初めまして、momoさん。 カウンセラーの寺島と申します。 ご相談、ありがとうございます。確かにmomoさんは個性的な天然さんですね~(^^) メールの文面からも、あなたの無邪気で天真爛漫な魅力がいっぱい伝わってきました よ。 > 昔は、人と変わっていたほうがいいような気がして、気にしていなかったのですが > 、ここ1、2年になって新しくできた友達やバイト仲間と言葉のキャッチボールが > できなくて困っています。初めて話がかみあわないことに気づいたのです。周りの > 基準と自分の基準に違いがあるのです。私は友達の言葉を頭の中で理解できるので > すが、自分の言葉が友達にはわからないようです。なので最近は自分からペラペラ > 話さず聞き役に徹して、つねにニコニコして猫をかぶることでうまく生きてます。 > 昔からの友達は、この子はこういう子なんだぁーという感じで私がペラペラしゃべ > ってもアハハと笑ってます。そのおかげで、私はホットしているのですが。そのペ > ラペラは意味がわからないそうです。 お話の感じだと、もともとmomoさんは個性的で人とは違っていたのだけれど、 以前のお友達はそれをあなたの魅力の一つとして受けとめてくれたのに、 新しいお友達たちにはそれがあなたの欠点のようにとられてしまって、 とても悲しい残念な状況のようですね。 だから、新しいお友達と付き合う時のあなたは、 自然な自分を隠して生きる必要ができてしまったのですね。 ということは、昔のお友達はとっても人を受け入れる広い心を持った人で、 新しい友達は自分と習慣や考え方の違う人に対しては、 ちょっと警戒心の強い方、怖がりやさんたちなのでしょう。 怖がりやさんは新しいものや、変わったもの、急な変化が怖いのです。 だから、受け入れてもらうには、焦らず、ゆっくり時間をかけてみてくださいね。 > 私は、今、年齢がまだ未成年なので天然でも大丈夫かなぁーと思っているのですが > 、これから年を重ねてババアになったときに天然じゃヤバイなぁーと思う今日この > ごろです。言葉のキャッチボールはどうしたらうまくできるの > でしょうか? そうですね、若いかわいい女の子がババア!!って言ってるのは、ご愛嬌だけども、 オバハン自身が自分だけはいつまでも若いつもりで、 他の女性をババア呼ばわりしてると、 その人は影で皆の笑いものになってしまうかもしれないですね~(^^) 他の人と同じように自分だってもいつまでも若くはいられないってことに早くに気が つけて、 若さだけじゃない、他の魅力を身につける努力を始められる人は、とても賢い人だと 思いますよ。 さて、言葉のキャッチボールのうまくなる秘訣は、 どれくらい相手の気持ちを理解できるかだと思います。 自分の習慣、考え方の違いと、相手の考え方の違いを読み取り、 そしてまずは最初のうちは相手のやり方にあわせてあげられる余裕がもてる人は、 たくさんの人に愛されるでしょう。 では、その習慣の違いをたとえ話で説明してみましょう。 例えば、あなたがいままでマクドナルドでバイトしていたのですが、 事情があって、マックをやめて、 今度はモスバーガーでバイトすることになったと想像してみてくださいね。 同じハンバーガー、フライドポテト、コーヒーを扱ってはいても、 商品名は全然違いますよね? でも、ずーっとマックで働いてきたあなたは、 ときたま、ついモスで働いているのに、 「マックポテト ワン プリーズ!!」とか、言ってしまうわけです。 フライドポテト=マックポテトという環境でずっといたために、 言葉が身にしみついてしまってるので、 つい無意識に言い間違えてしまってしまうこともあるわけです。 つまり、momoさんと新しい友達と理解が難しい理由も、これと同じなんですね。 momoさんはマックで働いてる、 友達たちはモスで働いている、そんな感じです。 同じ日本人だし、日本語をしゃべってるし、 だから、きっとすべての言葉の意味が正しく伝わってるだろうという思いがちなので すが、 実は一人一人ごとに細かい部分の習慣、考え方の違いがたくさんあるのです。 そして言葉のキャッチボールがうまい人は、 その細かい違いに気がつけて、それを会話の中から察知し、 きちんと相手にそれを説明してあげたり、質問したりして、 お互いの誤解を解きながら会話をすすめていくことができる人なのです。 > また、素敵な心を持ちたいと思い、この講座を読むことによっていろいろなこと > がわかりとても役にたっています。ありがとうございます。そこで、疑問に思った > ことがあります。直したいと思う性格があり、講座を読むことでよくなっていって > るのですが、その性格は子供のころの環境によってできた可能性があるとあったの > ですが類似してなかったのです。 > 例えば、私はプレーガールなところがあります。でも、家族は仲がいいし、愛され > てるし円満な家庭といっても大丈夫なのです。他にも、家族関係がよくなかったか > らできる性格が、私ももっているのです。統計だから、違ってもしょうがないのか > なぁーと思いますがなぜでしょうか?性格がよくなっているから別にどぉでもいい > ような気もするのですが、気になるのです。 これはカウンセラーとしては、 momoさんのお話をもっと詳しく聞いてみたいところですね(^^) なぜなら、 “仲のいい家族” “円満な家庭” といってしまうとあまりにもザックリな印象で、 詳しく聞いてみないとわからないこともあるからなのです。 こういうことは、例えば、 “家族みんなで毎日夕食を食べる習慣でしたか?” “お父さんとお母さんはどんなふうに家のことを決めていましたか?” “お父さんとお母さんはあなたが悪いことした時は、なんと言ってしかるんですか?” “お父さんとお母さんはあなたに異性関係についてどんなしつけをしてましたか?” “お父さんとあなたは友達のようになんでもおしゃべりしたり、相談できる関係です か?” と、細かく細かく聞いてみないとわからないんですね。 例えば一人の人が、 「自分は親から大事にされました」といっても、 その理由は「家は貧しくて両親は共働きで、いつもかぎっ子で一人ぼっちで寂しかっ たけれども、 親は貧しいところから、苦労して学費を工面してくれて、私は大事にされていると思 います」 ということであったり、 「私は親から大事に扱われなかった」といってても、 その理由が、「父は社長で母親も専業主婦でお手伝いさんもいるような生活だったけ ど、 親は兄にはベンツを買ってあげたのに、私にはトヨタの車しか買ってくれなかったの で、 私は大事にしてもらえませんでした」 ということもあるのです。 最後に、確かに心理学的立場から言えば、 個人の人格形成に、育った環境は大きく影響しますが、 かといって、絶対ということもありません。 母子家庭で育ったら、みんな犯罪者になるということはないと一緒です。 そこには個人の持って生まれた資質も関係してきますので、一律ではないのです。 けれども、今の自分の習慣や考えかたが、 どこからきたものであるかということに気づくことは、 現在の自分の考え方をより柔軟に、生きやすいものに変えるのに、とても役立ちま す。 ぜひ興味がおありでしたら、私たちにご相談ください。 いつでもお待ちしています!! ご相談ありがとうごさいました。 |