相談者名 | 春うらら |
初めまして。現在、専門学校3年目の30代の女性です。来年卒業予定です。 クラスメイトの20代の女性と趣味が一緒で1年から仲良くなったのですが、その人は遠くにある故郷の友人に気持ちを大きく傾けている人で、またクラスで気になり話したい人がいれば話に行くタイプなので、私の存在が無いような気持ちに度々なりました。 また、私が困った話には乗ってくれるのですが、私がその人の困った話を聞くからねと言うと大丈夫なのでと拒む言葉を投げかけられ拒絶感を強く感じました。 そういう細かい所が積み重なり距離を取った関係を保とうとしたのですが、私と目を合わさない事も多くあり、私に原因があるのかをメールで聞きました。 その返信が『あなたに原因は無いです。クラスが嫌いで今は目についた人と適当に話しかけているので気にしないで』という内容でした。 そのメールからクラスが嫌いで何故話し掛けれるのか悩みが相談できるのか、疑問ばかりで納得いかず、また嫌いな人に相談出来るのに…私の存在は何なのか軽く見られていた事が悔しくこちらから拒否する態度を取ってしまいました。それから疎遠です。 今となっては、何故そこまで怒ったのか、怒らなくても良かったような気もします。ですが、私の存在価値が無下にされたと感じる時や、矛盾、利己的な態度が見えると我慢出来ません。 | |
カウンセラー | 馬渕瑛子 |
春うららさん、はじめまして。担当させていただくことになりました馬渕瑛子です。よろしくお願いします。 春うららさんは、とても友達思いで、心と心で繋がることのできる、本当に情の深い方なのですね。 春うららさんは、すごく純粋で一途で、そして情熱的な方です。それは素晴らしいことなのですが、一人の人に情熱を傾けすぎると、盲目になってしんどくなってしまうこともあるのかもしれません。 友達関係において、春うららさんが思っているやり方、人間関係での距離の取り方や縮め方と、そのお友達が希望しているやり方や距離感が、違うのだと思います。 どの程度一人の人と深く関わりたいと思っているのか、どの位自分のことを開示したいと思っているのかというのは、人それぞれ違います。そのお友達は、クラスのことをあまりいい風に思っていないのですよね?だとしたら、お友達は、クラスメイトとの親密感に対して、恐れを持っているのだと思います。あまり深く関わることに抵抗があるのかもしれません。だからと言って、本当に独りで誰とも話さずに過ごすこともできないから、適当に色んな人に話しかけて、浅く広い人間関係を作ろうとしているのかもしれません。 『あなたに原因は無いです。クラスが嫌いで今は目についた人と適当に話しかけているので気にしないで』 確実なのは、春うららさんの、友達を思う優しい気持ちは、十分に伝わっているのだということと。春うららさんの気持ちに対して、素直に応えることができない状況なのだということです。 そしてそれは、春うららさんのせいではありません。春うららさんは、そのお友達に対して何も悪いことはしていないですよね。 実際何が原因で、そのお友達がどう感じているのかは、本人にしか分からないです。でも、今の状況を、春うららさんがどう受け取って、どう解釈するかは、春うららさんの心で決めることができます。 春うららさんが、「自分は嫌われるにふさわしい」とか、「私は軽く扱われている」というエゴにコミットメントすると、「私の存在価値が無下にされた」と判断して、分離感を感じ、辛くなってしまいます。お友達とも繋がりは切れてしまいます。 でも、ご自身に対して、根本的に愛されているということを信頼できれば、「本当はお友達も、私と繋がりたいと思っているのだ」という前提で解釈できるかもしれません。そうすれば、心に余裕が出てくると思います。事情があるから今は仕方ないと、冷静に受け取ることができるかもしれませんね。 私の提案ですが、実際に言葉でのコミュニケーションが取れない今の状況に対して、疎遠になるという対応をする代わりに、余裕のないお友達を見守ってあげるという対応をしてみてほしいなと思います。そして、春うららさんがお持ちの、友達思いの優しくて繊細なエネルギーを、ご自身を傷つける方向に使うことなく、お友達をもっと愛してあげる方向に使ってあげてください。 繋がりが切れてしまう感覚をいっぱい感じると、いっぱい傷ついて、心が疲弊してしまいます。そう感じない為に、ご自身が愛されていることを、まずはいっぱい受け取って、信頼してみてください。 春うららさんの幸せを願っています。 |