ご相談、ありがとうこざいます。 「表情がかたい」「怖い顔をしている」といわれても、今まで気にならなかったけれども、ふと鏡をみて気づかれたとのこと。 すばらしい気づきですよね!!! だって、本当の性格でもないし、そんな気持ちはないのに、表情だけで「かたい」「怖い」と思い続けられていたとしたら、それは残念なことですものね。 気づいたということは、変化のチャンスが訪れたということではないでしょうか。気づきを生かすためにも、単刀直入に、自然に表情をやわらかくするための一番簡単な方法をお伝えしましょう。 それはReikoさんにとって、大好きなひとのこと、楽しいことをしていることを想像することなんです。 要するにReikoさんが、ムフフ、なことを考えればいいのです。 行ってみたい南の島。 彼のこと。 かわいいペット。 どんなことがreikoさんにとってのムフフでしょうか。 表情を無理にゆるませなくてもOKです。 考えてもみてください。 こういうことを考えている時点で、自分はもうリラックスしていると思いませんか? リラックスしているときには、表情だけでなく、たとえば肩の力が抜けている、ゆったりした雰囲気になっている、といったふうに、全体的にやわらかさを出しているんですね。 Reikoさんもお気づきと思いますが、表情をやわらかくすること自体は、簡単なことなんです。 これだけでいいの? ハイ、これだけでいいんです。 でも、これだと、「意識したときだけ」なのでは、と思うのではないでしょうか。 それでは、意識したときだけではなく、普段から、柔らかい表情になるためにはどうしたらいいのでしょうか。 当たり前かもしれませんが、まずは、やってみることなんですよね。 やると、どうなるか。 「やってみた」→がんばった!! 「できた」→あっぱれ!! 「ムフフ」→楽しい!! だんだん、気分がよくなってくるんですね。 心地よいなあ、といった感じを感じられると、ひとはどうなると思いますか? もっともっと、心地よくなりたい、と感じるのです!!! だんだんですが、ムフフな時間が増えていきます。 そうなると、やわらかい雰囲気が出ている時間が長くなっていくのです。 それを続けていくことで、次第に無意識のときにも雰囲気が柔らかくなっていきます。 無意識にできるようになるプロセスは繰り返し(さらに加速するためにはリズム)です。 例えば、コーヒーを飲むとき、何も考えなくてもカップを口元に持ってきて、自然と飲んでませんか。 無意識にやっていますよね。 では、小さな子供はどうでしょうか。 コップの中身を飲むとき、真剣ですよね。 無意識にできないんです。 なぜ、私たちは無意識にするようになったのか、もう分かりますよね。 繰り返し、やったからです。 繰り返すと、文字通り無意識にやってしまうようになるんです。 歩くことも、トイレに行くことも、はじめは意識してやったはずだけれど、繰り返しすることで、無意識にやってますよね? 考えごとをしていると、鍵かけたかな?、なんて思うこともあるほどです。 さらに、しあわせなことを考えて、その感覚を感じることを続けていると特典があります。 好きなこと、しあわせなことを引き寄せやすくなるのです。 私たちは、こころの中と、外の世界を一致させようとします。 子供のころ、つい悪いことをしてしまったとき、そのことが見つかって叱られたらどうしよう、と思いませんでしたか。 そして、実際にみつかって叱られたら、そのことは怖かったんだけど、どこかでほっとした、そんなそんな経験はないでしょうか。 こころの中と外の世界が一致するので安心するんです。 同様に、いつも好きなことや楽しいことを考えていると、こころの中と外の世界を一致させようとしますから、知らないうちに、好きなことや楽しいことに目が向くようになり、自然と自分の近くに引き寄せるのです。 こうしたことを習慣にしていくためのひとつの方法として、自分の好きな写真やぬいぐるみを目につくところにおいておくというものがあります。 一瞬で理解できるようなビジュアル的なものが効果的なようですが、「笑顔」などの文字でもいいんです。 トイレや冷蔵庫など、自分がいつも目につくところに貼っておくと、意識しやすくなります。 大きな気づきを得たreikoさん。 ご自分を責めることなく、意欲的にチャレンジしようと相談してくださった姿勢はすばらしいと感じられましたよ。 具体的なやり方はアレンジ可能ですので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。 ご相談、ありがとうございました。 |