人が怖い

相談者名
マリーン
はじめまして。私はマリーンと言います。36歳になります。
昨年12月に仕事を辞めてから、休業しています。
数ヶ所の職場での対人関係で、かなりのストレスを抱え
自分は我慢に我慢を重ね、こらえていたので壊れてしまいました。
求職活動をしていた今年1月、自分がおかしいと感じ
ついに精神科を受診したのです。
病名は「うつ病」でした。
起き上がれないほど体が鉛のように重い状態は回復しましたが、
対人関係に自身が持てず、怖いのです。
ある職場で、外部の人には良い顔をして、私には愚知ばっかりで
私が抵抗すると嫌がらせをするのです。
その職場には私とその40代の女性しかおらず、なんとか我慢しながら
仕事を続けましたが、突然解雇されました。
理由は「あなたと一緒にやっていく自身がないから」でした。
言葉に出さずに察しろと言わんばかりに目や態度で「それをやりなさい」
みたいな指示の出し方なので、私が全然気づけず、押し付ける時も
沢山あったので、疲れきりました。
また、嫌がらせをされるのではと思うと、仕事するのが怖くなります。
嫌がらせは、どの会社でもありました。
私が、仕事を覚えるのが早いため、面白くないようです。
わざと、知らない事を聞いてきたり、「これ、やって」と渡されたり。
私は、どう行動したら良いのかわかりません。
おとなしくしていると「何か言ったら」と言われ、
言えば言ったで「あなたは、自分がすべて正しいのね」などと
逆切れされたり・・・。
疲れてしまいました・・・・・・。
よいアドバイスをお願い致します。
カウンセラー
池尾昌紀
マリーンさん、こんにちは。
池尾昌紀と申します。
ご相談、ありがとうございました。

マリーンさんは、本当に今までがんばって
こられたのですね。
まずは、そんながんばり屋さんの自分に向かって
「よくがんばってきたね、ありがとう」
と心の中で声をかけてあげてください。
こんなに辛い思いをするほどがんばってきたんですから。

マリーンさんは、とても自分に厳しい方だと思いました。
自分の仕事に対して妥協せず、
どんな辛い要求にも耐えてそれをやりきる。

けれども、それを続けて行く事は、とても辛い事です。

人は、実は、そんなに強い存在ではありません。

仕事をしていく上でも、弱音をはいてもいいのです。
弱音をはかないことは、かえって、自分を縛り、苦しめ
ひいては、周りの人を苦しめる事になります。
耐えに耐えている人を見ていると、
たとえそれに気がついていなくても、無意識のレベルでは
それが伝わってしまい、近くにいることが苦しくなる事が
あるのです。

マリーンさんは、弱音をはくことができなかったのでは
ないでしょうか。
そうすることが、いけないことだ、間違った事だと
思っておられたのではないでしょうか。

もしかしたら、小さいときから、いい子でいるよう言われたり
そう自ら務めてこられたのかもしれません。

だから、自分を押し込めてでも、がんばるという
役割を演じるようになってこられたのかもしれません。

仕事を休業しなければならなかったのは、本当に辛いことだと
思いますが、
もし、それが、役割を演じる事をやめるきっかけを作ってくれた
としたら、どうでしょう。

今、それを脱ぎ捨てる大きなチャンスがきているのかもしれません。
自ら自分に課した「期待」を
それに応えられない自分を責めるのではなく

本当の自分を見つけてあげるときがきたのではないでしょうか。

そのための、とてもよい方法は、
「人とのつながりを感じること」です。

マリーンさんには、ご自身のことを相談できる人がいませんか?
そういう人を思い浮かべて、思い切って、話しをしてみましょう。
人は、人とのつながりの中で、自分を見つけられるのです。

それが困難であれば、カウンセラーをご利用ください。
カウンセリングサービスのカウンセラーは初回は誰でも無料ですし
ボランティアカウンセラーなら何度でも無料でお話できます。

マリーンの幸せのお手伝いをさせていただけたら、これほど嬉しい
ことはありません。

お待ちしております。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。