人が怖い

相談者名
kiri
こんにちは、今現在引きこもっている32歳、女です。
今年1月カウンセリング(神経科の病院の)予約を取ったのですが、行けていません。
カウンセリングを受けることで、安心して気を使わないで、自分を出せる場所を確保したいとの思いからだったのですが、心理テストを受け、予約日が決まったところで力尽きてしまったような。そんな感じです。

いまは人が怖いです。反面、人を求めていることも分かっているのだけれど、ひきこもってしまっています。
一対一で人に向かい合う、ということが怖いです。心理テストだなんだと、3回ほど、臨床心理士の先生とお会いしているのに、穏やかな印象をうけて結構ぺらぺらとしゃべっていたのに。
今は行き詰っています。人が怖い、でもひとりで過ごすのも怖い、誰かに話してこころを開放させたい、人といるときの安心感を覚えたい、等々。。
でも人と接する最初の一歩が踏み出せないんです。。

カウンセラー
ながのひろみ
kiriさん、こんにちは。担当させていただくながのです。
よろしくお願いいたします。

安心して自分を出せる場所を求めて病院のカウンセリングにチャレンジされたこと、
勇気を出しての行動だったと思います。
病院を受診すること、先生に相談すること、心理テストを受けることや
予約が決まっていくこと、ひとつひとつがドキドキの連続だったことでしょう。
よくここまで頑張られましたね。

最初の一歩が踏み出せないと書いていらっしゃいますが、
私には長いこと道のりを歩んできて、まさにゴールにたどり着く最後の一歩を前に
踏みとどまっているように感じました。
登山にたとえると、9合目までは登っている感じでしょうか。

まずはそのことに対して自分をたくさん褒めてあげてくださいね。
ここまで来たのはチャレンジなしには達成できなかったことですし、
成し遂げた自分を“私ってすごいわ!”と誇りに思ってください。

人は本当に自分の欲しかったものがまさに手に入りそうなときに
怖いという感覚が一番強くなるようです。
kiriさんの場合も事がうまく進んで、ずっと願っていたこころの扉をあける機会が
目の前に迫った途端、とても怖くなってしまったのかもしれませんね。
受け入れてくれそうな相手だからこそ親しさへの恐れもあったかもしれません。

でも、kiriさん、大丈夫ですよ!

kiriさんはカウンセリングの予約日を決めるまでの行動はすでにできているのです。
再びふもとから登ったとしても一度登っている道なので、
そこまでは以前よりもずっと楽に登れると思います。

今まで登ってこれた事実を自信に変えて今度は頂上をめざしてみませんか。
いきなり頂上まで登らなくてもいいのです。
途中で振り返ってもいいのです。
少し登ったところで休んでもよいのです。

自分のペースで少しずつ歩いてみませんか。
kiriさんならきっとできます!
何故ならここまで登ってこれたのだから。

前に進むためのお手伝いならいつでもさせてくださいね。
カウンセリングサービスでは電話によるカウンセリングというスタイルも
とっていますので、よろしかったら利用してみてください。

kiriさんのこころに爽やかな風と暖かい日差しを訪れますように応援しています。

今回はご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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