『燃え尽き症候群』と言う言葉があります。
頑張って頑張って、「もうこれ以上1歩も先へいけない」と、
疲れ果てて自分自身の限界を感じてしまった時、私達はうつになったり、
自殺を考えてしまったりもするんです。
今のゆずままさんも、そんな状態なんじゃないかな?と感じました。

【自分のために生きる】のは、決してわがままだとは思いませんよ。
これまでゆずままさんが、どれだけご自分を殺して生きてこられたか?
ここまで追い込まれて、疲れ果てておられるのに、それでも
ゆずままさんは「自分はわがままなのかも知れない」と、ご自分を
厳しい目で見ておられますからね。

これまで1度も、わがままなんて言って来られなかった、
ゆずままさんだから、こうして疲れてしまわれたんですよ。
ご自分に『わがまま』を言うことを、許してあげませんか?
すぐにはやりたいことが見つからなくても、楽しいと思えなくても、
とにかく「私は自分にわがままを言わせてあげていいんだ」と、
思って頂けるようになるだけでも、変わってくると思いますよ。

勇気を出してご相談頂いた、そのことが既にゆずママさんご自身の、
「自分を変えたい!」と言うお気持ちの表れだと思います。
お1人で頑張らずに、どうぞ私達カウンセラーを使って下さい。
ゆずままさんが元気になられて、「毎日楽しい」と言えるようになったら、
娘さん達も、親御さんもきっと喜んで下さると思いますよ。
是非!心から「楽しい」と言える、ゆずままさんになって頂きたいと
思います。

カウンセリングサービスには、初回無料の電話カウンセリングもあります。
ご遠慮なくご利用頂ければと思います。
この回答が、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。