モヤモヤして納得がいかないことがある

相談者名
あずき
こんにちは。

どうも私は自分が嫌だと思っている状況というか人を寄せ付けてしまうような気がします。
例えば電車で割り込みしてくる人、人が改札を通ろうと思ったら割り込みしてくる人、スマホいじりながら前を見ないで歩いている人、電車の中でスマホをいじってるから腕が当たったり、寝ていて寄りかかってくる人、エレベーターに乗った時に開閉ボタンを押さずに我先に乗ったり降りたりする人…私はそうゆうことをしないし、気を使う方だと思っているので、それをされるとかなりイライラします。時にはやられた際に舌打ちしたり表情に嫌だということを出したりします。そうすると、なぜか相手は大抵、逆ギレして睨んできます。
私もそうなると負けるのは嫌なので何か言われたら言い返してしまうし、睨みかえしたりします。でも悲しいです。悲しいのはそうやってしまう自分に対してではなく、どうしてこんな人間どもに嫌な思いをさせられなければならないのか、どうして自分が悪いのに逆ギレするのか理解に苦しむからです。悔しいです。正直、まじめな人がバカを見るので死んでしまえば良いのにと思います。
でも友達とかに聞くとあまり遭遇したことがないようです。私は結構な確率で遭遇している気がします。
なんなんでしょうか。本当にむかつきます。心理学でいう投影ですか?私はそうゆうのよりも自分の運命というか前世で悪いことをしていたのか運が悪いだけなのか…
まともな人とだけ付き合っていきたいと、つくづく思っています。

カウンセラー
三好成子
はじめまして、あずき様。
今回のご相談を担当させていただきます三好成子と申します
よろしくお願いいたします。

あずき様の状況は、他の人にも経験があるかもしれないと思いました。

それは、意識した方向、物が目に入りやすいという状態です。

例えば、私は今年車を買おうと思って青い軽自動車が良いと思った瞬間から
巷には青い軽自動車ばかりの様に見えてきた事がありました。

今までは意識した事もなかったのに、
意識に上った途端、世の中に青い車が増えるんです。

そして、「青い軽自動車が多い」という
自分の中に出来上がった定説に合う様な物の見方、探し方をする様なのです。

あずき様のお話しが青い車と同じにはなりませんが
心の作用としては、こういうことがありますよ、
という事を知っておいて頂くと
嫌な人探しをしてはいないかな?
という見方ができる様になると思います。

そうすると、
嫌な人もいるけれど、良い人もいるよね?
という様に、《嫌な人以外》という、
あずき様の中に新しいカテゴリーが出来るのですね。

さっきの私の青い車探しのお話しでいいますと、
青い車が走っていることは確認しながらも、
意識を『赤い車はどうだろう?』
という見方に、あえて持っていくのです。

車の販売台数は、白と黒が多いと聞きます。
なので、青や赤はたまに見る色のはずなんです。

あずき様のお話しで言いますと
態度の悪いひと、迷惑きわまりない人もいるけれど、
それ以外の人の方が確率的には多いはずなんですね。

それ以外のと言うのは、良くも悪くもない人の事ですが
その中に数パーセントの特別な感情を持たせる人がいて、

今は、あずき様にとっては困った人意識が向いていて
困った人が多い様に感じているとしたら

あえて、良い人探しをしてみるというのもオススメです。
これは、まるでゲームのように意識して探さないと出来ませんが、
やっているとどんどん慣れてくるものなのですよ。

さて、
このようにあずき様が常にイライラさせられて、
時には睨み返したり、
言い返したりするほどの不快な状況に置かれてしまうのかという事を考えていきま
しょう。

人は「やっぱりね」
と思うような心の状況に現実を合わせようとすると言われているんです。
ここからの考え方をしていくと、
あずき様の中で、自分自身が大切に扱われていないと思った経験や
自由な発想、楽しい事を押さえつけられて辛かった過去はありませんでしょうか?

本来のあずき様は、天真爛漫で自由な心の持ち主さんのように感じるのです。

そこをグッと我慢=抑圧していると、極端な現象として
目に前で見せつけられたりしますからね。

あと考えられる事としましては、
割り込みという行動などは、
私の存在を無視、もしくは軽く扱うという象徴にように感じました。

そのような事が起きる度に今起きている現象と合わせて、
過去の何かしらの痛みが上がってきているのかな?
と思ったのです。

ちっと舌打ちしたり、睨み返すと逆ギレされるのは
相手側の罪悪感(自分が悪いという感情)を刺激したのだと思います。
逆ギレする人ほど、実は自分が良くない事をしていると知っていると思います。
私はいつもそういう目で見ています。

なので、逆ギレはあずき様に対してというよりは、
自分の悪さが見つかったという相手側の焦りだと思えるようになると良いですね。
ちょっとは楽になりますね。

逆ギレも、素行の悪い人がいっぱい集まってくるように感じてしまうのも、
人の事を放置しておけないあずき様の愛の部分かなぁ?と思います。

このままではロクな世界にはならないとか、
自分以外に傷つけられるひとがいるかも知れないというような
改善しようという気持ちが大きい方のように感じました。

愛を大切にする人であると、周りの人の愛の無い行動が嫌で嫌で
辛くて仕方がなくなるのだと思います。

なので、その辛さを軽減させるためにも
「青い車も走っているけれど、赤い車もあるよね。」
という感覚になれることが良いのかな?と思います。

間違っている人を見るとどうしようもなくいらだつとか
どうしてこんなにマナーを守らない人ばかり目につくのだろうとか
いろんな方向からの見方があると思うのです。

決して、運が悪いとか前世とかではなく
そういう人が気になるにはそれ相応の理由があると思うのです。

あずき様の幼少のころであったり
過去のエピソードを伺いながら
そういう人たちが気にならない意識にシフトしていけたらいいな
と思いました。
初回無料の電話カウンセリングや
ボランティアカウンセリングもございます。
よろしければお使いくださいね。

今回のご相談、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

「近ずぎてウザい・遠すぎてさみしい」 自身の経験から、人との心の距離感や対人関係の悩みには親子の距離感が大きく関係している事に着目。【母子癒着】といわれるくっつきすぎた心を見ていくことで、人との距離感を整えていくカウンセリングを得意とする。 誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれると好評。