ご相談、ありがとうございます。 カウンセラーの寺島と申します。友達ってどうしたらできるの?というご質問、シンプルですが、とても大切なことですね。 言われてみると、そういえば、どうやって自分も友達を作ったんだろうと思ってしまいました。 ただ、友達を作る時につくらねば~とか、結婚せねば~と力まず、 もう少し肩の力を抜かれると良いのではないでしょうか。 基本的に友達になるということは、自分以外の人間と愛しあうということなのです。 でも、無理やりに誰かを愛しなさいと強制しても、心は自由にはなりません。 それは、自然に感じることですから。。。。 なので、友達をつくらねばーではなく、 自分以外にいっぱいいる人間に興味を持ってみると良いでしょう。 人間は一人一人、顔だって、考えることだってまったく違う、 その違いをまず楽しんでみてはいかがでしょうか。 それから、私自身が友達を作る時に具体的に心がけていることもご披露しますね。 良かったら、できそうなものなどは、ぜひ試してみてください。 完璧にやる必要はありません。私も心がけてはいますが、完璧にはまったくできてないですので。。。(^^; ・自分から大きな声と笑顔で相手に挨拶する。 ・身だしなみを清潔に保つようにする。 ・新しい友達が欲しくなったら、社会人サークルや、趣味のサークルに入って、 ある程度お金と時間をつぎ込んで、たくさんの人と出会えるところに定期的に通うようにする。 ・自分にイヤなことがあっても、誰かに八つ当たりしないようにする。 ・最初に会ったばかりのころは、基本的には礼儀正しい言葉遣いを心がける。 ・自分から友達になりたいと思った場合は、 最初に自分の電話番号、メールアドレスを教えて、相手にはしつこく聞かない。 ・相手が言葉をくずし始めてから、相手にあわせて言葉づかいを変えていく。 ・電話をかけた時は、まず最初に「今は時間は大丈夫ですか?」と相手のスケジュールを邪魔しないように気遣 う。 ・電話・会話を終わりにする時は、「今日はつきあってくれて、ありがとう!!」とお礼を言うようにする。 ・相手の興味があることを調べて、事前に勉強する。 ・新聞を読んだり、ネットニュースを読んで、一般的な時事的話題も調べておく。 ・直接会うときは、相手の表情と血色、声の調子を観察して、具合が悪くなさそうか、相手の健康面も配慮して あげる。 ・直接会う時は、事前に健康管理して、体力の余力がある状態にしておくようにする。(疲れすぎた状態では会 わないようにする) ・自分から声をかける時は、自分から名前を名乗り、自分のことを話す。 ・30分ほど話したら、次は自分を抑えて、次の30分は相手の話を黙って聞くようにする。 ・(自分が友達を欲しい時は)自分から積極的にメールを出したり、電話をかけたり、食事に誘う。 ・自分から誘う場合は、相手も自分も喜んで楽しめそうな場所・イベントを選ぶようにする。(相手と相談して 決める) ・相手が一対一の付き合いがすごしやすいと思うタイプか、 グループから付き合ったほうがすごしやすいタイプを聞いてあげて、あわせるようにする。 ・1週間~1ヵ月の間を置いて3度誘っても断られたら、それ以上は追わないであきらめる。 ・一口あめ、チョコなど、お菓子(または相手の好きな食べ物)の差し入れをする。 ・相手の良いところを口に出して褒めるように心がける。 ・相手が自分に嬉しいことをしてくれたら、「ありがとう」とお礼を言う。 ・相手の話を聞いている時は、時々あいずちを打ち、否定は極力しない。 ・自分の意見を述べる時も、相手の言い分を「そうだね」「それも大事なことだよね」と肯定してから、述べ る。 ・常に自分がやってもらったら嬉しいことを人にしてあげるようにして、 自分がされたらイヤなことは人にはしないようにする。 自分で、あらためて書き出してみると、いろいろ気を使っているんだなあと再確認しました。 私は、自分自身は人と過ごす時にとても気を使うタイプだと思っているので、 その代わりに、友達の数は少なめにして、実際に人と一緒に過ごす時間も、少なくしています。 量より質を優先するタイプですね。 人とお付き合いしていくということは、 基本的には相手に気を使わなくてならないですし、 特に友人関係は対等な関係なので、何もしないで、何かしてもらえるということはありません。 ですから、たくさん友達を作り、維持しようとするとということは、 それなりに自分の体力・費用・時間をつぎ込む必要があることだと心得ておいたほうがいいでしょう。 また、逆に人にあわせすぎると、振り回されて疲れてしまうということも、もちろん起こります。 ですので、孤独というものも、寂しいというだけでなく、気楽、自由という良い面をありますから、 人とのお付き合いを大事にする一方で、同時に孤独の良さを見直すことも必要かもしれません。 ぜひ、お付き合いと孤独をそれぞれ美味しいところを味わってみてくださいね。 ご相談ありがとうございました。 |